きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

お昼の梨

2013-09-30 | 今の会社
私はこの春から毎朝、果物を食べるように心がけている。
おでこの皮膚がかぶれてきて、ビタミン剤を処方されたことがきっかけだ。
(医者には間もなく行かなくなってしまった。)

それまでは果物なんて高いと思って買わなかったが、私も心を入れ替え、春はイチゴ、夏はキュウイかスイカ、そして秋になってから梨だ。
梨は、スーパーで1個150円、下手したら198円。
もったいないので、2~3日で1個を食べるようにしているが、kekeも食べると1個も1~2日でなくなってしまう。
 
そんな昨日、5個で598円の梨を見つけたので、買ってみた。
これなら1日1個食べても5日食べられる。

そして毎朝食べようと思うのだが、今日の朝も食べられなかった。
梨の皮をむく時間もなかったのだ。

今は遅刻ギリギリ5分前に会社に到着する。
家を出るのは8時15分だ。
車は時間が読めないからと最初はもっと早くに家を出たのに、4年の歳月のうちにだんだん遅くなり、今は5分前。
渋滞がさらにひどくなったら間違いなく遅刻するだろう。

8時には家を出ようと誓うのに、また今日もダメだ。
しかも梨さえむけなかった。

梨を丸ごとかばんにそのまま放り入れ、会社に向かった。

今日の午前中は超忙しく、銀行、法務局、郵便局に速達を出しに行くはずが、銀行で速達郵便を置き忘れてしまったりして、事務所に戻ってきたのは12時半だった。弁当を食べている最中に社長に「sake君、この図面やいて」と言われ(あの人は自分が食べ終わったので昼休みが終わったつもりなのだろうか。)焼いているうちに、1時を回ってしまい、梨をむいて食べようと思っていたのに、また食べられない。

しょうがないから、3時のおやつに食べようと思うが、その時課長と秀クンもいたので、1人で食べるのも悪いので、数切れずつ分けてあげた。
課長は梨かぁと言って食べていたが、秀クンは一言もない。

「これどうしたの?」と言われれば、「私がジバラで買って、昼休みに食べようと思ったナシですよ。」と言うのに、何も言わない。
課長の方は気がついているだろうけど、秀クンは日頃私が超ドケチだと思っているから、まさかこれが私がジバラで買った梨だとは思わないだろう。


別に恩着せがましく思う訳じゃないが、せっかく買った5個598円の梨を分けてあげたのに、感謝どころか、私が買ったものだとさえ思われてない。
なんて虚しいんだろう。

これから梨はなるべく家で皮をむいて、ちゃんとタッパーに入れて昼休みに弁当を食べた後にひとりで食べよう。

横浜ベイサイド

2013-09-29 | 車の練習
今日は朝、kekeにドライブ行って来ると言い残し、家を出た。
近場の買い物でもと思っていたが、天気はいいし、窓をあけると気持いい風が入ってくるので、どんどん車を走らせた。

環状2号線は好きな道路の一つだ。
車線はたくさんあるし、制限速度も60キロ。
流れも速くて渋滞もしない。
信号待ちもあまりない。

それでいて、タダ!!(^o^)丿

そしてタッタカタッタカ車を飛ばして、たどりついたのが。。。


横浜ベイサイトアリーナ。

・・・・のはずが、三井アウトレットパークになっていた。


やっぱり海はいいですね。^^


車を停めて、中に入ると、まぎれもなく三井アウトレットパークにあるようなブランドのお店が並んでいる。
その中の一つ「コーチ」(正確な読み方よく知らない)と言う店に入ると、店内すべて50%なのに、入口で渡されたカードを見ると、そこからさらに30%引きだと書いてある。

そしてバッグもサイフもCCCCみたいなガラの生地。
(私は昔っから、このようにブランドのマークをひたすら生地につけまくると言うデザインの価値がよく分からない。)
そう言えば中原めいこの歌で「今日はコッチで決めて、ネクタイラフな着こなし~」と言う歌詞があったが、あれはたぶん、このブランドの服を彼が全身着ていたのだろう・・・と値札を見ると、カバンが7万円!!!

