きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

kekeとの会話

2015-04-30 | 息子keke
昨日はkekeがスピーカーを買いに行くというので車で乗せて行った。
その道中で少し話ができた。

何の話からそうなったのかは思い出せないが、「幸せは本人がどう感じるかであって、他人からどう思われるかではありません。」と言われて、「本当にその通りです。失礼いたしました。」と私は言った。

私が20代ぐらいの頃はまだブレブレで、自分が何たるかもよく見えていなかったように思うが、kekeは男の子だからなのか、一人っ子だからなのか、割とマイペースで淡々と生きているように思う。頼りない所もまだまだあるけれど、アヤシイものには案外巻き込まれないかもしれない。分からない。だけど相談できる友達はいっぱいいるといいなと思う。

kekeは「歌が好きなら好きなアーティストのライブに行くといいよ」と言う。

「そうなのかい?でも何千円もかかるからなぁ。」と私は言うと、「交通費も入れるともっと掛かるからね」とkekeは言う。
でも、kekeは引退したら見れなくなるから今のうちに見ておきたいそうである。
そこで同じファンの友達もできたと言う。

ライブかぁ・・・。

でもいざそう言われても、そこまで熱狂的に好きな人っていないし。。。

明菜ちゃん?

車は加藤ミリヤの曲だったので、「加藤ミリアも椎名林檎もゼッタイ見たいってほどじゃないし、youtubeで充分だよ。」と私は言う。
「加藤ミリヤはともかく、椎名林檎だったら同世代の友達もできるのでは?」とkekeは言う。

「そうかなぁ。」
「何人かはいると思う。」
「ライブというのは何がそんなにいいんだい?」
「自分と同じ気持ちの人がこんなにいるっていう所とか。」


う~ん、と私は言い、「でも・・やっぱりyoutubeで充分だよ、基本自分が一番好きな人だから。そこまでお金はねぇ。」と私は言う。

明日は夜、ご飯食べて来るから遅くなるんだと言うと、kekeはニコニコしてきた。
「何がそんなに楽しいの?」と言うと、「肉をガッツリ食べられるから。」と言う。

最近、そんなに肉料理減ったかなぁ???


あんかけ焼きそば。
そう言われると肉ガッツリと言うメニューは減ったかもしれない。
ニンニク、生姜もみじん切にして入れ、肉、ニラ、青梗菜、キャベツ、ニンジン、たけのこであんかけ。
味付けは鶏がらスープの素、ごま油、オイスターソース、しょう油、塩コショウ。

私はご飯の上にかけて中華丼にした。残りものの筑前煮と一緒に。

また味が薄いと言われるかも・・と思っていたが、言われなかった。
(食べているうちにだんだん舌が薄さに慣れてくる気がした。)


まだまだ私も元気で見守っていないとな、と思う。

片付けられない女

2015-04-29 | ぶきっちょさんの家事一般
祝日が来るたびに「明日こそは部屋を片付けるぞ!」と心に誓う。

私は今「あるがまま、自然に過すこと」と目指している。
「目指している」時点で、もう欲望のカタマリのような気もするが、まぁいい。

もう携帯だの、スマホだの、スピードだの、効率的だの、こういうことに疲れたのだ。
休日はそういうことを全て忘れ、何も無い太平洋の真ん中でプカプカ浮いているような心境(あくまでも「心境」である)で自然に自由に暮らしたいと思うようになった。

「体を動かしたいなぁ」と思った時に体を起こし、「お腹がすいたなぁ」と思った時にご飯を作り、暗くなったらもうオヤスミナサイ・・・・太陽と共に起き、「やりたい」と思ったことを直感で行う原始人のような暮らしをする。それが私の目指す休日の過し方である。

しかーし、どう見立ててもその暮らしが実現できない理由がある。
それは我が家の散らかりようである。
これを目の当たりにすると、どんなに頑張って妄想してもここが太平洋の真ん中になりようがない!
まったく、くつろげない!

