私が今入っている共済は、120日まで入院費用が出るものである。
(病気の場合)
すなわち最悪入院が長引くと、
5,000円/日×120日=60万円が私の手元に戻ってくる計算になる。
その一方で私がは年に24,000円程度保険金を払っている。
(実際には還付金があるので、実際の支払い額はもっと低い)
単純計算だと60万になるまでに25年掛かる。
何が言いたいか、と言うと、
例えば、私が払い始めて20年後に大病をしたとしよう。
すると共済側では、私から48万しか受け取っていないのに、60万を支払わなければならない事になる。
つまり赤字である。
それは他の人の保険料から賄う仕組みになっているのだが、ここで、みんながみんな20年後ぐらいに大病するとしよう。すると明らかに共済側は破綻する。
まさか、そんな金額設定には最初からしないだろう。(と思われる)
みんながみんな、加入して25年後までに大病して120日入院したとしよう。そうすれば払いと受け取りはトントンになるが、それでも共済側は破綻する。人件費や運営費が賄えないからである。
もちろん共済に入るのは20歳で契約の人もあろうし、50歳から掛け金を払う人もいるだろう。
ここでムリヤリな平均値として、契約を30歳と仮定する。
そう考えると、平均的な人は60歳、或いは65歳ぐらいまでは、120日の入院で充分賄えるのではないか?と言ううすらぼんやりだが、仮定が成り立つ。
(それより早くみんながみんな保険金を受け取っていたら、共済が成り立たないのである。)
そして、ふと父を思い出してみると、糖尿で何度か入院もしたが、70歳までを考えても120日は使い果たしていない。元夫の父も50代でがんで亡くなったが、やはり入院120日はとても使い果たしていない。
今度は65歳になったらどうだろう。
今度は高額療養費の上限が下がる。
65歳ではまだだが、70歳をすぎると通院の自己負担は12,000円程度が上限となる。入院を含んでも44,000円以上は自治体で負担してくれる。それなら医療保険を頼らなくてもどうにか払えるだろう。しかも生保なら、医療費は免除されるんじゃなかったっけ?
そうやって考えていくと、平均より健康であり続ける自信があるなら、そんなに医療保険に厚い保障をつける必要はないのでは?と思ってしまうのは浅はかなのかな。
外資系医療保険だと入院60日限度に何回も、合計1000日保障というものもあるが、一生のうち16回も入院を繰り返す人がどのくらいいるのか。
そうやって考えていくと、医療保険もビミョウではある。
入っておけば、最悪「泣きっ面にハチ」にはならなくて済むのだろうが。
(この試算はあくまでも現状の社会保険制度から考えたもの。20年後はたぶん様変わりしているであろう。それから掛け金を運用に回してどれぐらい増えるかは考えていない。)
(病気の場合)
すなわち最悪入院が長引くと、
5,000円/日×120日=60万円が私の手元に戻ってくる計算になる。
その一方で私がは年に24,000円程度保険金を払っている。
(実際には還付金があるので、実際の支払い額はもっと低い)
単純計算だと60万になるまでに25年掛かる。
何が言いたいか、と言うと、
例えば、私が払い始めて20年後に大病をしたとしよう。
すると共済側では、私から48万しか受け取っていないのに、60万を支払わなければならない事になる。
つまり赤字である。
それは他の人の保険料から賄う仕組みになっているのだが、ここで、みんながみんな20年後ぐらいに大病するとしよう。すると明らかに共済側は破綻する。
まさか、そんな金額設定には最初からしないだろう。(と思われる)
みんながみんな、加入して25年後までに大病して120日入院したとしよう。そうすれば払いと受け取りはトントンになるが、それでも共済側は破綻する。人件費や運営費が賄えないからである。
もちろん共済に入るのは20歳で契約の人もあろうし、50歳から掛け金を払う人もいるだろう。
ここでムリヤリな平均値として、契約を30歳と仮定する。
そう考えると、平均的な人は60歳、或いは65歳ぐらいまでは、120日の入院で充分賄えるのではないか?と言ううすらぼんやりだが、仮定が成り立つ。
(それより早くみんながみんな保険金を受け取っていたら、共済が成り立たないのである。)
そして、ふと父を思い出してみると、糖尿で何度か入院もしたが、70歳までを考えても120日は使い果たしていない。元夫の父も50代でがんで亡くなったが、やはり入院120日はとても使い果たしていない。
今度は65歳になったらどうだろう。
今度は高額療養費の上限が下がる。
65歳ではまだだが、70歳をすぎると通院の自己負担は12,000円程度が上限となる。入院を含んでも44,000円以上は自治体で負担してくれる。それなら医療保険を頼らなくてもどうにか払えるだろう。しかも生保なら、医療費は免除されるんじゃなかったっけ?
そうやって考えていくと、平均より健康であり続ける自信があるなら、そんなに医療保険に厚い保障をつける必要はないのでは?と思ってしまうのは浅はかなのかな。
外資系医療保険だと入院60日限度に何回も、合計1000日保障というものもあるが、一生のうち16回も入院を繰り返す人がどのくらいいるのか。
そうやって考えていくと、医療保険もビミョウではある。
入っておけば、最悪「泣きっ面にハチ」にはならなくて済むのだろうが。
(この試算はあくまでも現状の社会保険制度から考えたもの。20年後はたぶん様変わりしているであろう。それから掛け金を運用に回してどれぐらい増えるかは考えていない。)