きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

中学生のもてなし方は?

2005-01-31 | 日記

kekeさんの友達が遊びに来る事になって、重い腰をあげて掃除をする。掃除機を掛けていると、電話が・・。取ろうとしたら留守電に切り替わってしまって、相手は何も言わずに切った。見知らぬ携帯番号だ。こんな休日の昼間に?誰だろう?
まさか、元旦那の新しい携帯か何かじゃ・・・養育費がまた今月も払えないとか何とか言う話では。あぁ、即刻電話に出て、いつなら払えるか訊くんだった。番号を控えておかねば。とメモメモ。

またしばらくすると、同じ携帯番号から掛ってくる。さっき留守電に切り替わったばかりなのに、こんなに短時間で相手が電話に出るとでも思っているのだろうか、だとしたら、相手は相当気が短い。これは元旦那ではない。
「もしもし」
「keke君居ますか?」
低い男の声なのでドキッとしたが、kekeさんの友達だったのだ。最近最初の一瞬の声だと、大人だか子供だか判らなくて、ドキッとしてしまう。

実は子供達が我が家に来るのは、滅多に無い事だった。
我が家は、親が留守の時は友達を連れてきてはならない事が今まで暗黙の了解だったのだ。

そして、kekeさんの友達が何人か遊びに来た。
ほとんどは小学生の頃から知っているお友達。でも、みんな大人びて早くもニキビのある子も居る。
低い声で「お邪魔します」「お邪魔します」と皆一言ぼそっと言いながら家に上る。

カードゲームをみんなでやる。小学校の頃に比べると落ち着いたテンションだ。
しかし、このぎこちなさは何だろう?
自分の存在が一人空気を重くしているのを感じる。この変な存在感は何だろう?こう言う時によそのお宅では、お母様はどんな風に佇んでいるのだろう?どんな風に子供に話し掛けるのだろう?
「コーラでも飲む?」
一瞬、ゲームの声がしんとなる。(←ような気がする)
出そうとしたがカードが散らかっててカップを置く場所が無い。
「置く場所無いから後で飲むよ」とkekeさんに言われる。

小学校の時は子供の方から「のどが渇いた~」「おばさん、ジュース」とか言ってきたものだが。そして私も寝たければ、一緒のこたつでゴロゴロ寝っ転がていたりしたものだ(くつろぎ過ぎ?)。何年か見ないうちに、子供達がすっかり大人びて、どうやって接していいか全く判らない~><

仕方なく、PCの前に一人こもる。←寒い。。

やがて、6時ごろ一人の友達が帰る。
「お邪魔しました」とぼそっと言って帰る。
そう言えば、中学生は何時頃友達の家から帰るものなのだろうか。小学生の頃は5時には「もう5時になったよ」と声掛けたものだが。。もう少しそっとしておくべきか、それとも声を掛けてみようか。
「あの~みんなはだいたい何時頃までいいのかな?^^;」

また一瞬、ゲームの途中にしんと気まずい空気が流れる。(いや、帰れと言っている訳ではないのだよ・・)
一人の子が「6時半に帰ります。」と言う。
すると、また「6時半に帰ります」「6時半に」とぼそっと返事が返って来る。

こう言う時に夕飯の支度を始めて、プンプン匂わせていいものだろうか。あたかも「もう帰りなさい」と言っているように受けとられるのでは・・・。(ちなみに小学生の頃は平気で夕飯の支度をプンプンしていたのだが)
あぁ、だんだん考えるだけで疲れてきた。よそのお宅では中学生をどのようにもてなしているのだろう。今、気が付いたけれど、kekeさんが遊びに行った先のお宅もこのように親御さんは気遣いしているのだろうか・・・。私が神経質になっている観点が少し普通からずれているのだろうか。

やがて、6時半になった。
一人の友達が家に電話して、「これから帰るね、・・・kekeのうち。」と言った。
そして、彼らは口々に「お邪魔しました」「お邪魔しました」と帰って行った。