50%でも3万5千円!
さらに30%でも2万いくらか。
全然お呼びじゃないって感じである。(+o+)ふぅ。←向こうも私を呼んでないが。

駐車場も30分で250円なので、早々に帰る事にした。
しかし、ここのアウトレットパークは、雰囲気が「何とかマリーン」みたいなムードで、ヨットが止まっていたり、ブラスバンドっぽい曲が演奏していたり、どこかのびのび地中海みたいな(あくまでも私の主観です)がただよっていて、雰囲気はとてもよい。

帰りはどうしたことか、大好きな環状2号線の入り口を見逃してしまい乗ることができなかった。
それでも横浜まで行かずに地図を見て、方向修正して、効率よく帰途につく。

途中、吉野家でカレーを食べる。(うまから。)

午前中の掃除

2013-09-29 | 友人
今日はまた知り合いを家にあがってもらうのに、午前中ひたすら掃除。

去年も「掃除屋さんを呼ぶために家を掃除するの巻」というのがあったが、どうして普段からもっとマメにちゃんと掃除をしないんだろう!
そして、こう言う時だけどうしてこんなに掃除をしなきゃと思うんだろう。日頃掃除をしないなら堂々と散らかしておけば良いのに、やっぱり見栄っ張りなのかな。あーそんな自分がイヤになる。
それでも午前中だけでもだいぶきれいになった。
 
すっきり片付いた(つもり)の部屋は、時間の流れが遅いように感じる。
これから、ホント真面目に片づけをしていきたい。(←たぶんウソ)
 

するとG子からの電話が鳴った。
「T男が家に帰っちゃって面白くない。」と言う。
でも最近はケンカはして無いよ、と言う。
「怒りそうなことは言わないようにしてるから。」

「でもずるいと思わない?」とG子は言い、「私は仲良くできるようにしてるのに、いつも家に帰っちゃうなんて。」

「まぁね、でもそれはしょうがないかなぁ。。」
「T男は寝る時が一番楽しいんだって。」
「それは私もいっしょだよ。」
「家で寝るのが一番楽しいんだって。」
「家で・・・っていうか、寝るのが楽しいのは私も一緒で、一日が終って寝る時が一番楽じゃん。単純に。」

G子はあーあと言って、「私って何なんだろう、T男はおいしい思いばっかり。」と言う。
 
「だったら別れた方がいいのかなぁ。。」と言うと、「sakeちゃんの言う事はもう分かってる。」とG子は言い、頭ではもう分かってる、そうだって分かっている、分かってるけど悔しいんだ、と言う。

「それは私も一緒だよ。人にはそう言えるけど、自分だってG子と同じ気持なんだよ。あまり比べないでさ、好きなら好きでいる間は好きでいいじゃん。私らは自分だけを好きでいてほしいけど、男の人ってちょっと違うよね。それだけってならないこともあるって言うか。家は家で1本道が走ってて、私らは私らで走ってる。どっちだけって言うんじゃないって言うか。」

先月はずっとT男と会えなくてね、とG子は言い、「全然メールもこないから言ったんだ、そしたら、メールじゃなくてスカイプの前でずっと待ってたんだって、今はもう全然やってなかったのに、だよ。」

「どうしてだろう。」
「携帯が触れなかったんじゃない?それで、スカイプの昔の会話ずっと読んでたんだって。くっだらないことしか話してないのに。」
「面白いね、会えないと思い出すのかな。」
「そうじゃない?」
「束縛したり、思い通りに動かそうとか、嫌がることを言わなければ男の人って離れては行かないような気がするんだよね。。。ダブルことはあっても。女ほど残酷じゃないっていうか。」

G子は「それこのごろ分かった」と言い、「もしも私とT男が別れさせられても、T男は心にぽっかり大きな穴があくと思う。」
「そう思うんだよ。だから私達は私達で自分の道だけ見ていけばいい。」

