前社長が一番最初の飲み会で「他人と比べるな」と私に言ったんだっけ。
あの時はその言葉の意味がピンと来なかったんだけど。
そりゃ私は母子家庭でこのまま一人で生きていくつもりだから、よくチャチャが入ると言うか、あまり幸福だとは思われなくて、それにすごく反発を感じている。
最初は、自分の強がりでただただ認めたくないのかと思っていたけれど、本当に私は不幸なのだろうか。
旦那さんがいたって、養ってもらっていたって、それをありがたいと思えてない人だって、世の中にはたくさんいる。可哀相だと思う。本当ならありがたい事に気が付かないまま不満を抱えて過ごしているから。
そう思うと、旦那が居る居ないだけが幸福の境目ではないと思う。
私の事を不幸だと「再婚しろ」と言う人は、それに気がつかないのだ。
そう言う人は、いつも結婚している女性と私を見比べて私に何が足りないのかを、推し量っているのだ。そう言う人は、他の全ての人、自分の事、家族の事も、そう言う目で推し量っているのだろう。そう言う人は、数字が上がらないと、何かが手に入らないと、幸せにはなれない人かもしれない。
今、私が怖いこと。
・会社が倒産して、仕事が見つからなくなって、金が底をつく事。
・生活保護だけで暮らすのがどうしても出来なくて浮浪者になるしか無い時。金が無くて食事が取れなくなる時。
・子供が事件・事故・天災に巻き込まれて、大ケガしたり殺される事。
・子供が自殺、あるいは人を殺してしまう。
・戦争。
・子供が一番学費が掛かる時期に全財産盗まれる。
・すごい床下浸水で布団が敷けなくて寝ることができない。
・地震で仮設住宅に入ってしばらくして、自分だけ住む場所が決まらないのに、もう出ろと役人に追い出される。
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とりあえず、思いつくのはこれくらい。
つまり、これ以外はどうにかなるんじゃないかって思ってる。どんな状況になっても、幸せに臨む方法があるような気がする。私は幸せに生きていく力があると思う。
他人と比べさえしなければ。
何日か前に小泉キョンキョンが記者に質問されて、「とうに一人で生きていく覚悟はあります」と語ったそうだ。カッコイイ~~。
さしずめ私は「とうに死ぬ覚悟はできてます。」っていう所かな。
それはイマイチ格好つかないな。でも、そんな感じ。
最近では「消費税が上がっても福祉を充実させてほしい」と考える人が増えているそうだ。私もそう思う。
消費税が10%だろうが15%だろうが、消費税が払えるうちは、まだ生けて行けると言うことだと思うから。それより食べられない日が来る方が怖いのだ。(こう考える人が増えた日本って何?って思うけど)
これから送別会に行ってきます。