それからしばらく、kekeさん相手に敬語を使ってしまった。。ふぅ。

家事で嫌いな順

2005-01-30 | ぶきっちょさんの家事一般

かつて私が嫌いな家事は、1掃除、2料理、3洗濯(洗濯はこの中では一番マシ)の順だった。
その順位が、最近ビミョウに変化しつつある。

今は、1料理で、掃除と洗濯が同率2位と言う所だろうか。
洗濯がなぜ順位が上がったかと言うと、kekeさんの毎日のユニフォームの汚れを落とすのが大変なのと、洗濯物を干す時間が夜か朝暗いうちなので、天気の下で干す時の爽快感をめったに味わえなくなったためである。

年を取って掃除が今、好きになりつつある。
と言うのも、掃除はきれいになった後の達成感があるのだ。あと私の『美意識』に対するハードルがかなり低い(要は汚くても平気)なため、ちょっと掃除をするだけで自己満足できるのである。
(例:掃除機を掛け損なって髪の毛が少々落ちていても、散らかっている物が片付いただけできれいに見える)

それに比べると料理は、やるほど汚れた皿が増え、レンジや換気扇が油で汚れると言うように、やればやるほど他の仕事が増えて行く。一日3食作ると休む暇もない。掃除は手抜きができるし、一日二日やらなくても判らないが、料理はやらないと「今日はサボってしまった」のが誰の目にも明らか、自責の念に囚われやすい。
そして、これが決定的な理由だと思うのだが、kekeさんは私の手料理よりコンビニ弁当の方が好きらしい。。。

休日の今日こそまとめ料理をしなければ、と思い、昨日安い鶏もも肉と豚ひき肉を買ったのに、午後5時なのにまだ何もしていない。(しかもこうしてブログは書いているくせに)

今まで料理の本を読むのが好きな事で自分をごまかして生きてきたけれど、どうやら私の好きな事は料理の本を読むことであって、料理を作る事じゃないようだ。自覚してしまうと、ちょっとショック。

中学生の小遣い

2005-01-29 | 母子家庭だから思うこと
昨日は営業Aさんから鋭い指摘を受けてしまった。

「え?!子供の小遣い3000円の中から携帯の通話料も出させてるの?!それじゃsakeさん、小遣いなくなってそのうちカツアゲとかやり出すぜ。」
「あ、でも、携帯の基本料は別に出してますから。それに仕事で居ない日はお昼代で600円くらい置いてくと、kekeはおにぎりやポテトで我慢してそこからお金を浮かせて自分の小遣いにしてるんですよ~(^^ゞ」
「イタチゴッコだよ!!お金が無いからそうするしかないんだよ!ちゃんと携帯代も親が決めて出さないとダメだよ、sakeさん!」

うーむ。そう言われてみるとそうかもしれない。
よそのご家庭では中学生の小遣いや携帯代はどうしているのかなぁ。。
『そのうちお年玉・小遣いが無くなったら携帯は止めさせる』つもりだったけれど、あの子の生活から携帯はもはや切り離せなくなってしまった。
考えてみると、週に1度友達とマックで食事するだけでも500円くらいは掛るか。それだけで1ヶ月で2000円かぁ。

小遣い値上げした方がいいかな。
じいちゃんもお年玉すっかり忘れてるし。(←重要な資金源)
携帯代と小遣い合わせて5000円(現在)→7000円くらいにアップするべきだろうか。。(ーー;)

今日はさすがに朝寒くて寒くて、とうとうエアコンをつけました。(でも、20分くらいで消す。その後は暖房の余韻の温度をしばらく楽しむ)台所に立つと寒いからこの時期の家事はかなり手抜きです。PCは防寒着を着込んで打つのですが(それでも寒いのでだんだん自宅のPCからは遠ざかりつつあるようです)台所仕事はさすがに防寒着を来ながらはできなくて(油が散ったりお湯がはねる)寒さこらえて弁当だけ作ります。
布団に入って寝るほど楽はなかりけり。

