きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

それじゃあまたね

2010-02-28 | 父の記録と母の思い出
kekeに「明日は病院に行くかい?」と尋ねると、イヤとも言わなかった。

朝はまだkekeが寝ているので、どしゃ降りの中、近場をグルグル乗って、メガネ屋なんかも覗きながら、ボチボチ家に帰ろうとする前に「あと30分ぐらいで家に帰るけど、行く?」とメールを打った。
返事はなかった。

家に着いて、行く?と言うと、「着替えをする間に車を駐車場から持ってきてくれ」と言う。
昼は?と言うと、「まだ食べてない」と言うので、途中イオンモールで食べるか?と言うと、それはイヤだと言う。

車を取りに行ってでかけた。
今回はCDを何枚も積んでいたので、「好きなの掛けてもいいよ」と言うと、どれも興味がないと言う。
それじゃいいか、と車を走らせるが、し~んとしているのも何なので、「あぁ黄色だったけど止まれなかった」とか「本当は遅い車は左車線を走るんだけど、この先左に曲がらないとならない矢印が出るから、右を走ってるんだよ。」とか、どうでもいい説明をしながら走り出す。kekeは「はぁ」とか「へぇ」とか仕方ないから付き合ってます、と言うような相槌を打つ。

そのやる気のない相槌は、私が父にしているのとそっくりである。
どうしてそんな所が似るんだろう。

「やっぱ何かCDでもかけようか」と言うと、「それじゃELT」と言うので、掛ける。

「これは昔の曲が多いんだけどね、kekeが幼稚園ぐらいの頃の。」
「どうして古い曲ばかりなの?」
「新しいのはもう歌えるから、古い歌を覚えようと思ったからその特集になってしまった。」
「スイミーしか知らない。」
「それはもう知ってるから入って無いや。そう言えば昔、スイミー学芸会でやったよね?」

と言ったけど、それ以上話は盛り上がらなかった。

父は行くなり既にイスで寝ていた。
看護婦さんがシアワセばあさんに「私とジュースを飲みに行きましょう」と席を立たせてくれた。

kekeは父の隣に座って、私は「sakeとkekeが来たよ」と言った。
父は「kekeはどこだ?」と言う。すぐ隣にいるのに、見えてないようだ。

それから大学に行っている話や、kekeが麻雀にはまっている話をしたけれど、父はもっぱら眠いようで、うつらうつら大あくびをするばかりだった。そして「眠くて寒くてけむい。むいばかりで無意味。」とダジャレを言う。そしてまた、うつらうつらし始める。
「今日はkekeが来てるよ」と言うと、「kekeはどこだ?」と言うが、また寝てしまう。

このどうにもならん空気・・・・しかも回りはトイレを嫌がって暴れているだろうジイさんの叫び(怒鳴り)声。相変わらず「あたしゃ帰りたいんだよ!」と大声で怒鳴っているバアさん。それから焦点合わずにフラフラ歩いている人たち。。。。
kekeはヒジョウに居心地が悪いのではなかろうか。。。。

20分ぐらいで「それじゃ、また来週くるね」と言うと、「気をつけておかえり」と、眠そうな父。
今日は引き止められることさえない。
(引き止められて帰れないのも困るが。。)

EVに乗りながら、「せっかく来たんだから、もう少し居るべきだったかなぁ。」とつぶやくと、kekeは「どちらでも」と言う。

またCDかける?と言うと「どちらでも」と言う。
「アンタどんな曲が好きなの?」と言うと「マイケルジャクソン」と言う。
「それはレンタル屋にあるの?」と訊くと、何とかというアルバム以外は全部あります、と言う。
それじゃ今度CD焼きなさいよ、と言うと、はぁとかへぇとかまた相槌を打つ。

それからkekeは、男子フィギアのプルシェンコと言う人が好きなのだそうである。
両方とも私はあまり詳しく知らない人なので、何が良いのかよく分からない。
尋ねた所で、kekeが答えるわけもない。

どこかで何か食べようかと誘うけど、家でゆっくり食べる方がいいと言うので、帰ることにした。

一度、車が詰まってて、車線変更のタイミングがうまくいかず、また「ブッ」とクラクションを鳴らされた。
kekeはこれが初めての事だったので、怖かったようだ。

kekeは駅前で降りたいというので、おろした。
そして、1人で私はまた車を走らせる。
後ろを見る余裕なんてものはなく。

kekeはモコの後姿を見ているかなぁ。

今はまたすぐに、このあと家で会えるけど、いつかこんな風に「それじゃあまたね」って時が来るのだろうか。

それは切ないだろう・・・・なぁ。


その時はバックミラーでkekeの姿が遠くなったら泣けてくるかもしれない。

・・・なんだなんだ?なんでそんな事を考えてしまうのだ?!