G子はだけどさ、あーあとまたため息をつくので、「これってきっと私が人生で学ばなきゃならないレッスンなのかも。これが終ったら、今の人かもしれないし、そうでないかもしれないけど、これだけ忍耐力つけて相手を気遣う努力を身につけたら、もう(恋愛や結婚で)失敗しないような気がする。」と言うと、G子もそうだよね、と言い、「sakeちゃんと私、大学卒業してからずっと会ってなかったじゃない?それで今こうして会って、これも運命だと思うんだ」と言う。
 
「そう!運命にしたがって、行く末は神様にお任せしよう。」と私も言う。

G子は「sakeちゃんにもT男にも【人を頼らないで自分で考えろ】って言われるからそうしてるんだ。」と言い、「私って社会人経験があまりないから、今までそれができなかったけど、最近努力してるよ。」と言い、「相談しないで1人で考えて、本当に時間で解決する事があるんだよね。それが分かった。」と言う。

それは良かったといい、もう夕食の支度がしたいから、私は電話を切った。
G子は「まだだったの、ごめんね」と言う。


部屋が片付くと、心が優しくなる。
時間がゆったり流れていく。
そうだ、会社も今度時間がある時にもう少し片付けよう。
nanuさんの机なんてメチャクチャだもんな。
そんな思いやりも、励みになるのかも?!(・・と思っているつもり。)

大人のきのこの山

2013-09-28 | 私の倹約術
たまに午後眠くてたまらない時がある。
あの魔の時間を皆さんはどのようにお過ごしになるだろうか。

お茶を飲んだり、トイレに行ったりしてみたが、やはり眠い。
眠くてたまらない。
「何か食べればおさまるかも。。」とコンビニに行った。
 
そこで見つけたのが、ジャン!

「大人のきのこの山」(^o^)

あの「きのこの山」の大人バージョンである。値段は通常のより10円高く、箱もやや小ぶりである。
甘さひかえめのビターチョコが好きな私が、これを手にしないはずがない。

「課長~きのこの山売ってたので少しだけあげます、どうぞ」と言うと「おーサンキュー」と言うので、私はジャンと箱を見せ、「これは大人バージョンのきのこの山なんですよ。」と言うと、そうなんだぁと言う。

そして二人でパクリと食べるが、
・・・・???

しいたけの軸の部分は、クッキー生地がポッキーみたいな生地になっているのは分かる。
しかし、チョコの部分の違いが分からないのである。

「これ、違いますか?」と言うと、課長も「比べて食べないと分からないね」と言う。
 

家に帰ってきて、kekeと夕飯を食べ終わると、「そうだ、いいものがあるんだ」と言ってジャン!と大人のきのこの山を取り出すと、kekeは「これ食べてみたかった」と言う。
 
だろだろ?さっそくどうぞ、と言って渡すと、kekeはまず箱の裏を見る。
「普通のより8グラム少ない」と言う。

「え?普通のは72グラムなの?」と言うと、「そうだ」と言う。
「これで10円高いんだよ。」「ふーん」

そして一つ取り出すと、「チョコレートが少し大きい」と言う。
そしてパクリと食べると、ちょっと香ばしい、アーモンドの香りがすると言う。
(軸がポッキーだからかもしれない。)
 
しかしそれ以上食べる気配も無い。
高くてもったいないからである。

私は朝起きて、もう一度パクッと食べてみた。
やはりチョコ自体の違いがあまりよく分からない。
 
これで8グラム少なくなって、10円高くなるとなると、ビミョウだな(いつもので充分)と言うのが私の感想だ。

伝説のプレゼンテーター

2013-09-27 | 日記
ダブルバーガー無料券を持ってマックに向うと、ん?見覚えのある高校生が・・・?^^

姪のミーである。
部活の帰りにマックで友達としゃべっているのだ。

私と目が合うと、とびきりの笑顔で手を振る。
友達に「ママのおねえちゃん」と紹介すると、えっ!爆笑みたいな。
(何に対してそんな反応するんだ?ん?)