まずはこれを片付けて、ホテルのような部屋にしなくては。
私はこれにとうの昔に気がついていた。
半年前には気がついていたのである。

だから休みが来る前には、明日こそと思っている。
正月休みはチャンスだった。
しかしあまり大きな改革には至らなかった。

ある時期は「部屋が片付くまでドライブはしないぞ」とまで心に決め、実際にもう最近遠出はしていないはず。
なのにまったく片付かない。
週末が来るたびに野菜をゆでたりしているだけで、気がつくと一日が暮れている。

正月休みが終わってからは「次はゴールデンウィークだ」と思った。
しかし今日も4時になってしまった。
しかも午前中はうっかり昼寝をしてしまった。(この動き方でも真剣さに欠けている気がする。)

料理はそれをしないと腹が減る。
生理的にそれをしないと成り立たない。
比べると掃除はそれがない。しなくても死にはしない。
だからついつい「来週でいいや」と思ってしまうのだ。。。。

私はやっと気がついた。
たぶん、2日からの5連休も何も片付かないだろう。。。
真剣にやろうと思う人は、平日にちゃんと片付けている。
時間は関係ないのだ。
(でも一応片付けようと思って、まだ何も約束を入れていない。)

やらなきゃと思いながらも、心もからだもそれを拒否しているかもしれない。


いつかkekeの分まで食事が作れず寝てしまった日があって、kekeが帰ってきてから食べるものが何も無く、焼肉のタレも見当たらず、仕方なくタレを作って冷蔵庫の肉を焼いたようで、そのタレが残っていた。翌日、そのタレをなめてみたら、びっくりするほどおいしくて「どうやって作ったの?」と尋ねたら、冷蔵庫に貼ってあるレシピを見てその通りに量を計って作った、という。

せっかくだから・・とピーマンとたけのこをそのタレで炒めたもの。
おいしかった。

中途半端な鉢植え

2015-04-28 | 今の会社
あぁ、いい陽気。(^o^)丿

今日は気分がよいので、会社の中途半端な鉢植えの整理をすることにした。

会社には年に2回、鉢植えが届くことは前に書いた
ある業者さんの所から、夏と冬のご挨拶に決まって鉢植えが届くのである。

ところが、こういう鉢植えに関心のある人間が会社にいない。私がたまに水やりをしているが枯れてしまうのだ。
その枯れ方が、思いっきり枯れるのであればまだ良いが、適当に枯れているので悩む。
どの段階で捨てて良いか、悩むのである。

ZENさんに「もう捨てていいですか」と相談すると、「まだ大丈夫だよ。」なんてことを言う。誰も捨てていいとは言わず、面倒をみることもない。鉢植えも完璧に枯れることもなく、緑の葉も残っている。しかしその半枯れの状態がオフィスに全くふさわしくないように思う。むしろ半ばしおれているので縁起が悪いような気がしてならない。

ある日何となく水やりをしているとnanuさんが「それ大変だな。」言った。

「そうです、毎年××さんの所からお中元とお歳暮に届くんですよ。」

「いつもなのか?」と言うので、「これが去年のお歳暮、これが去年のお中元、これがおととしのお歳暮に届いた鉢です。」と説明し、「だいぶ枯れてますが完全に枯れてないので捨てられず、こうして水やりをしているんです。」と言うと、nanuさんは「今度××さんに言って、違うものを贈ってもらおう。」と言う。

「それはまた失礼じゃないですかね?」

しかしnanuさんは「こういうことはハッキリ言ってやった方がいい。うちの事務員の子が迷惑がってると言おう。」と言うので、自分が悪者みたいだが、実際にそう言う部分もなきにしもあらずなので、それでいいやと思っていた。

それは2年前ぐらいのことだが、それからも××さんの会社から盆暮れには必ず鉢植えが届く。「nanuさん、例の話をちゃんと××さんにしてくれましたか?あれからも鉢植えが届きますよ。」と言うと、nanuさんは間違いなく××社長にそう言ったぞと言うので、たぶんそこからお歳暮を手配する人の耳には届いていないのだろう。

去年の冬はシクラメンだった。
私にしてはだいぶ花も長く持ったが、ここで暑くなったからか、水やりが少なかったのか、へたってしまう。
やはり見栄えが悪いと思って、もう捨てることにした。

鉢植えと土は残してお茶場に持って行った。
今度長ネギを買ったら、根っこを植えてみようと思っている。



こちらはミートソース。
トマトピューレがあまりなくて、生のトマトを入れて煮込んでみた。
今まで使っていたハーブ系の塩はマジックソルトだったが、この前買った外国産のクレイジーソルトを使う。

