きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

春告げ雪

2012-02-29 | 日記
一時はどうなるかと思ったけど、雨になってだんだん溶けてるっぽい。^^;
明日はあまり凍らないといいんだけどなぁ。

天気の森田さんが「春告げ雪」と書いてました。

冬と春のせめぎわで曇りや雨の日が増えるそうです。
でも、もうすぐ南には暖気が待っているそうです。^^

どうなるかと思ったけれど、どうにかなるものですね。


kekeもいつか春が来るのかなぁ。。。


明日は気温が15度まであがる予想だって。^^

2012-02-29 | 日記
これ、かなりすごいと思われる。
たぶん、何年ぶりかの大雪ではないかと言う気がするのだが。

そんな中でもバス代を浮かすべく、朝半分は歩いた。
下半身は制服の上にカッパのズボンをはき、上半身は(午後に雪がやむと荷物が増えるから)カッパはやめて普通のコートにした。
雪ははらえば良かろうと思ったのだ。

半分歩き、やっとバス停につくが、バスが来ない。
こう言う日には時間通りに来ないだろうとは思う。

しかし、1時間に3本来るはずのバスをかれこれ20分待っているなんて・・・・どんだけタイミングが悪いのだろう。
そうなんだよね、車に乗る時もいつも自分の乗っている車線の方が進まないし・・いっつもそんなんばっか。。。。
と、心も凍りそうになる頃、やっとバスが現れる。

それからも車はなかなか進まず、いつもより30分早く出たのに5分遅刻。
(でも、事務所に誰も居ないからナイショ^^;)
それでも進むだけ良いようで、反対車線はほぼ止まってた。^^;

課長はノーマルタイヤで来たから、もう動けないみたい。
迎え呼んでた。


こりゃすごいわ。。。

このまま凍ったら、明日は歩道橋渡れないかも。


帰り、バス代半分どうしようかな~


鯛のアラご飯

2012-02-28 | ぶきっちょさんの家事一般
3週間前の話だけれど、いつものように見切コーナーを見ていたら「鯛のアラ」と言うのが150円で売っていたので買った。

最初は煮て「酒のツマミ」にでもしようと思ったが、それも面倒になって、鯛ご飯にした。

炊飯器に米と水に昆布とその鯛のアラを乗せ、酒しょうゆ等を入れて、スイッチを入れた。

しばらくして炊きあがった。

そのままだと骨がつかえるので、鯛のアラ達をそっとお皿に分け、そこからあまり無い身をはいでいった。
横に置いた骨入れ用のボールには、ぐじゃぐじゃの骨達(身をはいだ後に私が更にそれをしゃぶる)がどんどん積もって行った。
正直、この姿をkekeが見たら、二度と鯛ご飯は食べないであろう・・・それはかなりあさましい姿であった。

そして、鯛の面積の割にはショボイ鯛の身がしぼりだされ、私はそれをまた炊飯器に戻してかき混ぜた。

パクと味見をしてみると、香りはまあまあだったが、味がやや薄かったので、その時たまたま買ってあったミツカンの「だしむすび」と言うふりかけを混ぜてみた。
(このふりかけ、新製品で味付けご飯のような味がして、こう言う時にgoodである。)

そして、ネギやゴマを掛けて食べてみた。
なかなかうまい。

途中、あさましい姿になったり、ちょっと労力は掛かったものの、これで150円だったらまたやってみても良いかと思う。


但し反省点が一つある。

うっかりアラをきちんと洗わないで乗せてしまったので、ウロコがところどころ残ってしまい、それが舌触り(×肌触り)が悪かった。
それは次回気をつけたいと思う。



●鯛のアラご飯

ドーナツ1個

2012-02-27 | 息子keke
今日は家に帰ると、kekeがボォーっとしながら、こたつにあたっていた。

目の前にはからっぽになったお皿があり、「ドーナツを1つ食べた。」と言う。


ドーナツと言えば、昨日OM君のお母さんにチラシで見た電気ポットが買いたいから乗せてってほしいと言われ、高台にあるスーパーまで行った帰りに買った。(そこは自転車だと一苦労なのだ。)