楽しそうだな、高校生真っ盛りか。。。
そして私は無料のダブルバーガーをこっそり受け取って帰宅。


そして数日が過ぎ、今日は珍しく早く帰れたので妹の所に電話をした。
ミーちゃんの誕生日プレゼントを用意してあるんだけど、明日当日持って行こうか?明日都合が悪かったら今日にするけど、と言うと、妹は実は・・と言って、明日当日はミーの中学の友達がナイショで来る事になってると言う。サプライズなのだと言う。

「それじゃかぶらないように今日持って行くよ」と私は言い、ミーちゃんの帰ってきたと言う電話が鳴るのを待った。
9時が過ぎ、kekeと夕飯を食べて、9時半になっても電話がかかってこないので、「会えなくてもしょうがないか」と持って行くよと電話を入れると、今帰ってきたという。

ミーちゃんは洋服が喜ぶだろうと思って、買ったシャツとセーター
ミキちゃんはバッグを買って行った。

そして、また二人にプレゼントをあけてもらったら、ミキちゃんの方が「あ!」とか「う!」とか言い出して、「ちょうどバッグがほしかったんです」と言う。

「色ね、赤か青か迷ったんだけど赤がかわいいから赤にしたの」と言うと、「この色もうれしいです」と言う。
そして、「大きさも丁度このぐらいのがほしかったんです」と言う。
そしてみんなで「え!ほんとに!」みたいなノリになって、またもや私は伝説のプレゼンテーターとなったのだった。
上原愛加さんの本に「ふんわりまろやかな気持で願っていると、いいタイミングでほしい物が届くのよ」と言う内容があったけど、ほんとに願っていると叶うのかな。

そして私はまたもや姪っ子達の笑顔に見送られて帰るのだった。

ミーちゃんおめでとう!
中学の友達からもサプライズでお祝いにきてくれるなんて、ほんと人気者なんだね。(^o^)

kekeのダブルバーガー

2013-09-25 | 息子keke
私はここ数日で心に決めたことがある。
それは「kekeの話はよそではしない。」ということである。

決まってkekeの話をすると「しょうがねぇ息子だな」と言われる。私が愚痴っぽく悪いことを述べるからそうなるのだと気がついた。自分は謙遜のつもりだけど、受け取ってる方はそうは取らない。

これが逆だったら、どうだろう。
例えば秀クンが年中カミさんの愚痴や会社の愚痴を述べているが、私は1度たりとて「ああしたら?」「こうしたら?」「そんな風になったのはアナタにも原因があるのでは?」と言い放ったことがあるだろうか。「しょうがない奥さんね」なんて口が裂けても言ったことが無い。言う権利も無い。こう言う時は言いたいのだからただ聞いていればよいのだ、とはるか昔から知っているのである。
 
しかし、人様はそうではない。
まったく、50年近くも生きててそんな事に気づかなかった自分のアホさ加減に驚いた。余計なことを言うからつっこまれるのである。つっこまれる前につっこまれないように最大限の努力をしよう。
 

今日は帰ってきて炊飯器を覗くと、ご飯はほとんどなく、「そう言えばダブルバーガー1個買うともう1個タダだっけ。」と思い、kekeにそれでいいかなと言うと「いいよー」と返事が返ってくる。
そして、「これから図書館に本を返すから、ついでに買ってくるけど」と部屋から出て来た。
 
kekeは「もう1個は無料チケットか、それともその場でもらえるのか?」と言うので、「この前のビッグマックの時は私はそこを店員さんによぉく確認して、(どっちでもいいらしいけど)チケットではなくその場でもう1個ください、って言ったよ。」と言うと、「アンタみたいな非常識な行動は取れないよ」的な笑顔を見せて出て行った。
 