光熱費ケチっても、ビールは飲んでしまう。
週に2日休肝日を作ると、年間約1万2000円節約できるのだ。健康とストレス解消を天秤にかけると悩む所だ。

退職金1億円なんて、同じ国の話だとは思えなかったな。。。計算したら年に200万遣うと考えて50年暮らせる。中学生の小遣いからだんだん話がセコくなってしまった。

延々と続く会話

2005-01-28 | 父の記録と母の思い出
父がちょっと前から足が痛いと言っていたのは知っていた。でも、あれほど病院にマメに行く父が病院に行かないのだから、それほど大した事ではないのだろう、と私も妹も思っていた。

そしたら、足が化膿して腫れ上がってしまったらしい。(妹の話によると、それまでなっても前の晩カラオケスナックには夜こっそり通ってそう)父はそれでも病院を拒んだのだが、とうとう妹が無理矢理連れて行った。(そのやり取りもかなり大変だったそう)しばらく通院して点滴をする必要があるそうだ。

妹のメールには「次の診察日はPTAや子供の送り迎えが重なってしまうから、代わりに通院に付き添ってもらえないかな」と言う内容が書いてあった。
とは言ってもなぁ。。。
来週はkekeさんのスキー教室の保護者会があって、そこで久しぶりに有休を取るつもりだったのだ。そんなに年中有休を取れる雰囲気の会社じゃないし、父の診療日を変えるとか、私の出勤前に姪の送り迎えだけでも手伝えないか?と相談しようと思った。

妹にとりあえず「その日には休めない」事を言うと、妹はため息をついて「こっちがどうにかするしかないんだね、もういいよ。」と言った。
「学校は休む事ができないんだ・・?」と言うと、「休めないから言ってるんだよ、それならいいよ。」ともう用事は無いという感じで行ってしまった。
(何だよそれ、こっちの仕事より学校なの?)と言う文字がぐるぐる浮かんだが、父の世話を押し付けている手前、何も言えずにそのまま立ちすくんだのだった。

父の居る居間に上がると、「浮かない顔してどうした?」と父が言った。(じいちゃんの付き添いが原因で姉妹で喧嘩したんだよ)とも言えず「別に。」と言った。
父は暢気にも「今度kekeと3人で飯でも食おう」と言った。
「ダメだよ、足が治らないと。」
「もう歩けるよ、3人で食べに今度行こう。」
「うん、足が治ったら食べに行こうね。」
「足は大丈夫だよ、いつが都合いいか?」
「行くけど、とりあえず足が治ってからだよ。」
「もう歩けるから平気だよ。」

どうやら、私が「うん、食べに行こう」と言うまでこの会話は延々と続くようだった。私は最後に根負けして「うん、そのうち行くよ。」と言って、「それじゃ、もう今日は帰るよ。」と言った。

最近妹が「人の話は全然聞きやしない」と言っていたのは、これだったのか。こんな会話で病院に行く行かないもさんざ揉めたのだ。父の会話とはもはや、父が自分の意思を一方的に伝達するだけになっていたのだ。
こんな会話を朝から晩まで繰り返していたら、妹も疲れてしまう。。。

ついこの前まではこんなではなかったのに。。。
まだ始まったばかりなのに、これからどうなるのだろう。

枯れていく請求書

2005-01-26 | その前の会社
お客様へ請求書を作る。しばらくすると代金が振り込まれる。

これがつつがなくスムーズに行けばいいのだが、たまにいつまでも振り込まれない請求書がある。(だいたい少額で忘れ去られてしまうようなものが多い)もうそろそろ時期だろうと思うと、担当に「あそこの××の入金、まだなんですよ。」と一声掛ける。
「実はそれは他の工事の関係で値切られちゃって入らないんだ。」とか、「それじゃ今度お客さんに訊いてみるよ」とか、そんな会話でその時は終わる。