OMさんは1人2つだったのか8個買い、うちは「2つは食べないだろう」と1人1個づつ買って行った。

その2個のうち、1個を私は今日の昼食に持って行った。
昼休みにそれをパクパク食べた後、「あぁ、まだ腹が満たないなぁ、何かコンビニで買おうかな」と思った矢先に、nanuさんが事務所に現れて、「お茶入れて」と言ったら、社長が「オレも」と言い出して、コーヒーを沸かしながら、「やっぱりお腹がすいたから、お年賀のせんべいでも食べよう」と食べていたら、nanuさんが「誰々さんに写真をメールで送って」とか言い出して、しぶしぶやっているうちに、1時に社長と待ち合わせの客が現れて、コーヒーを出してて、それきりになってしまい、3時になったら、腹が減って腹が減って、「何でもいいから何か食べたい」と言う気持になり、コンビニで赤飯のおにぎりを買って食べた、と言う経緯がある。

そんな中、家に帰ると、kekeが「ドーナツ1個食べた」と言いながら、カラのお皿を前にボーっと座っているのである。
朝からそれしか食べてない。

何故食べない?
何故買いに行かない?
何故、それで済む???

10年経ってもこうして、家に帰って玄関をパタンと開けると、kekeが「今日はドーナツ1個食べた」と座っているのだろうか。。。
恐ろしいような気もするが、それが現実なのかもしれない。


でも、自分の寿命が尽きればもう何も知らずに済む。
そのあと、kekeが生きようが死のうが、私は知らない。

それが親の特権だ。
たぶん、私はkekeがどんなになっても知らずに済む。
自分が分かる間は助けたり分け合ったりすればいいし、その後の事は知らなくていいのだ。

そう思えば、少しは気楽になれるかな。

本物の「大人」になるヒント

2012-02-26 | 日記
曽根綾子さん「本物の大人になるヒント」と言う本を借りる。

その中で「自分の子供が歩行者天国で(配っている)タダのトマトをもらって『得しちゃったね』と言ったら、横っ面をひっぱたき、その心の貧しさをかなり重症と考えるだろう」と言う文面があった。

これを読んで、日頃スーパーでの半額見切り品ゲットを楽しんでいる自分は少々恥かしくなった。


その反面、最近半額サンドイッチは週に1回買えるかどうかぐらいの頻度になった。
何故なら、人が並び過ぎてて、なかなか手に入らなくなったのである。
おそらく、半額タイムになる前から、買わずにショウウインドーの前でに並んでいる人がいるのではないか、と思われる。

そして、私はそのように並んでいる人を内心、「いやしい」と見ていた。
おそらく、曽根さんはその感覚を持たれているのだと思う。


ところが、自分がその列の中ごろで「何のサンドイッチをゲットできるのだろう」とワクワクしている時は違うのである。
何故なら、自分は母子家庭だからである。
その上に、今では扶養手当も児童手当も養育費も無くなってしまった母子家庭だから、半額のサンドイッチを買うに最もふさわしいのではないか、と真面目に思っているからである。

それにしてもあそこに並んでいる(学生はともかくとして)オジサンやオバサン、或いは小さい子連れの主婦さんは、いったい何を思って、半額のサンドイッチに並ぶのだろうか。

私並みの何か事情(旦那が失業してしまいましたとか)があるのだろうか。
そもそも、旦那が仕事から帰ってきて、テーブルや冷蔵庫に半額の見切りのサンドイッチがドドドンと置いてあったら、どんな気持になるのだろうか等とグルグル考えてみるが、所詮他人のすることなので、分かる由もない。
でも、何だか、自分と同じような感覚でああも並んでいる人を見ると、とても不思議な気持がしているのも事実なのだ。


それは、サンドイッチ屋に限らず、日本全体がそう言う方向に進んでいるように思われる。

社員には1円もボーナスを渡さず自分だけ高い車ばっか乗り換える経営者とか、番組まるまる全てがスポンサー(大手チェーン店)の宣伝になっているような番組とか、国民より自分の保身の方が大切な政治家とか、「これで良いのかね?」と思うことが、当たり前にまかり通っているのがこの国の今の状態である。

あそこで並ぶ人達は、私と同じように「自分こそビンボウだからふさわしい」と思っているのだろう。
その実態はともかく、「自分は欲しいものがあっても買えないビンボウ人だ」と言う気持が日本中に蔓延しているのである。

何故そうなったのかと言うと、目新しいものがこれでもかこれでもかと生産されるからである。
昭和の感覚で宣伝されているものを当たり前に手に入れるには、ほとんどの人が給料が少なすぎるのである。
なので、常にビンボウと言う感覚にさらされている。