そして私はスーパーに明日のkekeの弁当の素材を買いに行った。
また今日も全部食べてくれた。かぼちゃの煮物なんて昔だったら食べなかっただろう。
しかし最近便利だ。ひじきの煮物やかぼちゃの煮物みたいなのが100円ぐらいの真空パックで売られていて、これがなかなかおいしい。
 
私も帰り、kekeも帰ってきたが、kekeは「無料券だった」と言って帰ってきた。
だから、代わりにサンドイッチを買ってきたと言う。
私はサンドイッチの中身を見た。ポテトサンドとか、新製品のもトマトがでかく入っていて自分は苦手なものだったので(日頃私が買ってこないものを買ったのだろう)、私はダブルバーガーがいいなと言うと、どうぞと渡されたハンバーガーは温かかった。
 
でも「もう一度私が無料券でもらってくるか」と言って行く気になったけど、「サンドイッチ3つもあるから、別にいいんじゃないの?」とkekeが言い「夜中におなかすかないかな」と言うと「大丈夫でしょ」と言う。
 
kekeは、でも笑っていた。
ハンバーガーがもう1つその場でもらい損ねても、サンドイッチを買って笑っていた。
 
最近、kekeは少しふっくらした気がする。
そしてほがらかになった気もする。
 
今度それでもバカにする奴がいたとしたら、「うちの子はアンタみたいに人をむやみにバカにするようなセンスはないよ。私に似て優しい子なんだ」と言ってやりたい。
 
心の中で何度も練習してみる。(たぶん無理だろうけど。)

食事のあと、久しぶりに皿洗いを頼んだら洗ってくれた。私はTVをみてkekeの皿洗いが終わるとピアノをちょっとだけ弾いて、横になった。また歯磨きろくにできないまま寝てしまった。

それでも客

2013-09-24 | 息子keke
kekeと私は墓参りを終えて中華料理店に行くことにした。
まだいただいたポイントが残っていて、ポイントで料理が食べられるのだ。ジバラではまず行かない店である。例えば、中華料理のおかず2人前ぐらいのが1800円位で大皿でドン!と出てくるような店である。

私とkekeはこのポイントカードを頂いてから、何回か来ているので頼むものも決まっている。
カニレタスのチャーハンひとつと、中華のおかず1品、それから餃子かシュウマイ(1人分)。だいたい合計3,500円ぐらいである。私はチャーハンではなくてライスでいいのだが、ここのチャーハンはkekeが好きでそれだけは譲れないのだ。中華のおかずの1品ももういつも同じものを頼んでいる。

しかし、この日は偶然、取引先の社長さんや実家の近所の(何々君のおばさん的な)人に会ってしまう。何々君のおばさんはテーブルがトイメンであり、たまにスーパーで会うから私がこの街に戻ってきた事は知っていても母子家庭だとは思ってなかったかもしれない。ちょっとバツが悪い。
しかもこちらに背中を向けているのは息子だろう。私、あの子に5年生まで意地悪されたんだっけ。。。
 
服装も、他のお客さんはどこかパリッとしてるのに、私とkekeだけはそこらで買った安い服装のような気がする。しかも私のはくたびれている。
こう言う店は、こんな親子が食事するような店ではない。
しかもポイント。
店の人はいいかげん、いったいどう思っているのだろう、「あのポイント親子がまた来たよ」と思われているのではなかろうか。そんなことを想像するとますます肩身が狭くなってくる。

一昔前だったら「だってしょうがないじゃない、女手一つで子供を育ててるのだから」と思えたけれど、今は厳密には母子家庭ではない。旦那に逃げられた母親とニートである。世間一般の言葉で置き換えれば結局はそうなる。 

 
周りのイタイ視線が気になる中、しゃべってないテーブルはうちらだけなので、私は会話をする。
「keke、寒くなるけど服はあるかね?このあと一緒に買いに行ってもいいよ。」と言うと、「行かない」と言う。そして服の話から、とんでもない事実が分かった。

kekeは「この前部屋を整理した」と言い、昔の服がたくさん出てきたと言い、「小学生の頃のアンタが買ってきた服のサイズを知っているか?」と言い、「Lだった」と言う。