今月も正月明け騒ぎが落ち着いた所で、チェックすると、そのまま入ってない代金がある。もう何回か催促して、「お客さんに聞いてみるよ」とかその場その場で言われながら、もう何ヶ月も経ってしまっている。
ここまで来ると、担当も真剣に回収するつもりもないし、相手も払う気が無い。単純に仕事をして貰えるべきものが貰えないのなら、担当ももっと強気に交渉するのだ。何か弱み(値切られてしまうような原因)があったり、仕事をさせて代金を払わない事で利益を確保しているようなズルイ相手先(言い方悪いけど解りやすく説明するとこう)だと、担当者レベルではもはや無理なのだ。

担当者ははっきりとは言ってこないけれど、「もうしょうがねえだろ」と言うオーラがでていて、こちらも非常に苦しい所だ。。。。はっきりしない状態で請求書はこうして枯れていく。

小さなお金をしつこく追いかけて要求し続ける事は「小心で見苦しい」と言うイメージがつきまとう。しかし、それで断念するとそのお金は二度と巡って来る事はない。「あんなちっぽけな金だもの、まぁいいか。」と見逃していく。自分を許していく。そしてだんだんと、「小さなお金にこだわるなんて格好悪いし」が当然になっていく。
これも敵の作戦の一つではないか、と考える事がある。うちの会社は支払いが大変な会社だ。50人に払わねばならない所が、金が無くて40人までしか払えない。こんな時にうちは必ず
許してくれそうな人から頼むのである。
「今回、もうちょっと支払いを延ばしてほしいんだ。頼むよ!」

一つの小さなお金を追いかけるのを止める事は、他のお金からも逃げられやすくなる(相手を甘くさせる)土壌を生んでいるのだ。(ちょっとオーバーかな?)
こう考えてしまうのは、経理と言う仕事に携わってしまった職業病かもしれない。

また月末がやってくる。
養育費、ちゃんと入れてもらえるのかな?

親で非ず

2005-01-25 | 母子家庭だから思うこと
今日の朝のテレ朝のニュースでほんの数分だけど、杉田かおるさんのお父さんと言う方のインタビューを見た。

「1億の借金は本人が作ったもので、自分とは無関係」「そんな(でっち上げ)をしないと芸能界で生き残れないのかな~と思った」と言う話の内容で、それをまたTVが面白おかしく伝えている。

その↑事実はともあれ、芸能レポーターははっきり『女を作って家族を見捨てた父親』と言っている。そのような人が今更わざわざ自分の借金ではありませんなんて水差さなくてもいいのに、と思っちゃった。私が杉田かおるの親だったら、自分のネタでここまで売れた事を(しかも40と言う年で何もかもかかって来い状態でこの2~3年売れてきたのに)誇りに思うし良かったと思うし、じゃんじゃんやってくれ、って笑い飛ばす。自分の世間体よりも娘が幸せになる方が価値があるもの。

「結婚の報告も無い」って、親じゃないんだもの。(もっとも、かおるさんのお父さんが息巻いてそう言っているのではなく、レポーターの質問に素直に答えた言葉なのだが)親って言うのは子供の成長を最後まで見届けるのが親だと思ってる。私から見ると、逃げて居ない父親に結婚報告する方が不自然だ。うちの子もたぶん、昔の父親にわざわざ結婚報告なんてしないと思う。

私がギクッと来た最大の言葉は(レポーターの「結婚相手の御曹司に伝えたい言葉は?」みたいな質問に対して
不肖な娘ですが、宜しくお願いします」みたいな言葉。

不肖な娘って言葉を使う権利が、この人にあるのだろうか。。。
自分の子供を『不肖な』と謙遜する事ができるのは、その子供の親だと思うのだ。家庭から逃げた父親がそのような言葉を遣うなんて、失礼極まりないと言うか、だったら、不肖な娘にならないようにどうにかするのが父親の役目ではなかったのか?と突っ込みたくなってしまった。