ソフトバンクのプリペイド

2010-02-26 | パソコン&ブログ
来月で今までの携帯は使えなくなるそうで、私は機種変をすることにした。

とりあえずは最寄の家電屋に行った。
さっそくソフトバンクコーナーに行って「新しいプリペイドの契約をしたい」と申し出ると、「新規契約しかできませんよ」と言う。それは分かっていたのでそれでもいいんです・・と言うと、ここはこの機種しかないけれども、近くのソフトバンクショップに行くと折りたたみ式の携帯も置いているはずです、と言う。それにそこなら今までの携帯のアドレス帳の記録も遷してもらえて便利ですよ」と言う。

そこまで言うならば・・・と言われた通りにソフトバンクショップに行ってみた。
そして折りたたみのをください、と言うと本体は1000円も違わないのだが、充電器が別売りなんですよと言うので、それならフタなしの方でいいです、とフタ無しのを4800円ぐらい(だったかな?)で購入。(730SC)

そこで初めて聞いたのだが、6,000円のプリペイドを初期につけてくれると言う。
それは1年間有効なのだそうだ。

今、ソフトバンクでは月300円でメールし放題サービスがついてくるのだが、6,000円のプリペイドがついていれば、こちらからほとんど通話しなければ、1年間はメールし放題なのである。

アドレス帳は移行してもらったし、新しい携帯は画面も音もいまどきのデジタルっぽくて満足満足と思っていた。
・・・が、例のごとく、使いにくいところがいろいろあるので列挙してみようと思う。

1.店に行かないと、メアドが初期設定のまま変えられない。(買った時に変えてもらわないといけなかったらしい)
※注:この日はそう思っていたが、PCのネット上でメアドが自由に変更可能。前のアドレスに戻す事も可能なようだ。(3/3)

2.マニュアルを幾ら読んでも、プリペイドカードのの補充の仕方が書いてない。残高照会の仕方も書いてない。
  問い合わせの番号に掛けてみると、ホワイトプランへの変更等は自動音声でできるのだが、プリペイド独自のカードの補充やらは出てこない。

基本的にこの機種はプリペイドのために作られているのではなく、仕方なくプリペイドでも使えるようにしている機種ではないだろうか。。。それぐらいプリペイドへの記述が見当たらない。。。。
前からプリペイドを使ってないと、この機種をいきなり買ってもカードの補充さえできないであろうと思われる。
それはあまりにも不親切ではなかろうか。。。

これでメールし放題で1年間プリペイドを入れてないと、やり方も忘れるだろう。
番号は1400だから、忘れないように!
(1年後、忘れてしまっても思い出せるように書いておこう。)

今度のプリペイドは1400に掛けるたびに、まさか金が掛かるんじゃないだろうな。。。(ーー;)
と思っても、確かめる手段も無い。

300円のメールし放題サービスも、一度プリペイドが切れると、そのたびに設定しなおさなければならないそうである。
その設定の仕方もマニュアルでみつけられない。
もしかしたら、どこかに紛れて書いてあるのかもしれないが、プリペイドの客を想定すれば、もっと目立つように書いてもらえてもいいのではなかろうか。

プリペイドで使っている人間には、不親切なマニュアルである。
ますます携帯が嫌いになりそうだ。

それで近くの店舗では扱ってないと来るのだから、なんなんだよ。。。。

今度はカメラがついてたり、音声がよく聴こえるのはいいのだが。

バンクーバー☆フィギア

2010-02-25 | 日記
昼休みにnanuさんが「スケートはどうなったんだ?」と言うので、「キムヨナが1時ぐらいで、真央チャンがその前なんです。丁度滑ってる辺りじゃないですか?」と言うと、どれどれと携帯を取り出した。