やはり外国産だけあって、ハーブも外国並みに強力な気がする。
どうにかまろやかにしたいと砂糖も入れてみたけれど何だか変な感じになってしまったが、意外にkekeにはおいしかったらしい。

息子と夕飯を食べる

2015-04-27 | 息子keke
トマトを豚バラ肉でくるんで焼く。

男の人はトマトが苦手な人が多いのだろうか・・・というのも、うちの会社ではトマトが苦手な人が何人か居る。
その人達が「これなら食べられる」と言うのが、トマトを豚バラで巻いて焼く居酒屋メニューである。
肉に軽く塩・コショウしてトマトに巻いて焼くだけ。(トマトはもっと大きなトマトで肉もこんなにグルグルは巻かない。)最後に黒コショーをしっかり降るのがポイント。
この前作ったらおいしく思えたので、昨晩はこれを10個ぐらい作って焼いてみた。

kekeに作ってみると、食べて「うん。」とうなづくがそれきり箸がすすまない。後になって「アレおいしくなかった?」と尋ねると、「そうではないけどご飯とは合わない。」と言われる。


こちらは先日作ったかき揚げ。これも調子付いて、また昨日の晩も作ってみた。kekeが休みだったので「揚げたてを食べさせたい」と思ったのである。
しかし半分も食べない。やはりスーパーみたいにカリカリでないのが気に入らないようである。(かろうじて箸で持ち上げることはできたが、ちょっとフワフワになってしまった。)

「食べないのか」と言うと、こんなの食べられないと言い、ちゃんと分量を量って作ったのか?と言う。
「いや、適当に混ぜただけ。」と言うと、「ちゃんとレシピを見て分量を量って作らないからこうなる。」と言う。

そしてケンタロウの本を二人で見る。
材料は小麦粉・水・塩だけである。

「これをしないからではないか?」とkekeが言う先には「キツネ色になったら温度を上げるとカラッと仕上げる」みたいなことが書いてある。鍋が小さいのでかき揚げを大きく作ろうとするとカラッと揚がらないのかもしれない。


こちらもまた作ってみたタケノコご飯。
これは味がしないと言うので、「辛いよりはまだいいだろう。味が薄かったらしょう油でもかければ。」と言うと、「それは料理ではない」と言う。

「どうして文句ばかり言うのだ?」と尋ねると、「まずいものは、ちゃんとマズイと言わないと、調子に乗ってそればかり作るから。食べさせられる方の身にもなってくれ」と言う。

そしてこう言う時のために自分で買っておいた「つけ麺」をゆでて食べたようだ。
私も慣れたもので、あぁそうかいと言う感じ。
また今日も自分の食べたい物を食べよう。
余計に1品用意しておけば文句もあるまい。

ハレの点検の日

2015-04-26 | 車の練習
今日はモコの半年点検の日だ。

珍しいのは、晴れていること。
モコをディーラーに持って行く日はほとんど雨だったのだ。

半年点検は1時間ぐらいで終わるので今まで代車を貸してくれることは無かったが、ダメモトで「代車ありますか?」と言うと、今回は用意してくれると言う。
手続きをしている間、担当のN浦さんと話ができた。(N浦さんはいつも忙しくて居ない事も多い。)

「もう5年半になりますね。あっと言う間ですね。」とN浦さんは言い、私も「ほんとに!」と答える。「息子さんは如何ですか?」と言うので、「今ハケンで働いています。」と答えると「お仕事続いているんですね。」とN浦さんは言う。

「あれ?半年前もそう言いましたっけ?」
「そうでしたよ。」
N浦さんのお兄さんもやっとここで結婚が決まりました、と言い、兄弟がみんな世帯を持つことになったそうである。
「まだご両親もお元気でしょうし、これから楽しみですね。」
そんな話をしていると、代車の用意ができました、と言われ、受付の人が「エート代車は・・」と言い、N浦さんに小声で「・・・この車で大丈夫ですか・・?」と言い、N浦さんは「これしかなかったので大丈夫です。」と答える。ちなみにサインをする際に「車両保険は入ってないので傷がついた時はご修理願います。」と言われる。