穏やかそうないい人そうなお父様を捕まえて、ここまで書いてしまった事に罪悪感もなくもないが、やはり女を作って離婚しますはルール違反なのだよ。誰に怒っているのか、と言うと、そのルール違反をなぁなぁにしてハッキリ言わないでおぼろげに何気にほのめかせるだけのマスコミに対してなのだ。

親子の確執なんて面白がっているけど、親子関係ではないのではなかろうか。
私は、kekeさんの父親はもう死んだものだと思っている。(養育費はまだ残っているが、それはただの金銭的な債権に過ぎない。)
そんなものですよ、たぶん。

家族がいる時

2005-01-24 | 母子家庭だから思うこと
昨日は曇っていて、すごく寒くて、kekeさんは遊びに行ってしまうし、一人でずっとぼんやり家に居ました。

この季節は日差しが眩しいから、余計に曇るとテンションが下がってしまう。
体を動かすのが、妙に重い日。
MDウォークマンも買ったけれど、説明書すら読む気になれない使えないまま。
(気が付いたけれど、私は使ってみて初めて説明書を読む気になるみたいだ。何事においてもまず体で当ってみてから物事を理解しようと言う気になるらしい。この性格が災いした事も何度もあったけれど、どうやらこれは性癖だから直りそうに無い。)

正月明けのダイニングテーブルを買おうと決めた気持もどこへやら、また洗濯物の山、シンクの食器の山、晴れた日だったら、一気に片付けられたのに。

kekeさんが夕方帰ってきて、やっと「夕飯何か買ってこよう~」と初めて重い腰が上がり、初めて玄関を開けて雪が降っているのに気が付きましたよ。
絶対1人だったら、もう外に出なかった。
鰹節ごはん(ご飯に鰹節を掛けてめんつゆみたいなものを垂らすネコマンマと呼ぶ人も居るご飯)でも構わなかった。

一度出てしまうと欲が張って、3割引きor半額のものをめざとく探してしまう。。そして結局、スーパーの袋にいっぱい詰め込んで帰ってくるのでした。

家族が居るから、買い物に出たんだな。
・・・家族が居るから。

別々の部屋で別々の事をしていても、家族。
一緒に同じご飯を食べる家族。
私とkekeさんは家族。

4年前に私に、あるシングルのお母さんが言った言葉。
「私もアナタみたいに必死だった頃があったな。わざと汚い格好してたよ。きっと今にアナタもわかる日が来ると思うよ。」
わざと汚い格好と言う単語があれからずっと心に残ってた。
わざと汚い格好をして、子供を自分で守らねばならない時代があったのだ。
わざと汚い格好をする必要もあったのだ。

部屋にベッドを置いて、(今の所は)TVも入れて、私とkekeさんは一緒に過す時間がめっきり減った。私は自分の時間がちょっぴりできた。本を読んだり、気力があれば皿も時々洗った。今は寝る時間がずれた。

でも、私とkekeさんは家族。
今はまだ家族。

雪が舞ってる。そんな日でも買い物に出れること。
そんな日のこと、きっと思い出す日が来るだろう。
ちょっぴり幸せな今日の日のことを。

あのお母さんの一人息子は、3年前に家を出てアパート暮らしを始めたと聞いた。
今、どうしているのかな。

恋する女はきれいかも

2005-01-22 | 母子家庭だから思うこと
朝の出勤で。
偶然、kekeさんの上級生のお母さんとすれ違う。しかし、腕を組み寄り添っている相手が旦那ではない。
思わず、振り向く私。

家庭がおかしいんじゃないか、って実は前から思ってたんだ。ハッキリ上手く言えなかったけれど。

私が知っている時は毎週のようにご夫婦で子供の野球を応援しているようなご夫婦だったのだ。数年前くらいからたまにお母さんに会う事はあったけれど、家族で居る所は見なかったし、いや、それだけじゃない、なんだかお母さんが頼りなげに彷徨っている感じだったのだ。お仕事もフルタイムで始めたような気もして。