あ!ワンセグ!と言い(隣に居る人間がどういう携帯を使っているか知らなかったのである)、さっそく見ることにした。

真央チャンの曲がズンチャカチャズンチャカチャと始まって、最初のジャンプが成功した時に、私とnanuさんは「お~!」と言うと、社長がやってきたので、「真央チャンですよ」と言うと、どらどらと見に来た。
そして、ノーミスの演技を見届けるや一同やったやったと喜び、「オリンピックでノーミスなんてすごいですよね!」と言うと、社長は「だけどコイツはイギリスのオッズだと7倍なんだぜ、キムヨナは1点何倍なんだぜ。」と言った。

そして点数の73点が出ると、一同おぉ~と言い、nanuさんが社長や部長に「この点数はどうですかね」と言うと、社長は「かなりいいんじゃねぇの?」と言い、それじゃ客の所に行ってくるからよ、と出て行った。

これからキムヨナだ~とnanuさんと見ようとすると、社長は急に戻ってきて「nanu~これ車に運んでくれ」と言い出して、nanuさんは出て行ってしまった。

戻ってきた頃にはキムヨナの演技は終わっていて、「どうだったんだ?」と言うので、「敵もノーミスでしたよ」と答えた。
そして78点が出たので「えぇ~」と言った。

「あの雰囲気でも演技できるんだからさすがだなぁ」とnanuさんが言うので、「まったくなんでそんなに差がつくんでしょうねぇ」とブーブー文句を言った。
「きっと、社長も車ン中でがっかりしてますよ。」


夜は夜で、また姪に数学を教えに行く。

明日から期末テストなのだ。
ミーちゃんは「テスト前にやるように授業で言われた」と言うプリントを持ってきた。
そしていっしょに解いてみて、ちょっと間違えたり、ヒントが必要な問題にマルをつけていく。

プリントの最後に「文章題は例を出しませんが、それぞれ練習してください」と書いてある。
ミーちゃんと速さと距離の問題を練習することにした。

隣のTVからズンチャカチャズンチャカチャと真央チャンの曲が聞こえてきた。
妹が見ているのだろうが、この状況で「それじゃ真央チャン」とも言えず、見るのを諦めた。
文章題の練習を終えてから、さっきのプリントでマル印をつけた問題をもう一度解いてみることにした。

そんなこんなで「やれやれ、明日は数学の他に何のテストがあるの?」とミーに尋ねると、「社会と国語だ」と言う。
「社会はどんな所をやっているの?」と尋ねると、地理と歴史もちょっとやっている、と言う。
「私は歴史も好きだったんだ、どこをやっているの?」と言うと、織田信長だ、と言うので、そいつは私が好きだったところだよ、と言うと、またミーは問題集を持ってきて、「(    )はポルトガル伝導の(    )を用いて(      )の戦いで、武田軍を破りました。」と読み始めるのである。

そして私はカッコの中を答えていくのであった。。。。。
ミーは豊臣秀吉が最初に地位を譲ろうとした秀次を、その後で疎んじる話や、明智光秀が織田信長に謀反を起こした理由は幾つかあることなども教えてくれた。

今日はかれこれ2時間になった。

家に帰るとkekeがまだ何も食べてないが、ご飯だけは炊いてくれたので、妹からもらったオカズと、昨日の残りのマーボー豆腐と、冷凍ハンバーグをチンして食べることにした。

「あぁ、そう言えば真央チャンみたよ」と言うと、kekeは「楽な会社だね。」と言う。
「そうじゃないよ、昼休みだったんだ」と言って、そうだそうだワンセグじゃ小さすぎてよく見えなかったから、ニュースを見よう、と言って、あちこちチャンネルを変えるが、キムヨナや安藤ミキはやっていても、真央チャンを見ることはできなかった。(何故ならどこの局も最初に真央チャンを放映しているから、追いつかなかったのである。)

そんなこんなの今日の一日。


陽気はだんだん暖かくなってきたのが分かる。
もう朝の日差しで霜も凍らない。

また明日もガンバロウ。

「選んでいるようで選ばされる」

2010-02-24 | 母子家庭だから思うこと
「思ったより元気じゃないか」みたいな言葉は、グレーゾーンで生きている者にはしらじらしいお世辞らしい。

では、代わりに何て言葉を掛ければよいのだろう?