この会話に一抹の不安を覚えながらも、代車に案内してもらう。
「代車はこれになります。」とN浦さんの先には、かつてないほどの大きさの車がある。

「これですかぁ~・・・@@」
それは、バネットという車種である。(ちなみにこれ。)
これは乗用車ではなくワンボックスとかライトバンという類のものではないのだろうか。。。

「いくらなんでもこれは大きすぎるのでは・・・」とおののくが、N浦さんは「sakeさんももう車に慣れているから大丈夫ですよ。」等と言う。
中を開けて覗いて、どう見ても縦はモコの1.5倍はある。(これ、お尻から駐車したらガシャンとやるな。。。)と私は思う。(「車両保険は入ってませんので」の言葉がグルグル頭を回る。)
まぁええわ、これからあまり遠出をする予定はなかった。朝買ったニラも洗ってペーパータオルで包んでおきたかったし、半分は餃子にしてしまいたい。

そんなこんなで乗り込むと、おぉ~~~@@、まるでトラックを運転するみたい。
(これはこれでまた面白いかもしれない。)と私は考え、ちょっと駐車の練習をしたくなった。

信号待ちになってやっと車内を見ると、オーディオデッキが何も入ってない。
仕方が無いから、窓を開け、車のエンジン音を聞きながら走る。
(めちゃ懐かしい!!)
そうだ、まだ車を買う前はこうしてレンタカーを借りて、窓をあけ、車の走る音を聞きながら走っていたのだ。窓を開けるのは他の車が近寄るのが分かるから。バックミラー・サイドミラーを見る余裕がなかったので、その音を頼りに前後左右の車を判断していた頃だ。

懐かしい!
いいぞ、これ。

そして某スーパーに行き、左右に何も止まっていない遠い場所で試しに駐車してみることにした。モコは小さいので、右端がそこそこ入れば左端は自然に枠内に収まって入れることができる。しかしこの車は幅があるので、なるべく右もギリギリ近く寄せて入れないと・・・そしてバックも見ながら、ここいらかなぁと思って駐車。降りてみると、やはり左は枠を踏んでしまった。

しかし今日はそれ以上練習はしなかったし、遠くも行かなかった。
あの「車両保険は入ってませんので・・・」という言葉がグルグル回るのと、最近食費が掛かっているので、余計にガソリンを入れたくなかったのである。

駐車場の大家さんに「今日一日はこの車になります。」と断わるためにピンポンを鳴らすとおばあさんが出てきた。「うちの車もこの前車検に出したのよ。」と言い、1年で10何万掛かってね、2年で20万以上になった。」と言う。

「車は何年になりますか?」
「もう12年だね。」
そのぐらいになると本当は買い換えちゃった方がいいのかもしれない、なんて話をしていた。

今日はそんなこんなであまり代車で移動しなかったが、帰り際少し遠回りをして持って行くことにした。乗り込むと新車の匂いがする。やっぱりトラックを運転するみたい。まだ800キロぐらいしか走ってない。よく見たら新車だ。いいな。
それでグルグルと回ってみた。駐車も必要に迫られればできそうだなと思った。
道路のラインを見ると、少し左寄りに走っていることに気がついた。車幅が大きいのに今までの感覚で乗るから左寄りになるのだろう。でもそれに気づくのも楽しかった。

点検の終わったモコが帰ってきた。今日は晴れたのでこのまま、ピカピカのまま帰れる。
もうN浦さんは居ないようだった。N浦さんの話では「10年か10キロ」が車の賞味期限の目安だと言う。

モコに乗るとアクセルが重いのとブレーキも甘いのに気がついた。
新車と比べるとやはり分かってしまう。

いつかモコともお別れの日が来るのだろう。いつ、どんな風に別れるのだろう。
中古屋さんで買い取ってもらうのかしら。
でも、値札のついたこの車はみたくない。
今までのことが走馬灯のように思い出され、ちょっと悲しくなってしまった。
これからゆっくり心の準備をしていかなくては。車を買ったことも少し後悔した。(この後、車に車検証が入っていないことに偶然気がついて、また引き返す。)

今日はニラを忘れてしまった

2015-04-25 | 日記
今日も採れたて野菜の店に行くと、もうシャッター前で待っている人がいる。
この方が、一番最初に私に声をかけてくれた方である。「うちはこの上にあるんだ。今度お茶を飲みにおいで。」といつも言ってくれるおばさんである。