曽根綾子さんの本の続きを読むと、
「他人のために愛を持って損な立場に回れること」
が、人間として光栄に満ちたものであるらしい。

私はまだ、その言われる意味がよくわからないので、不完全なままでも、もうしばらく半額見切りのサンドイッチをゲットする方の立場でいる予定である。
(これがビンボウ人の娯楽の一部と化している状態なのである。)

ありのままのキミで

2012-02-25 | 息子keke
まだ離婚をする前、両親はたまに(月1ぐらいで)私の家に遊びに来てくれた。

それである日、マーボー茄子を作ってみせたことがある。

母が「sakeのマーボー茄子は茄子がヘナヘナになるまで炒めてあって美味しい。」と言ってくれた。
妹の茄子はそこまで炒めてないらしい。

妹と比べて褒められたことがほとんど無かった私は、20年近くたった今でもそのことをよく覚えている。
うれしかったからだ。

だから、kekeに兄弟ができたら、相手のいない所でいっぱいその子供を褒めてやろうと思ってた。
そうすれば、どっちの子供もきっと喜ぶにちがいない、と。

あれからそんな機会もないまま月日は流れ、気がついたら子供をほとんど褒められない親になっていた。
気持はなくもないのだが、比較対象が無いまま何となく褒めネタも無いままここまで来てしまった。

でも、考えてみれば、kekeの性格、自分ととても似てるし、だから良い所も悪い所も分かっていて、その根本は自分が好きでないから、自分の悪い所が子供を通してクローズアップしてたとも言える。
実際、こう言うお母さんは多いのではないかな。

だから、本当は自分を好きになる所から始めなければならないのだろう、こう言う時は。


頑張ろうとすると、どんどん自分が嫌いになっていくから、こう言う時は何も無理しない方がいい。

それでも言ってくる人がいたら、友達だったら縁を切るしかないし、家族だったらたしかに引きこもるしかなくなる。
自分を守るために。


今、初めて気付いたけど
「ありのままのキミでいい」(頑張らなくていい)

とは、最高の褒め言葉だ。

たとえ、どんなに

2012-02-24 | 息子keke
昨日TVを見てたら、自転車のCMが流れてて、姪が高校入学のお祝いにスマートフォンと自転車を買ってもらったんだ、って話をkekeとした。

kekeはちょっと苦笑。

いや、だからそう言う誰と比べてどうこうって意味じゃなかったんだけど、誤解されたかな?

今はもう何とも思ってなくて、どうしてほしいとか、こうしたらどうだ、ってことは一切なくて、ずっとこのままでもいいんだ、って思ってるんだ。
だから、kekeのことは、淡々と感情を持たずに受け入れている。

何かのアクションに対して、「これはどう」って感情を持つことが無意味に思えて、だってさ、「褒める」ってことですら、それにいちいち介入して他人が頭で判断しなきゃならないわけで、もうそう言う事が煩わしく思えて、ただありのままのキミを、それでいいって思ったんだよ。

本来、kekeは怒られるタイプではない。
だって、真面目でおとなしくて、何も悪い事はしないんだもの。

それを怒ってきたのは、「あとあとこれじゃ困るだろう」と思っていたわけで、でも、あとあと困るのは、本人であって、私じゃないんだよね。だから、本人がそれでいいって思う限りは、本当はそれで良いわけで、違うそうじゃないって他人に言われたら、「自分の人生は自分で決める」とか「人に言われたままの人生なら生きていたくない」って結論になるわけだ。

それがとても分かったんだよ。

たとえどんなに、その人の事を思っていたって、どんなに心配してたって、その人に嫌われるようなことをしたら、受け入れてもらえない。
嫌われるようなことは、例えば否定することだったり、求められていないことをすること。

否定するってことは、人によって解釈は違うと思うけれど、相手を変えようとする全ての言葉がそれにつながるのではないか、と思っている。
「こうしたらいいんじゃない」って言う言葉も、結局は「今のアナタは良くないから、こうしたらいいんじゃない」って言う意味だから。

だから、ありのままの、今のキミで、この状態でいいのだ、と気がついた。^^

義務教育は終わってるし、親が養っててその金で食っているんだから、人には迷惑掛けてない。
義務があるとすれば、国民年金払うことぐらい。
それさえしてれば大手を振るって普通に生活してていいんだよ。