たぶん、そんな言葉なんて何もない。
病気とか命とか、そう言う括りはよく分からないが、ゼツボウとか「どうにもならない」と言うカテゴリーを、少しだけ想像してみる。

例えば、私だってメチャメチャ傷ついて、どうにもならなかった時は誰にも何にも言ってほしくなかっただろう。
言う事さえ許せなかっただろう。
 
「またそのうち出会いがあるよ」みたいな事を言われたら、チッと思っただろう。
てめぇ、どんだけ偉いんだよ、と思っただろう。
「そんな事をしたからこうなった」みたいな説教くわされた折には、茶碗を投げたくなっただろう。

もう私には分かりません、お手上げです。
それしかないのではなかろうか。


中島みゆきの歌ではないが、選んでいるように見えて、実は限りある幾つかから選ばされている。
(知らないうちにこのレールに)乗せられた、とkekeは言う。

高校受験だって、何だかんだ言っても、能力に見合ったところしか受験はできない。
成績の悪い子がいい高校には入れないように、成績がいい子が低い高校に入るのも容易ではない、と言うか、それ相当の理由が強くないと、ありえない。置かれた環境がそれを許さないから。
親は必死で、どうにか選択肢が広がるように努力するけれど、それはどこの位置にズレるかだけで、幅自体はさほど変わらないのではないか・・・?
その思い自体が、もう子供をレールに乗せているわけであって、ある日息子に「知らないうちにレールに乗せられてしもうた」みたいに愚痴られるのだ。


話はそれてしまったけれど、要は理由を求める事に意味はないのではないか。
人生に失敗も成功も無いのではないか。
知らないうちに乗っかってるんだ、こう言う事は。

こうだから、こうなったとか
こうしなければ、こうなったのに、とか。

そりゃ科学的に問い詰めていけば、何パーセントかはそうなのかもしれないけれどさ、そんな事を追いかけるのは警察だけでよい。
そんな事を言っている奴は阿呆だ。

だから、あまり無理しないで、思いのままにしてるがいいよ。
頑張りたいなら頑張るのもいいし、そうでなければそれなりに。
結果や人目を怖れてビクビクするより、思うようにする方がいいよ。

よくkekeには「アンタはまだ若いんだから」と言ってしまうけど、本当は若いもクソも無いと思う。
早く死ぬ人もそうでない人もいるから、残り時間なんて、年と関係ないかもしれない。

だけど、貯金と言う意味では若いうちは頑張るのもいいと思う。
この後、大きくなって返ってくる可能性があるから。
でも、それも自分の人生だから、基本は好きにしてれば良いと思う。

だけど、あまり不幸に見舞われない奴に限って「こうしたからこうなった」とか「こうすればこうなるのに」とか言うんだ。
これから、そう言う奴の事をこっそり鼻で笑ってやろう。

また最後に余計なことを書いてしまった。

鼻パットに悩む

2010-02-23 | 日記
いつだか押入れを片付けていた時に、10年ぐらい前に作ったメガネがみつかった。

レンズもまん丸で厚くて、かなり流行おくれの感があるものだったが、掛けてみると視界がやたらクリアなのである。
今、掛けているメガネも4~5年前に作ったものだと思う。
当時は運転なんてしなかったので、不便でもないから度を弱くしたらしい。

それで初めて「今のメガネでは運転しにくい」と言うことに気がついた。
それからは10年前のメガネで運転しているのである。

今まで数ヶ月悩んでいたが、メガネを作ろうか。

父の病院の後に、「眼鏡市場」と言う店に入った。
最近よく看板を見かけるので、きっと似合う眼鏡がみつかるにちがいないと思った。
値段はどれでも一律15,750円だと言う。
乱視でも度数も関わらずこの値段はお得ですよ、と言う。
たしかに4~5年前だったら、お得なのかもしれない。