「おや、久しぶりだね。」と言うので、「ここんとこ土曜の朝が都合が悪くて、日曜に来ていたんです。」と答える。

「あ、そう言えばあのいつもいらっしゃるあの人、名前が分からないけれど。」と言うと、それだけで話が通じたようで、「あぁあぁ、あの自転車で来る人。」と言うので、「そうそう、あの方も先週日曜に来てましたよ。ここで会いました。」と常連の72歳のおばあさんの説明をすると、「そうなのかい。」と言われる。
「アナタまたイチゴ?」と言うので、「そうですね、あとタケノコとか。」と答えると、「私はトマトだね。ここのトマトはおいしいよ、それからキュウリ。」とこれまた72歳のおばあさんと同じ狙いなので、「やはりここのトマトは特別おいしいんだな。」と心してかかる。

そろそろ常連の女性がやってきて世間話に花を咲かす。
私に最初に声を掛けてくれたお茶に誘ってくれるおばさん(何と略せばいいのだろう、お茶のみさんとでも呼べばいいのだろうか)は上の息子さんと一緒に暮らしていて、その息子さんはお茶のみさんのことをボケないように心配して、昨日や一昨日の晩ご飯は何だったか尋ねるそうである。

「でもそれが逆にストレスになっちゃうのよね。」とお茶のみさんは言い、周りの常連さんは「男の子は優しいのよ。」「娘とは違うわ。」と口々に言うが、うちのkekeにその優しさはゼッタイ無いな・・・と確信した。
ボケられたら困るとは考えるかもしれないが、そのためにわざわざ自分から会話をして母親の頭を回転させようとまではしないだろう。お茶のみサンの息子さんも、どちらかと言うとお母さんのためというより、我が身のために必死で母親の現状維持をもくろんでいるのではないだろうか。。。(でもお茶のみサンは息子がかまってくれるのがうれしくてたまらないようだった。)

また隣にはさらに年配の(見た目80歳以上)のおばあさんもおり(車で遠くからお越しのよう)、「今年のタケノコはこわい」と言うので、「こわいとは?」と私が尋ねると、他のおばあさんが「固いってことよ。」と言う。
80歳のおばあさんは「他の所でも買ったけどどこのも今年はこわい。」と言い、「採る前に1度雨が降らないとねぇ」と言い、「野菜は天気に左右されるからねぇ」と口々に話している。


さて、開店。
私もお茶のみサンの後に続き、トマト売り場に行きトマトを見た瞬間、さっと別の入口から強引に入ってきた人がいて、トマト、3つしかないうちの2つをカゴに入れてしまった。(最初の1つはお茶のみサンが手に出来た。)
トマト狙いではなかったが、これには内心ムッとしてしまう。
少なくてもそうするにはもっと早くから来て並ぶべきではなかろうか。少なくてもこの第一陣の中にはその人はいなかった。

そして私はこの時に分かった。
「昨日来たけど買えなかった」と言っていた常連さんがいた意味も、72歳のおばあさんが土曜に来なくなった理由も。(その時に一人で買っちゃう人がいると言われていたのがこの人のことだったのかもしれない。)
何だかなぁと思いながら会計を済ましている時に携帯がなって慌てて出てきたので、ニラを買い物袋に入れるのを忘れてしまったようだ。また明日気が向いたら買いに行こう。


今までキュウリはめったに買わない野菜だったが、評判がいいので買ってみた。作ってみたのはこれ。クックパッドで見た「きゅうりのカリカリ漬け」なるものである。
おいしくできたが、キュウリの分量が少なかったのでもうちょっと味を薄くしてもよかった。また作ってみようと思う。

今日こそ出かけたいと思ったが、こうして朝イチに野菜を買い、タケノコでもゆでているとあっという間に昼になってしまう。午後に図書館に行ったりするともう日も傾いてしまう。

ベタな会話で場をつなぐの巻

2015-04-24 | 今の会社
銀行の担当者がやってきた。

「社長と1時半にお約束で。」と言う。
さっき出て行ったばかりなので忘れてるのだろうと分かっていたが「それではこちらに向かっているかもしれませんね、電話してみます。」とかけてみると、「忘れてた。あと15分で戻る。」と言う。