「今着てる服のサイズはMなんだけど。」とkekeは言い、「どうして小学生にLを着せたのか」と言う責め文句である。

え?そんなことないでしょ、それは中学の間違いでは?小学生ならせいぜい140とか150じゃないの?と私は言うけど、kekeは一歩も譲らず「あの服は小学生だ」と言い張る。私はもしもそれが事実なら、たぶんいずれ大きくなると思って、大き目の物を買ったのだろう当時の私ならありうるかも、と言うと、また「かわいそうなボク」等と言い、いつもだぶだぶの服ばかり着せられてカッコ悪かった、肩幅だってこう言う風にピッタリじゃなかった、これだから貧乏はイヤだねと今さらながらに言う。
 
そして料理は運ばれて、トイメンの何々君のおばさんの視線も気になりつつ、パクパク食べた。
最後に少しづつチャーハンもおかずも、シュウマイ1個も残ってしまい、「これ折に入れてもらおうか」と言うとkekeは「えっ!」と言い、「これだけを?みっともないでしょ」と言う。

そしてバクバク食べながら、「アンタはそう言う所がある」等と言い、「きのこの山もそうだ」と言い、「どうして最後にきのこの山を1個だけ箱に残しておくのか」と言う。
「だって、どうしても食べたい時に1個あるとうれしいじゃない」と言うと、「あると思って1個しかないとがっかりする」とkekeは言う。「食べるなら3つは食べたいでしょ」と言う。

そして私達は席を立ち、会計コーナーに行く。
「これでお願いします」とバツが悪いそうにポイントカードを出すと、店員のおじさんはそれを丹念に見ながら、「まだ7,000円以上残ってますね」と言い、「でも使わないと今年で期限が切れてしまうので、その前に使った方がいいですよ、コーヒー1杯でも使えば期限が延びますから。」と笑顔で教えてくれた。
 
私達は、それでも客だったんだ。。。
私はホッとして会計を済ませて、kekeと店を出た。

東京ソラマチ

2013-09-22 | 車の練習
kekeの目覚ましがなったので、久しぶりにドライブ(運転練習)してくるよ、と私はkekeに言う。
半分寝てるkekeは「どうぞ」と言ってまた寝た。

天気が良くて窓を開けると気持がいい朝だ。
そのままどんどん走っていった。

もう動き出している朝が早い新宿。
青梅街道、大ガードの向こうに見える新宿の雑なたたずまい。
でも私の好きなポイント。
カメラを取り出したら、電源が入らないのに気づいた。
この前までちゃんと撮れてたのに。。

がっくし。。(-_-;)

そして秋葉原を過ぎ、上野からスカイツリーの脇を通りすぎる。
そろそろ肩も腰も痛くなってきたなと思ったら、「スカイツリー駐車場」と言う矢印が見えて何となく前の車について矢印の方向に曲がってしばらく走ったら、そのままスカイツリーの地下駐車場に入ってしまった。(スルーする事ができなかった。)

30分350円!@@
もう少し勉強して、近くに安い駐車場とか見つけておけば良かったと言う気持と、「まぁこれも経験だよ」と言う気持と複雑に交差する。

そして車を止め、キョロキョロしながらエレベーターを探して上に上がった。
1階に上がると駅があり、がらごろとキャリアバッグを転がしている人、団体さんを誘導するバスガイドみたいな人や、いかにも旅行に来ました的家族連れ、やたらオシャレなお姉さん3人組、もちろんアベックも、いろんな人がそれぞれ行動していた。

まず入ったのがみやげ物屋みたいな店。
明らかに自分の格好がおかしい。
これはいつものドライブ練習のつもりだったので、髪もとかしていなければ、顔もスッピンババアで、服もそこらの服である。かろうじてブラはしてた、と言ういでたち。どう見ても周りと気合いりが違うのだ。

そんなことはどうでもいい。
せっかく来たからには、見るものは見ようと思い、みやげ物屋を見る。
名刺入れに入れると香りがうつると言う香りグッズ。
「へぇ、こんなのあるんだ。いいなぁ」と思って値段を見ると、800円!高い!!