しかし、最近は5~7,000円程度でも眼鏡が作れると言う店の看板も見かけるが、それはまた別途料金が掛かるのだろうか。
「最近はもっと安く作れる所もあるようですが、何が違うのですか?」と尋ねると、「当店はレンズも一流メーカーのものを使っています、安い所はそうではないようです。」と言う。
「それから、プラスチックの太い枠の眼鏡がありますよね?そういうのは、鼻に当たるパットもプラスチックでズレやすいです。できれば鼻のパットがあるものを選ぶと良いですよ。」と言う。

すっかりその気になって、視力検査をしてもらった。

しかし、その結果は「現在使っている眼鏡で1.0あります」と言うことである。
「1.0なら今の眼鏡と同じですか。」
「そうです。」

そう言われてすごすご帰ってきた。

私はどうも悪い癖があって、視力検査の時に必死で読もうと努力してしまうのである。
瞬きの瞬間の薄目で字を読んでしまうのである。
なので、結果は思いのほか、良くなってしまうのだ。

そして、また数日考えたが、どうしても10年前の眼鏡と同じレンズの眼鏡がほしいと思う。
あとはどこで作るかだ。

15,750円は高いな。。。。
どこで作ろうか。

運転しながらメガネがずれるのもイヤだし~

愛だけを残せ

2010-02-22 | 今の会社
♪愛だけを残せ 壊れない愛を~
今日は中島みゆきの曲のリピートである。(曲名は「愛だけを残せ」)

 
また保土ヶ谷バイパスに乗っかることにした。
高速の練習も続けなくてはならないのだ。
行き先は何回目かの逗子→湘南コースである。

最近は、あまり新しい道路に挑戦する気がしない。
行き慣れた道と言うのはどんだけ楽なのか分かってきたのだ。。。。

信号待ちのたびに地図を睨みながら、間違えて戻って・・・・
あんなことやっていたのがウソのようである、というか、あれで今まで事故を起こさなかったのが不思議である。
夢中と言うのはあのことだ。

今日、湘南に行って分かったのだが、いつかすっごい勢いで「おめぇ、免許持ってるのかよ!」と怒鳴られこと、あれは黄色のラインなのに車線変更していたらしい。
また今日も車線変更し遅れそうになった。


 ♪やむにやまれぬ 人生は綱渡りだ
 ♪選ぶつもりで選ばされる手品だ

あぁ~ほんとにそうだと、保土ヶ谷バイパスを走る。
ちなみに曲を聴きながら80キロの速度が出せたのは今日が初めてである。
曲を聴きながら、保土ヶ谷バイパスが走れた記念日でもある。

 ♪偶然の朝 偶然の夜
 ♪我々は何も知らされず踏み出す


「それにしてもよく生き返ってきたよなぁ」とAさんは昨日言っていた。

「次に入院になっても、『なっちゃったか~!』みたいな感覚でいるんだ、そうじゃなくてマトモに考えていると自殺したくなるぜ。」
「そうですか。^^」

ビョーキとか命とか、そう言う事は良くわからんが、ゼツボウと言うカテゴリーを私は考える。

どうにもならない事、どうする事もできないこと。
避けることができなければ、自分から突き進むしかないこと。

徹底的に慈しむ、そんな感覚。
今あるものを、徹底的に。

強く、強く。
後で悔やまないように、慈しむ。
悲しむ暇はないほど。


車も同じだ。
所有できるのも限りあると分かっているから、今日もここまで乗ってみた。
また来週はどこに行こうか。

父とは加山雄三の歌を聴く。
「だいぶ昔の曲だなぁ」と言っていた。

今日は繰り返し、みんながどこに住んでいるのか気になったようだ。
私とkekeは別に住んでいるんだ、と言うと不思議そうだった。

妹達はどこに居るんだ?と言うので、困りながら、昔裏にあったすし屋の名前を言ってみたりした。
父はそこにずっと住んでいたことを忘れているようだった。

「みんな、元気か?」「うまくいっているか?」と尋ねて、元気だというと、それなら良い、と言う。
こんなに物忘れをしてても、まだ娘が元気で楽しく過していることは大切なのか。

私もそうなるのか。

加山雄三の歌もいっしょに口ずさんでいた。
何十年も住んでいた家の事は忘れても、歌は歌えるのだ。

私もそうなるらしい。

最近のニュースで思う事

2010-02-19 | 巷の話題
私は普通の世界ではおすましさんなので、そう見えないようだが、実は喜怒哀楽がケッコウ激しいので、たかだかニュースだけでも、悲しんだり怒ったりしてしまうのである。