誰だって、今の自分を「こう変えなさい」って言われたらイヤだ。
kekeだって同じだったの。

たとえどんなにアナタの事を思っていたから、って関係ない。
心配も関係ない。
そんなのイヤだったの。
とってもイヤだったの。

私、嫌われても当然です。

なので、ああ言う怒り方をすることは、もうこの先たぶん無いでしょう。

必死の攻防

2012-02-23 | 私の倹約術
今ウィルコムで「どん引きキャンペーン」みたいなのをやっていて、

ピッチが基本料金980円+だれとでも定額980円=1,860円で、他社・PCメールも他社・家電電話も無料

と言うサービスをしているのである。
(電話は1回10分以内:月500回分のみ、10分超えると通話料が掛かる。)


今使ってるソフトバンクのプリペイドの弱点は、通話料金がバカ高いことである。
1分→90円かかるので、3,000円のプリペイドを買っても(300円はメールし放題で最初に引かれてしまうので)30分も話ができない。

3,000円のプリペイドで最大の2ヶ月を維持するには、涙ぐましい努力が必要なのである。

1.電話が鳴りそうな時間帯は(分かっていれば)必ずその場で出れるように、肌身離さず持ち歩いて待機。
2.出れずに折り返し掛ける時は、家電か公衆電話。
3.やむを得ず携帯から折り返す場合も「プリペイドが切れそうなので1回切るから掛け直してほしい」と図々しく言う。
4.↑このように言えない相手は、ベルだけ鳴らして早目に切ってしまうとか。
5.留守電にはしない。(折り返し掛けないとならないから。)
6.折り返し連絡する時は、すぐに気がつかなかったことにして夜になってからメール。

こんななので、基本、携帯番号や携帯メールは教えない。
教えた方が、相当失礼になってしまうからである。


しかし、さすがにこの1~6、なかなか理解してもらえない上に、最近は公衆電話を着信拒否してる人もいる。
しかも、今は300円のメールし放題に加入しないとメール受信もできなくなってしまったので、必ず2ヶ月に1度は3000円のプリペイドカードを買わないとならない。

なので、ウィルコムのどん引きキャンペーンも今より500円増しで気まずい思いをしないならありかも・・と思って、店頭でいろいろ尋ねてみた。


・首都圏なら、回線も網羅しているので、携帯と電波の違いはほとんど無いと思って良い。
・移動中の車の通話状態はよくない。
・携帯本体の機代金はこの値段に含まれてない。
 通話とメールができるもので一番安いものは、月150円×2年=3,600円負担がある。
 (通話だけで良いなら、0円のものもある。)
・基本は口座引き落とし。
 (コンビニ払いは105円請求書が掛かる。4月からはこれが315円なので割高。)
・2年未満で解約だと、残りの携帯本体を買い取りになる。

ネックなのは、2年契約=それ以内の解約は本体機を買い取らないとならないので、かえって損になると思っておいた方が間違いない。
基本、2年は支払続けると考えた方がいい。

(基本料980円+だれとでも定額980円+電話機150円)×24ヶ月=50,640円

5万か・・・。
頭がクラクラしてきた。

もうしばらくの間、「1回切って折り返し掛けてくれ」と図々しく言い続けるか。。。悩む。


ウィルコムにしたとして、キッチンタイマーは欠かさず持ち歩くことになるだろうが。
(10分経つ前に一度切って掛け直すため・・・)

ハヤシライスとキウイ

2012-02-23 | 息子keke
今日は昨日作ったハヤシライスとエルチキでいいか、と言うと「いいよ~」と言う声がしたので、買いに出る。

止せばいいのに、外に出るといつもの習性で、スーパーに寄ってしまう。
時刻は8時前。
絶好の見切タイムである。

こう言う買わなくても良い日に限って、半額シールが貼ってある。
やむなく鉄火巻き(298円の半額)、1人用鍋(同左)、つくね4個(218円の半額)、などを買い物かごに入れてしまう。