もしかしたら、何かあったのかな、って。
家族で行動しなくても、どっしり信頼関係のある奥さんって何となく違う。

どう考えても、兄弟じゃ腕からませて歩かないよね。
でも、家のこんな近くで・・・。人だって目に止まる訳だし。
旦那さん、ずっと家に帰ってこないのかな、と言う事でその日は終わった。

そしたら、また次の日、今度はたまたま別の道を通って出勤したら、今度はそのお母さんがバス停でずっとバスが来るのを待っていた。目も合わなかったのでそのまま通り過ぎたら、その一瞬後でバスが止まって、相手の男性が降りてきた。
そして、そのお母さんはまた仲良さそうに腕を組んで出勤(たぶん)していったようです。
またもや、振り向く私。

でもね、あのお母さんの姿見た時、何となく『プチ幸せになったんだな』、良かったな、って思っちゃったんだ、不倫は大嫌いなんだけどね。
それまでずっと哀しそうなオーラ、感じてたから。
旦那が家に帰らなくて(って勝手な想像だけど)、子供が社会人や高校生で家に寝に帰ってくるだけじゃ、ずっとそんなんじゃ、しんどいもんね。

きっと、たぶん旦那が先だと思うんだ。私は。
あの子供の野球、応援している姿から、ただ魔が刺しましたってだけじゃ、そうはならないと思いたいんだ。
でも、相手が独身なら、だよね。外でオイシイだけの事だったら、後で傷つくのは自分だから。

女の不倫に割と甘いのは、自分のした事がそのまま後で自分に跳ね返るんじゃないか、って思っているから。ふざけただけの女房だったら、いつまでも養ってられないだろし。

でも、通勤時間が合ってるなんて、これから年中すれ違うのかな?
目も合わないし、どういう顔して、これからすれ違えばいいのだろう??
困った~
それとも、今はもうお互い独身なのかな?

不吉な星回り

2005-01-21 | その前の会社
社長と電話で話しているnanuさんが受話器を置いた。

「また、社長がやっちゃったよ~」
「また、社長やっちゃったのか~」と営業Aさんが言った。
「社長が?また事故でもやっちゃったんですか~(^^ゞ」と私が言うと
「↑ビンゴ!!」とnanuさん。

ひぇ~~!\◎◎/本当に事故ったんですか~
「ここんとこ、社長の事故多いですね。」
「注意力散漫なんじゃないの~」
「いつも俺達に『お前等がボケ面こいてるから』なんて言ってるだろ?自分で言ってたぜ『ボケ面こいてカマ掘っちまった』って。」
と言って私達が笑えたのは、双方ケガが無いような事故だったからである。(当時はそう思っていたが、後日先方は病院で治療を受けていた事が保険会社の通知で判る)

やがて午後、私1人の事務所に社長が戻ってきた。
ボソッと言った。
「sakeクン、カマ掘っちまったよ。」
「でも、オケガが無くて良かったですよ。^^;そう言えば先ほど保険会社から電話が来てましたが。」←と取繕ったようなお世辞を言う私。
「あぁ、携帯にかかってきたから、話はした。」
と言っている所に、上司BRさんが登場。

「BR。オレ、さっきカマ掘っちまったよ。」
「私なんて、さっきカマ掘られましたよ、オバサンに。」
「え~~~!\◎◎/BRさんも車で事故したんですか~!」
       ↑
 ほんとうにこんなポーズをしてしまう私。

「勝手に自分で寄せてきてぶつかってきて、警察には言うなとか何とか・・」とブツブツBRさんは言い始めたのだった。
「でも、うちの自動車保険対応じゃなくて、あちらの保険で直してもらえますから。^^;」←とまたもやお世辞を言うが、よく考えると社長に対して痛烈なイヤミになっていた事に気づく。