最近ではニュースなんて見たくない!と思い、TVも極力つけずに、カラオケで歌いたい曲なんぞを聴いているのだが、それでもkekeがTVをつけていると、自然に目にしてしまい、腹を立てている。

今日はそんな鬱憤晴らしに、思う所をメモ程度に書いておく。
間違いも多々あるかもしれないが、ニュースのチラ見程度の認識しかないのでご容赦いただきたい。

まず面白くないのが、シーシェパードである。
文化の違いと言われればそれまでであるが、彼らがイルカと人間とどちらが大切なのだろうか。もはや支離滅裂、哺乳類もへったくりもなく、ただ思いのままに日常の憂さ晴らしをしているようにしか見えないのである。
今では怒りを通り越して、あの自分の信じるものだけが全ての正しさの基準みたいな欧米的感覚、お山の大将、滑稽にすら見えてしまう。
が、おとなしい日本人はやられっぱなしで、近々マグロもそのうち食べられなくなる日も来るよ、間違いない。
ほんと、むかつく。「ギャフン」と言わせたいのギャフンとは彼らのためにあるような言葉である。


それから、トヨタについては身内びいきかもしれないが、同情している。
車の事については詳しくは知らないが、そんなに問題があるならばだ、とっくのとうに日本国内でさんざ問題になったはずだ。どこだっけ?あのパジェロを作ってた会社だって、当時はかなり問題になっていた。
そんな神経質の日本人が、今まで騒いでいないのだから、個人的には何だかなぁと言う感想がある。

私が思うのは、何年か前のもう忘れ去られている狂牛病事件である。

日本人があれで大騒ぎしていた頃、アメリカでは「ニホンジン、トッテモ神経質ネェ」みたいな感じで、ばくばくビーフを食べていたように思う。
あのアメリカ人を見て、良くも悪くもアメリカ人と言うのはおおらかですごいなぁと思ったものだ。
あれが平気なのだから、これも平気じゃねぇのかなぁ~ほんとだったら平気なんじゃないのかなぁ・・・・なんて言うのは、私の心の奥の独り言である。
「アメリカ人、こことばかりは神経質ネ」なんて事までは言いません。

ちなみに今まで一番安い近くのスーパーのPB商品のビールを買っていたが、表示を見たら韓国産だったので、少々高くても日本社のビールを飲むことにした。
ささやかながら国内の景気が潤うことを願うのだ。

思っている事をハッキリ口にせずにそれとなく伝えると言う文化を「いとおかし」と思うのだが、よそ様の国の人に通じる訳がないんだよなぁ~考えてみれば!
でも、私はそういうのも全て含めて好きなのである。
日本が好きなのである。


オリンピックはまだ金メダルが来ないしパッとしないなぁ。

一生懸命やったならスポーツなんて負けても勝ってもいいんだけど、一番の話題が国母さんって方なのも何だか寂しい。
私は服装なんて少々どうでも(ああいうファッションだと割り切ってしまえば)、結果が出るならいいのにと思ったのだが、取れなくて残念である。
結果も普通なので、今にしたら服装も最初から普通で良かったのではなかろうか。
悪態者が予告通りキッチリ結果を出してきました!って言うのはカッコいいけど、ヤラセでもない限りそうは問屋が卸さないのだ。普段真面目で礼儀正しく、結果はキッチリ残すって言うのが、カッコよさの王道なのであるなぁ、と改めて気付いた次第である。
これも私の心の奥の独り言である。


基本的に私がスポーツに冷めているのは、熱を上げるとその人が負けそうな気がするからである。
それにスポーツの勝ち負けが(オリンピックであっても)、私の日常生活に直接かかわりが無いからである。

なんで日本人は野球だのサッカーだのにあんなに燃えるのに、政治に関しては無頓着なのか。

しつこいが、またこんなのを貼っておこう。
http://news.goo.ne.jp/article/php/politics/php-20100216-01.html