そんな感じで全体的に値段が高い気がする。最近の雑貨の値段を知らないだけかもしれませんが。

上に上がると、展望台入口みたいなところがあり、ちらっと覗くと長蛇の列のよう。
プラカードは60分待ち、大人は1人2,000円。

私の中でのボーダーラインは800円だった。
この金額が行くかどうか、行かなかったら後で後悔するかもしれない金額だった。
2,000円+700円(60分待ちの駐車料金)、迷わず却下。いさぎよし。

携帯で写真が撮れる事を思い出し、悔し紛れに真下からスカイツリーの写真を撮る。パチリ。

そしてTV番組キャラ製品の店(どのTV局も出品している)に寄って、なぜか売っていたフナッシーのトイレットペーパーを「帰りに買ってもいいかも」と思いながら見ているうちに、ひらめいた!

来週ミー(姪っ子)の誕生日だった。
ここで二人にプレゼントを買えば駐車代が浮くということに。

そして私はそれどころじゃないよ、となり、ファッションフロアに向かい、バタバタ姪っ子の秋物服を探し始めた。ああでもないこうでもない、一番大切なのはサイズだ、だってもう交換できないから。。。。
そして上の姪っ子にシャツとセーター、下の姪っ子にはバッグを買うことにした。
おばちゃん、ちょっと今回奮発しちゃったよ。(^o^)

店員さんに「レシートで合算で5,000円になれば大丈夫ですか?」と尋ねると駐車券に直接買った金額を記録させるシステムらしい。なんと!時計を見ると、まもなく2時間なので、私は慌てて車に戻ることにした。
時間が無いのでこっちも必死である。
スカイツリーは建物が二つあり(3階辺りになるとつながっているのだが)、こういうパターンだと自分がどこに車を置いたか分からなくなる事必至なので、ひたすら来る時見た景色を思い出し、この店見た、この店あった、みたいな感じでひたすら戻り、駐車場にいたってはそこらにいる制服っぽい人をつかまえて、「C14どこですか?」と探す前に尋ねて、とっとと車に戻って出庫。

お昼前だったけど、駐車場はまだまだ空きがたくさんあり、車で来ても午前中なら駐車で困ることはなさそう。
雑貨と食べ物や、もうちょっとゆっくり見たかったな・・・と思いながら、姪っ子たちに買った服は地元の店でも買える服であった。

携帯から何枚か写真を撮ったので、ドコモショップに行き「PCにつなげられるケーブルください」と言ったら、在庫が無いから取り寄せになると言う。
なので、それが届いてからブログに載せます。(^o^)

めざせ、ノーミス

2013-09-21 | 歌謡曲・カラオケ
先月からコツコツ弾いているピアノ。

「ルパン三世80’」はひと通り弾けるようになった。
そして今はミスがないように弾こうと思うが、これがなかなか上手くいかない。
ちょっとした間違いなら、スルーしてしまおうと思うのだが、重大なタッチミスが必ずどこかで起きる。
たかだか4分ぐらいの時間なのに、ノーミスで弾くことがまったくできないのだ。

これが演奏会であるなら、曲が止まってしまって、慌てふためいて楽譜を探し、どこからか戻らなければならない、そういうタッチミスである。

私が習っていたのは、近所でピアノを教えるお母さんで、ヤマハとかカワイとかそういう組織ものではなかったが、それでも年に一度「お弾き初め」と言う行事があり、正月に集まって、今得意な曲を披露しあう行事があった。
それから、ホールで弾くような発表会にも出させてもらったことがある。

そういう場所で、こんなタッチミスをする子供はあまり居ない。
もちろん私もしていなかったはずだ。
この違いはどこから起きるのだろう。

たぶん、子供の頃は多少音を誤っても、そこから次の音を正確に叩いて状態を戻すことができていた。今はそれができない。一つ間違えると次も間違えてしまう、そこから先ボロボロになる。
これは練習不足なのか、脳の老化なのだろうか。それともメンタルの問題?