しかし、同じ日のほぼ同時に二人が事故るなんて。
何だか不吉だ。

なぜかと言うと、私と社長は誕生日が同じでBRさんは1日違いなのだ。生まれ年が違うとは言え、星占いによると出生時の太陽の位置がほぼ同じ。そんな二人が同時に偶然とは言え、交通事故を起すだなんて。。・・・でも、それを言い出したら、世の中の1/365の人間は同時に事故を起す事になってしまうか。。

ブログに書きそびれてしまったが、そう言えば新年早々ハチミリビデオが壊れ(旅行に行く直前に判った・・ガックリ(T_T))、今週の月曜にはMDウォークマンが全く充電できなくなった。一昨日はkekeさんの部屋の蛍光灯が一本切れてしまい、昨日取り付けるのに(こう言うのが苦手な私)接続が悪くて30分以上も時間を要し、無理矢理に入れてしまって、今度は蛍光灯の横のでっぱりを折ってダメにしてしまった。。
不吉な星回りかも・・と一回思うと、あれもこれも該当するように思えてしまう・・。ブルブルもっといい事を考えるようにしよう~><

そう言えばラッキーだったのは、体重が今月で2㎏減った事である。新年早々の消化系がらみの寝込み(1/5のブログ)のせいであろうか。
もう養育費も入ったことだし、この週末でこの空気をどうにか打破しよう~!(リバウンドしませんように)

借りっ放しのダンボール二つ

2005-01-20 | その前の会社
昨日の昼休みのこと、ある人が現れた。
「これ、借りっ放しだったので返しにきたんですよ。」と小さなダンボール二つ持って来た。
呆然とダンボールを受けとる私。

「ずっとこれが気になってましてね・・それでは、皆さんによろしくお伝えください。」と言う声で、ハッ!と気が付き、「ちょっと待ってください!」と食事をしている営業Aさんを呼びに行った。
「Aさん、ちょっとちょっとこっちに・・」

その人とは、ある日突然居なくなってしまったと或る会社の社長さんであった。資金繰りが苦しい事は薄々感じていた。ある日突然消えてしまったと言う噂を聞いた。事務所の机も何もかもそのままだったと聞いた。その数ヶ月前はうちの会社と取引をしていた。仕事は終わっていたし金も払い終えていた。ギョッとはしたが、それ以上深く考える事はなかった。

Aさんも言葉を選んで「今はどうしているんですか?」とさりげなく尋ねた。
「田舎でほそぼそとやってます。海が近くてね、いい所です。」
「こちらにも時々は来るんですか?」
「えぇ、月に一度くらい通院がありまして・・その度にいつも寄ろうと思っていたんですよ。」

    ******************************

私と営業Aさんはその後で話した。
「あれって、1年くらい前だったっけ・・?」
「いや、もっとずっと前じゃなかったっけ?」
「・・今、静かに暮らしているんだね。」
「何もかも片付いて、落ち着いたんだろうな・・・。」

でも、なぜこんな小さなダンボールを、今、なのだろう。
返すだけだったら、宅配でも何でも。
それに返すような種類のものでもなかったのだ。
ずっと引越しの間もこの小さなダンボールは一緒について回っていて、この町を思い出させていたのだろうか。

何もかも終わった後の静かな海。
春夏秋冬のいずれでもない、ずっと動かない海。
二度と波立つ事がない海をぼんやり眺めて・・・。
いつか私にもそんな日が来るのかな。

樹木キリンさんが乳ガンと判って「もう親も死んでしまったし、娘も嫁いでいった、このまま死んでもいいかなと思って、3ヶ月放っておいた」と言う話。「親が居なかったら」「子供が新しい家庭を築いたら」私ももうこの世に留まっている理由は無いんだな~と心のどこかで思ってる。
その時、たぶん見える。
ずっと動かない海が。

樹木キリンさんは、何故急に手術する気になったのかしら。ワイドショーも途中までしか観れなかった。

※養育費は入りました。皆さんの励ましありがとうございました。