外国人参政権が国民生活を壊すと言うタイトルの記事。
本当だったら怖いなぁ・・と思うのだが、どうなのだろう。


それでも真央ちゃんは応援してるんだけどね。^^

今おもうこと

2010-02-18 | 日記
最近、楽しくてしかたない。
仕事が少々忙しいのも楽しいし、車でCDが聴けるようになったのも楽しい。
CDは最初は3枚もあれば充分だろうと思っていたのに、どんどん増えて10枚になった。
(これ、今はいいけど、夏の暑い盛りになったら、車に置きっぱなしで大丈夫なのだろうか。)

休日のドライブは相変わらず楽しみだし、kekeといっしょに食べる夕飯をビール片手に作ってみるのもいい。

これをどう言い表せばいいのだろう?
思い切って、「毎日いっしょに仕事ができて楽しいね(^O^)」と言ってみた。
毎日こんな風に話ができること。


今日は久しぶりに美容院に行った。

最近は白髪染めも自分で染めてみる日と交互になっている。
また一段と目立つようになった気がする。

今日シャンプーしてくれたのは、まだ店に入って間もない人のようであまり慣れてない。
けれども、丁寧にうんと時間を掛けて洗ってくれたので嬉しく思った。

「疲れませんでしたか?」と訊かれて「いいえ、ちっとも」と言い、「丁寧に洗っていただいて、どうもありがとうございました」と言った。
こんな言葉が残って、明日もこの人が楽しく仕事ができればいいな、と思った。


でも、本当は分かってる。

kekeだって、いつかはこの家を出て行くだろうし、父だっていつまでこの世にいるか分からない。
車だって、そのうち手離すつもりだし、今私が持ちえているものは、近い将来一つ一つ手離さねばならないものだってこと。

でも、それに嘆くより、今を充分に大切にしよう。

今、思うことはそんなこと。

ソフトバンクのプリペイド

2010-02-16 | 巷の話題
私が、ソフトバンクの「第2世代プリペイドサービスが終わるので新しい機種を買い直してくれ」の連絡を受け、だいぶ前にブーブー文句を書いたのを覚えている方もおいでであろうか。

その後の続編である。

そのサービスは3月末で終了なので、ボチボチ新しい機種の購入(しかもジバラだぜ、くそっ)をするべぇかなぁ~と思い、近くの量販店を尋ねてみた。

そこでは「当店で購入できるのはこの1種類だけです」と係の人は指差してみせる。

「これはおいくらですか。」と尋ねると4500円だか4800円だかだと言う。
但し、それは新規加入が条件なんです、と彼は言う。

「新規加入と言うことは、今までの番号やアドレスは使えないんですね。」
「そうです。」
「今使っている携帯のアドレス帳を移行することはできますか?赤外通信で。」
「一件一件ならできますが、一斉にはできません。」
「ちょっと不便ですね。」
「継続加入するにはソフトバンクの代理店になってしまうんですよ。」

しかし、ソフトバンクの代理店で購入するとなると、また7000円ぐらい本体で取られるだろう。。。。
どっちにするかなぁと2日迷ったあげく、ソフトバンクの代理店に電話してみた。

「すみません、お伺いしたいのですが、今使っているプリペイド携帯が3月でサービス終了になってしまうんです。新しいプリペイドの本体はおいくらですか?」
私はこういう風に尋ねてみると、そこの店ではプリペイドを扱っていないので、量販店で購入してください、と言う。


・・・は?◎◎ここはソフトバンクの店なのでは?


簡単に言うと、私の現在使っているプリペイド携帯は、番号もアドレスも継続できないようです。
または、よそのソフトバンクの店でプリペイドを扱っている店をもっと丹念に探すしかないようです。

そう言う訳で私のこの携帯は3月末で終了になります。
チャンチャン。


「いつまでもプリペイドなんて使ってるんじゃねぇよ!ホワイトプランに入らない奴なんて客じゃねぇんだよ!」
そんな声が聞こえてきそうな今日この頃です。

それにしても客をナメきってないか~おいおい。
勝手に携帯サービスを取りやめる(しかも買ってから2年で)。
そして、新しい機種を自腹で買えと手紙で語り、しかもそれは問い合わせると店に置いてないから量販店に行けだとぉ???
さらに、量販店では新規加入しかできない仕組になっている。