ちゃんと通して弾けないのは情けないな。
フィギアスケートを思いだした。あれも4分5分と言う時間を高度な技を取り入れながら、ノーミスで演技しないとならない。それも一発勝負で。どれだけ強いメンタルが要求されるんだろう。

「炎のたからもの」の方も一通り弾けるようになった。こっちはまだ全て譜を見ながらなのでかなりゆっくりだ。
楽譜はちょっとジブリっぽい淋しげなポツンとした曲である。「カリオスの城」と言う映画の主題歌。この映画がどんなあらすじだか私は知らないので、勝手に大きな火の鳥が夕暮れの空を羽ばたいて飛んでいく姿をイメージしてる。

まるではかなくひとりさまよう私みたい・・・というオチまでつけながら。


最初はやっと一つ一つの音を押しながら、「こんなんで曲になるのかな」と思いながらも、何回も何回も弾いていると、自然に曲になっていく。
この「何回も」がクセモノで、何十回何百回と言う単位なのである。

kekeは「一つ法則をみつけた」と言い、「ピアノを習っていると勉強もできるようになるらしい。」と言う。
実際にそういう友達がいるのだろう。
kekeは「それは脳みその使い方ではないか」と言うが、私はこの何百回と言う繰り返しの根気強さ→達成感が、ドリル勉強のたくましさにつながるのではないか?と考えてみた。

私自身、ドリルみたいな単純演習を何十回もすることや、暗記すること、目標を持ってそういうことを何十回も繰り返すことが、人に比べると苦にならない気がする。
(そのかわり何々を述べよみたいな、単純でない勉強や研究は苦手。)

優しい子

2013-09-20 | 息子keke
今日弁当を作っているとkekeが来た。
何のおかずだか台所に入って来る。

父を思い出した。
父も暇だとよく台所に入って来て、「何作ってるの?」と母に言うような人だった。

そしておかずを見ると、楽しそうにしてる。
ような気がする。

そんな風に見えるようになった。
私が。


今日は肉とたまねぎを焼いているとkekeが来て、「そろそろ行かないと遅れるよ」と言う。
笑顔で。

そしてまた何を作っているのか覗きこむので、「もうkekeの弁当は作ったんだ。おかずがなくなっちゃったから、いつもの焼いてるの。」
いつものとは、前に紹介した「バラ焼きのたれ」である。焼いた肉と玉ねぎをこれで味付けるのだ。


「そろそろ行かないと遅れるよ」なんてkekeが心配する。
自分の弁当のために私が遅刻するのが気になったのかな。

そんな優しい子だと気がつかなかった。

今まで「ひきこもり」と言うインパクトが強かったので、それだけで何をしても認めようとしなかったのかもしれない。

例えば「生活保護」もそうかもしれない。「生活保護」と言うだけで何もかも認めようとしない・許そうとしない風潮もある。でも、そこにはいろんな人がいて、いろんな理由があるかもしれない。みんな一緒くたにするのはどうだろう。

私は日本人を誇りに思っていて日本が大好きなので、「日本」と言うだけで悪く思うような人は好きじゃないけれど、「そう言う国の人はキライ」としたら、彼らと目くそ鼻くそになってしまうことに気づいた。残念だけど、全部が全部そんな人ばかりじゃない。実際に体を張って子供を助けるような人もいるんだから。
真実はこの目でちゃんと見ながら、希望を信じよう。

そうこの目で見えることを疑わず、信じること。


kekeの今している勉強が果たして仕事に結びつくかどうかは疑問に思うけれど、勉強することは知識を増やすことだ。それはこれから何かの役に立つかもしれない。
何より、kekeが朝起きて電車に揺られて学校に行く、それも毎日、と言うことを喜ばなくっちゃ。