その15分の間、仕事もヒマなので話し相手になろうと思う。年は私よりちょっと年上のおじさんである。
「SS木さん、趣味とかあるのですか?」とベタな質問を試みると「4~5年前から釣りにはまりましてね。」と言い、「千葉の辺りによく行くんです、最初に行った時にいろいろ釣れちゃって・・」そしてあちらも営業マンなので自分語りばかりではすまないと思ったのだろう、「sakeさんの趣味は?」と言うので、ヒトカラとも言えず、「私も数年前から車の運転を始めてドライブなんぞを・・・」と言うが、何となく盛り上がらないまま、互いに気を遣ってニコニコするばかりなのだった。

SS木さんもさらに話題を作ろうとしたのか、「sakeさんはご結婚は?」とまたベタな家族構成の質問などを試みて、「あ、昔してましたが、今は子供と二人なんです。」と答えると、「これは失礼しました。」と言うので、(でも、それを悪いことだと思ってませんから。。。)と益田ミリさん的ツッコミをしながら「別に気にしてませんよ。」と答え、ビミョウな空気をオホホホ、ウフフフとごまかす。

「それでは子供を預けたり大変でしょう?」とSS木さんは言うので、「預けるって子供のことですか?」とおののきながら、いえいえそんな年ではありませんよ、もう息子は24ですから、と言うとSS木さんは同世代だと安心したようで、さらに突っ込んで「自分は37年生まれです。sakeさんは?」と遠慮ナシに言った。

お子さんは何をしているんですか?と言うので、「フリーターっていうのでしょうか、ハケン会社に勤めてます。」などと答えて、「SS木さんの娘さん(20代後半から上のよう)はそろそろ結婚でも?」と尋ねると、「いや、まったく。彼氏もいるんだか居ないんだか。」と答え、またビミョウな腹の探り合いで、オホホホ、ウフフフと会話は続く。

「SS木さん、お子さん二人とも社会人で、金融のお仕事、年金生活に入ってももう悠々自適でしょう。」
「いやぁ、どうでしょうか。年金もあてになりませんからね。」
「いやぁ、大丈夫ですよ。さすがに急には無くならないでしょう。」

オホホホ、ウフフフ・・・。


そろそろネタもつき、困ってきた辺りで社長が登場。
もしかしたら余計な話をせず、ただ待ってもらった方がお互いに気楽だったかもしれない。(^_^;)


朝、かき揚げがきれいに揚がった。
卵液少々、ベーキングパウダーも少々と小麦粉、片栗粉と氷水少々でかきまぜた。
具材の玉ねぎ、ニンジンも小麦粉をふってから、↑に投入。
箸で持ち上げられるほどに揚がったが、写真を撮ったりした後の2個目は何故かへなってしまった。

でも気をよくして、また夜もかき揚げとそば。(^_^;)

新タマネギの甘みがおいしい。

kekeには麻婆豆腐にした。
(赤みそが多すぎてちょっと塩けありすぎだった。)


今日はブログを初めてから11年の開始記念日。
いつしか記念日になっていたんだね、4月24日が。

「女という生き物」益田ミリさん

2015-04-23 | 読んだ本
益田ミリさん「女という生き物」を読む。

この本を読む前に「キュンとしちゃだめですか?」「ちょっとそこまでひとり旅だれかと旅」も借りた。(以上3冊はマンガではなくエッセーである。)

「キュンとしちゃだめですか?」は独女代表みたいな彼女(40代前半の独身女子)が男の人にキュンとなる瞬間を短め文章で表現してみた本である。でも頑張ってキュンしている感じが否めず、キュンとするのも大変だなと感じた。

「ちょっとそこまでひとり旅だれかと旅」は、今出かける意欲があまりないこともあり、その内容より益田さんが彼氏と旅行している事実が衝撃的な本だった。
マンガ(すーさんシリーズ)では、30代半ばの独女の心境を余すところなく語り「独女のバイブル」とまで(?)崇められている益田さんが旅行記でサラリと「彼氏と旅行した」が出て来てしまうなんて、あのすーさんシリーズは何だったのか、と衝撃が走った。