むかつくから絶対にホワイトプラン(後払い方式)なんて入ってやらない。

それだって、次のを買ったら常にプリペイド入れるつもりでいるんだから、ありがたく思えよな。
(じゃないと、メールが受け取れないからだよ、くそ。)

本格的に携帯ガンガンやりたい!と思う日には、絶対他の会社の所で入ろうと思ってる。だからプリペイド以外のプランには入らん。
それがせめてもの、客としての自分の意思表示である。


それからイーバンク銀行も楽天銀行になるらしいよ。
メールがきてた。

イーバンクも振込手数料が掛るようになったり、サービス改悪で、ハッピープログラムとか訳分からんことを始めたと思ったら、会社名が変わった。

なじみのレンタル屋の会員カードの発行元が変わったり、もうあちこちで個人情報ダダ漏れって気がする。

なんだかなぁ。
金持ちだったら、こう言う所は全て解約してしまうのに。

うちはうち

2010-02-15 | 息子keke
雨が降ってしまった。

さすがにコタツ布団カバーは、朝、家に取り込んだ。
干しっぱなしだったら、悲惨だな。

あぁ・・・ベランダの紙屑が悲惨になってるか。。。((+_+))もう知らんがな。

コタツ布団は布地がワッフル生地なので、細かなのが入り込んでしまって、掃除機で吸ってもうまくいかない。
「もう買い換えようか」と私はkekeに言った。

好きにすればいいんじゃない?と言うようなことを、kekeは言い、「でも洋服だったらもっと大変だった」と言う。

そうだ。
たまたまコタツ布団カバーと拭いたタオルだけだったから、これで済んだのだ、と思う事にしよう。


コタツ布団カバーも、たしか前にここで「紺で見た目寒いから、買い換えたい」と何年も前に書いた気がする。
昔はkekeがまだ小さくて、食べ物をこぼすだろうと、紺色のものを買ったのだ。
敷布団カバーはもうボロボロだった。

もう時期的に売ってないかもしれない。
次の秋に、通販で買うのもよいかなぁ。


昨日は父の所にも行った。

父はちょうど夕飯を食べている所で、炒飯をスプーンで食べていた。
目がよく見えてないようで、言わないと他にお皿がある事が分からない。たぶん食べきれているかどうかも言わないと分からない。
箸はかろうじて、まだ使えている。食べ物にぶつかるとどうにか引掛けて食べている感じ。スプーンも付属してついてあるが、スプーンも箸もよく見えてない状態だろうと思う。
周りを見回すと、半数以上の老人は、看護士さんから食べ物を食べさせてもらっている。
それでも父はこの中では、まだ身の回りの事ができている方なのだ。

食事が終えてから、裕次郎の曲を聴くことにした。

また父は一緒に歌っていた。

「この歌はいろいろ思い出があるんだ。」
「どんな思い出?」
「ナイショ。」
と言う。

「俺はお前に弱いんだ」である。
何となく、あるだろうなぁと私も思う。


私は帰りの運転はぼんやり昔の事を思い出してみる。

どうしても懐かしいのは、80年代、私がハタチぐらいの頃のこと。
よく両親と一緒にスナックに行った事。(妹はバイトやらで、私一人が両親と付き合っている事が多かったのである)

あの頃は一番元気で、お父さんもお母さんも楽しそうだった。

それからkekeが小さい時。
よく遊びに来てくれた頃のこと。


でも、父のよく覚えている歌は裕次郎なのだ。
それよりもっとうんと昔のこと。



kekeに「今度カラオケ行こうよ」と言うと、いつものように断られた。

「今が一番いい時だよ。だっておじいちゃんとおばあちゃんもね、私がハタチぐらいの時が一番楽しそうだった。バブルでお金もあったし、毎日よく歌を歌ったりパチンコ一緒に行ってたんだ。kekeもね、いつかそう思う日が来るよ。」

そう言うと、kekeは「悲しくなるから考えない」と言った。

それはいつものように冷淡で普通の口調だったけど。

うちらは特別な言葉も言い合わないけど、その言葉を聞いた時に、やっぱり親子なんだ、と思った。そして、うちらに関しては、もう特別な言葉もプレゼントも要らないと思った。

そう、よそはよそ。
うちはうち。


私はもう二度とこんな事は言わない・・・・って言うか禁句だった。

・・・と思った。