そして、帰りに父の病院に寄る。
今日もシアワセばあさんと父は冗談を言い合って楽しそうだった。
「sakeだよ」と言うと、また父は「何しに来たのか?」と言う。
最初の頃は「おじいちゃんに会いに来たんだよ」と言うと不思議な顔をしていたが、今は「そうか、ありがたいものだ」と素直に喜ぶようになった。
また看護婦さんからデッキを借りて、CDを聴くことにした。
今日は石原裕次郎と加山雄三だ。
父が裕次郎を歌っていたのは、私がどのぐらいの頃だったのだろう?
でも、記憶にあると言う事は、小学生ぐらいの頃までは歌っていたのだろうか。
とにかく同じ歌ばかり年中歌っていて、それら曲20曲を集めたCDである
チャチャチャチャララララン~とイントロが入った途端「【二人の世界】か」と父が言う。
(よく結婚式に歌ったと父は言っていた、最後に別れてしまう3番を除いて)
♪君の横顔 素敵だぜ
♪すねたその眼が好きなの~さ
裕次郎はいける!
曲は次から次へと流れ、父はどれもこれも口ずさむのだった。
「古い歌だなぁ、だけどいい歌だ」と曲が終わるたびに繰り返していた。
♪好きだと云えぬ 何故云えぬ~
♪古い傷跡あるからさ ただ~それだけ~
「この曲のタイトルなんだっけ?」と父もたぶん分からないだろうと思いながらも尋ねてみると、「【俺はお前に弱いんだ】!」と言う。
歌のタイトルも覚えているのか。。。。◎◎ビックリ。
父のユウジロウは、私で言ったら「中森明菜」なのかな。
って言う事は、【飾りじゃないのよ涙は】とか、認知症になっても歌えているのだろう。。。
・・・と、どうでもいいことを考えてみた。
加山雄三のほうはメロディーだけで歌詞まではなかなか出てこないようだ。
当時よく歌っていたのは、あと「くちなしの花」「神田川」かなぁ~
都はるみの「北の宿から」
しまざき由理「面影」
西崎みどり「旅愁」
でも、裕次郎には敵わないと思う。
今日もシアワセばあさんと父は冗談を言い合って楽しそうだった。
「sakeだよ」と言うと、また父は「何しに来たのか?」と言う。
最初の頃は「おじいちゃんに会いに来たんだよ」と言うと不思議な顔をしていたが、今は「そうか、ありがたいものだ」と素直に喜ぶようになった。
また看護婦さんからデッキを借りて、CDを聴くことにした。
今日は石原裕次郎と加山雄三だ。
父が裕次郎を歌っていたのは、私がどのぐらいの頃だったのだろう?
でも、記憶にあると言う事は、小学生ぐらいの頃までは歌っていたのだろうか。
とにかく同じ歌ばかり年中歌っていて、それら曲20曲を集めたCDである
チャチャチャチャララララン~とイントロが入った途端「【二人の世界】か」と父が言う。
(よく結婚式に歌ったと父は言っていた、最後に別れてしまう3番を除いて)
♪君の横顔 素敵だぜ
♪すねたその眼が好きなの~さ
裕次郎はいける!
曲は次から次へと流れ、父はどれもこれも口ずさむのだった。
「古い歌だなぁ、だけどいい歌だ」と曲が終わるたびに繰り返していた。
♪好きだと云えぬ 何故云えぬ~
♪古い傷跡あるからさ ただ~それだけ~
「この曲のタイトルなんだっけ?」と父もたぶん分からないだろうと思いながらも尋ねてみると、「【俺はお前に弱いんだ】!」と言う。
歌のタイトルも覚えているのか。。。。◎◎ビックリ。
父のユウジロウは、私で言ったら「中森明菜」なのかな。
って言う事は、【飾りじゃないのよ涙は】とか、認知症になっても歌えているのだろう。。。
・・・と、どうでもいいことを考えてみた。
加山雄三のほうはメロディーだけで歌詞まではなかなか出てこないようだ。
当時よく歌っていたのは、あと「くちなしの花」「神田川」かなぁ~
都はるみの「北の宿から」
しまざき由理「面影」
西崎みどり「旅愁」
でも、裕次郎には敵わないと思う。