この「女という生き物」は面白い。
どのぐらい面白いかと言うと、トイレに入りながらでも読みたくなるような本である。まだ最初から1/4ぐらいしか読んでないが、いきなり「赤ちゃんはどうやって生まれるのだろう」と言う子供時代の疑問とそれが徐々に解き明かされる経過が語られている。女子ならではのタブーに出来る限り踏み込んでやろう、という心意気を感じるエッセイである。

これを読み進めていくうちに、私は前回感じた少しの違和感の理由が分かった。

それは「身構え」である。
「結婚」「出産」しないでいる自分を世間から責められているような気がすることへの身構えである。「ほんとうは私は私、そんなことで評価しないでほしい」と言いたいのに素直に言えず、身構え、どこか毒づかなくてはいられない所である。

しかしそんなに世間は結婚しない女を責めているのだろうか?もしそうだとしたら、結婚してなきゃいけないなんて考える方が可哀想だよね、と最近の私は思う。

しかしよく考えてみたら自分も30代の頃はそうだった。
母子家庭に対する世間からの身構えがやたら強くて、ムキになって、誰に対しても(特に男には)素直になれなくて嫌味の一つでも腹の中でつぶやかずにはいられなかった。また周囲にいる男も幼稚であった。ことさら私の年齢とシチュエーションをコバカにしていた。
でも今振り返ると、コミュニケーションを取るのにそういう方法でしかできなかったのかもしれない。いずれにしてもそこまで意識するようなことではなかった気がする。(若気の至りなのだろうか。)

それにしてもどうして世間は女に対しては「結婚」だの「出産」だのをもって評価したがるのか、離婚しているのが悪いか、などといつも思っていたが、あれは姿のないオバケだったのかもしれない。私一人が気にかけ、見えない敵と戦っていただけなのかもしれない。
でもあれがあって、今の私がいるのだからいいけど。

ところで益田ミリさんという人は、いったい本当に彼氏がいるのだろうか。いるとしたらどうして結婚しないのか。(本の内容からしても家庭もちとは付き合わないだろうと思われる。)
この本をもう半分(すでに半分読んできた)読めばそれが分かるのだろうか。それがめちゃくちゃ気になる。(結婚なんて気にするなと言いながら大きなお世話のワタシ・・)



ニラがたくさんあるので、豚肉とニラで焼きそばを作ることにした。
昔作った上海焼きそばを思い出して、ニンニクのみじん切り、オイスターソース、塩コショウで味付け。
もうちょっと濃い目でもよかったかもしれない。(kekeには「これは焼きそばではなくて麺と野菜だね」と言われる。)

トッパツ

2015-04-22 | 今の会社
朝、会社に行くとnanuさんがバタバタ窓を開けていて「ちょっと寒いけどいいよな?」などと言っている。

「秀が昨日は39度だったらしい。」と言い、「sakeさんも帰ったらうがいを忘れずに。」と言う。
そして「社長の鼻水は風邪ではないのか?」と心配するので、「あれはたぶん花粉症だと思いますよ。クシャミもひどいですし、鼻水もひどいようですから。」と言ってもなかなか信じない。
nanuさんは今月から奥さんもフルタイムで働くことになり、赤ちゃんを保育園に預けることになったのだが、さっそく熱を出してしまったと言う。

「そういう時はどなたが看るんですか?」と言うと奥さんのお母さんだそうで、引き受けてくれるけれども、申し訳なくてたまらないそうである。

へぇ、と私は言い、う~ん・・と言うと、「どうした?」と言うので、「いや、今の私だと自分がその祖母さんの立場で考えてしまうじゃないですか、孫ってけっこう大変なんだなって。」

「そうだろ?大変だよ。」
「大変ですよねぇ。」

二人で大変、大変と言い、聞いてみるとnanuさんのお嫁さんは専門職で職場も遠く出かけるのも早いので朝はnanuさんが保育園まで連れて行くそうである。帰りもなるべくnanuさんが迎えに行きたいが、どうしても遅くなる時は母親さんが迎えに行ってくれるそうだ。

「先週は熱を出して火曜しか保育園に預けられなかった。」と言う。
(ハハァ、だからさっきから窓をあけて換気をよくしたり、私にもうがいをして風邪をひかないように注意したのね。)