でもいいよね。。。400円ちょいで、この至福感が味わえ、なお且つ明日の食料になるのだから・・・・と言い訳しつつ。。。。

それから予定通りエルチキを買って、家に帰ってから味噌汁を煮ながら、OMさんの実家で取れたと言うキウイを切った。

このキウイ、めちゃめちゃ甘くておいしい。

キウイは食べる面積の割に高いので、うちではほとんど買うことも食べる事もなかった。
ましてや「実家で取れたのよ」系のものは、すっぱくても仕方ないと言う認識だったので、ほとんど期待してなかったのだが、食べてビックリ。
こんなにキウイが美味しいものだとは知らなかった。

ぜひ、kekeに食べてもらいたい、それには夕飯時に出すのが良かろうと思って、味噌汁を煮ながら切っていた。

やがてkekeはやってくると、「食欲がまだ出ないから先に風呂に入る」と言う。
「じゃ先に食べてるよ」と言う。

そして、1人で食べて、そのまま寝てしまった。


気がつくと風呂から出たkekeがハヤシライスを食べている所で、「それ味が薄かったかなぁ」と言うと、そうでもない、甘くておいしい、と言う。

「そうかな?kekeが料理を褒めるなんて珍しいね。」と言うと、「一度褒めるとそればっか出てくるから。」と言う。

でも、もう眠くて、それで寝てしまった。


翌朝、気がついた。
鉄火巻きもキウイも味噌汁もそのままだった。。。><
あったの言うの忘れたのだ。

今日あれから食べたかしら。(特にキウイね)
朝はkekeが寝てたから、言っても覚えてないかもしれないけど。。。


昨日買ったつくねと鍋は、今日の晩御飯だ。^^

あぁ、しんど

2012-02-22 | 今の会社
「sake君、明日9時に駅まで乗せてってくれ」

社長に言われた、それだけの事で緊張し(ビビり)まくりである。

たしか最初のころに一度駅まで乗せた事があったが、それから2年間まったくお呼びが無く(怖かったのか噂では「かんべんしてくれ!」と言ったとか言わなかったとか^^;)、最近やっと運転が認められ(?)これで、4回目ぐらいだと思う。

しかし、このたった15分程度のドライブ。何も会話が無く、空気がずっしり重いのである。
前回の時はお呼びが突然だったので、CDドライブに入ってたCDは「私のこれから覚えたい曲シリーズ」で、西野カナ、加藤ミリヤとか、くちばしにチェリーとか、社長にはピーマンコロッケの歌ばかりだったので、恥ずかしくてかけられなかった。

Aさんに「明日社長を駅まで乗せて行くんですけど、誰も何も語らないのでとても空気が重いのです。」と言った所、「それはみんないっしょだよ」と言う。

「何を言って良いか分からないので、その間何も会話が無いのです。」
「みんなそうだよ。何か言おうとしても考え事をしてたりすると、イヤそうな返事が返って来ることがあるからね。」


しかし、せっかくのラブモコの空間だから、くつろいでもらわなくては。
今回はそこでドリカムや宇多田や福山雅治のCDも用意。(^^)v
この前社長は「家族になろうよ」を歌ってたし、前に「はつ恋」はイイ曲だと言っていたので、きっと福山が好きなのではないかと思ったのでR。

そして早めに会社に着いてスタンバイもするも、社長はやってくると丁度来た電気屋との打合せがあり、それをしながら、「sake君、ここ(住所)に行くんだけど、池袋からどうやって行くのか地図で調べて。」と言い、背広を着ながら「ここは池袋の何口を降りればいいの?」ときかれ、アタフタアタフタしているうちに9時が過ぎ、「電気屋がまだ見積が終わらないけど、もう先に出よう」と言い、事務所をあとにする。

この雰囲気の中、いったいどこに福山やドリカムの入る余地があるのだろう?と思いつつ、せっかくCDも焼いたので、社長が電気屋に「オレ出ちゃうからポストに入れといてよ」と言って車に乗り込んだ時に、「エート、福山とドリカムと宇多田のどのCDを掛けますか?」とCDを扇型に開いて全く場違いな質問をすると、社長は笑顔になって「任せるよ」と言う。

そしてブーンと駅に向かった。


会社に戻ってから、まだ電気屋さんが「社長さんに伝えてください」と、見積の説明を長々している間、私は本当に池袋の東口で良かったのかとても心配になり、彼が帰った後で、ネットで池袋の窓口の電話番号を調べ、「すみません、パルコやビックカメラ方面に行くには何口を降りれば良いのでしょうか。」と尋ね、東口と返事が返って来るのを聞いて、やっとホッとするのであった。

あぁ、しんど。