「ああいうトッパツはかなわないな」などとnanuさんは言い、「今度はならないようにしなきゃ」などと言うので、私は「え?」と思い、「トッパツって一度なったら二度とかからないのでは。」と言うと、今度はnanuさんが「え?」と言う。

sake「トッパツって病名ですよね・・・?突発性何たらっていう・・?」
nanu「突然の発熱じゃないのか?」
sake「いやぁ・・赤ちゃんが最初に掛かる病気のことでしたよ、少なくても24年前は。」

「でも今はまた言葉が違うのかも。」と私は言い、二人それぞれのパソコンで「トッパツ」を検索した。

sake「ほら、そうですよね。」
nanu「ムスメはこれかもしれねぇ・・トッパツトッパツって言うのはこれだったのか。。。」
sake「赤ちゃんが最初に熱を出す時は大抵これなんですよ。」

新米パパさんも大変だ。
しかし今は共稼ぎ夫婦が多いし、こうやって祖父母もみんなで協力して赤ちゃんを育てていくのか。。。


・・・ま、うちには関係ないかナ。。。
孫が居ない分、自由を満喫すればいいのだ。(^o^)丿

お給料

2015-04-21 | 今の会社
自分の給料は上がらないものだと思っていた。実際に今までほとんど上がらなかった。
でも仕事柄、見たくなくても他の人の給料が分かってしまい、自分一人だけ上がらないことが何回もあったから、正直、4月の昇給も夏冬の賞与の時期も憂鬱だった。自分はどうせ上がらないのは分かってる、他の人も上がらなければ傷つかずに済むのに、とずっと思っていた。

そして今は昇給も賞与もほとんどなくなって、みんなが文句タラタラと言う感じで仕事をしていた。
何が文句タラタラかと言うと、自分達は給料が上がらないのに社長が高級な車に乗り、服やカバンを身につけている、それが面白くないのである。そんなに金があるならボーナスも少しは出せるだろうと言いたいのである。まるでそれまでの自分のようだ。

こういう不満は他人との比較とその妬みから始まるようだ。「あの人はこうなのに自分はこうでない。」「本当なら自分はこうあるべきなのに。」この権利の主張から文句タラタラが始まるようである。人の姿を見て(これじゃいかんな。)と分かった。
こういうモノも見方を続けると、周りの出来事が思うようにいかないといつも不満になってしまう。

「誰それの旦那さんはどうなのに、うちはこう。(なんでアナタはこうしてくれないの?)」
こういう発想をすると、男女関係も、親子関係も、みんな崩れていく。

私は今までそのことに気づかず、いつもこういうことを言って男からも子供からも嫌われ続けてきた。
長い年月で培われた性格はなかなか直せないが、それを自分で意識することで、ここから先は変わると信じたい。


まずは給料からだ。

もう人の給料と比較しない。
自分はこれだけもらって当然だ、なんてことも考えない。

今、仕事があること、今月も給料がもらえることを考えよう。
そして、あまり根詰めずに私なりにできることをやっていこう。

頑張りすぎるとどうしても「これだけやっているのに」と言う意識が頭を持ち上げて来るので、私なりに、できることを、喜ばれるようにする。
それで充分、自分にOKを出そうと思う。
給料と言う数字や人からの評価に振り回されず、私なりにできることをすればいい、自分が自分をほめてあげることにしよう、と思った。
(ある意味、それは権力者への反抗心もあるかもしれないが。)


文句タラタラでない人は他に二人いて、一人は私と似た考え方で「やるべきことを喜ばれるようにしていけば、それでいい。」と割り切っている(ように見える)人で、もう一人の人は「それがイヤならもう自分が辞めるしかない。」と考えている人である。
考え方は違うけど、相手を変わらないことを責めるより、自分ができることをしていこうという考え方をしている。

私もこれからはいさぎよく生きていきたい。
人と比べないことと、人が思う通りになると期待しないことである。
その範囲内でささやかに暮らしていけばいいのだ。

でもそれでも給料が上がればうれしい。



これは昨日のお弁当。
回鍋肉と筑前煮、カブの葉のごまあえ。
まだ食べきれていないので今日も同じお弁当。
回鍋肉は見栄えが良くないからか、kekeが食べなかった。