今日は魚にエサをやりに行った。
忘れもしない、前回の正月。
寒さのせいか、ネオンテトラやミッキーがバタバタ死んでいったのである。
なので2~3日に1度は様子を見るために来る事にしたのだ。
仕事納めの日、ZENさんが水槽を洗っていた。
洗い終えたのを見ても、中の水が泥っぽくよどんでるので「?」と尋ねてみると、「この汚れは循環の中の水が出てきたから」だそうで、しばらくするとよどみは下に落ちて行き、きれいな水に変わった。
「どうして、今までの石や水草(造花ならぬ造草)を入れてないんですか?」と尋ねると「白サンゴを入れてイメージチェンジするらしいよ」と言う話である。
「それで、今度はネオンテトラをたくさん買って入れるらしいから、エンゼルは死刑ね。」と言うので、「え!殺してしまうんですか?」と尋ねると、「入れたままだとネオンテトラが食べられちゃうでしょ。」と言う。
「えぇ~、最近エンゼル達は年取っておとなしくなりましたよ。」と言うけど、「今居る魚とはそうでも新しく入れたらまた攻撃するだろう。」と言う。
うちの会社の水槽、当初はインテリアの一部だったはずが、コケはガラスに砂利に生えるし、魚はぶくぶく太るし、食べ物のカスやフンが舞い水はにごり、仕方なく置いてます的な水槽になり果てていた。
つい先日も、にごった水の底を死んだエンゼルの上にプレコが乗っていて(食べているのだろう)、課長と二人でぼんやり「(社長がオシャレで買ってきたつもりでも)最後はこうなっちゃうんだよねー」「こうなってしまいますよねー」とぼんやり眺めていたのだった。
私は事務所のドアを開け、水槽に駆け寄ると、ライトをつけてエサをあげてみた。
やっぱり!
魚が食いついてこないのである。
水温はよ?と探すけど、温度計が無い。
どこやっちゃったんだよ、もう。
暖房を入れ、シクラメンにも水をやろうとお茶場に行くと、スポンジや石が排水口の網の上に落ちていて、それを拾い上げると、その下に温度計があった。
吸盤がダメっぽいので、ヒモで温度計をくくり、水槽に落としてみた。
徐々に魚もエサに食いつき始めた。(しばらくエサをやらないと忘れてしまうのだろうか。)
しばらくは暖房入れっぱなしで、父の病院に向う事にした。
あとわずかで死刑(?)になるエンゼル達を思うと、気の毒になった。
その用が済んだら終わり的な薄っぺらい命が、あたかも自分のように思われた。
せめて正月の間だけでもこうしてたまに暖房を入れて、元気にエサを食べてもらおう!
寒い所で知らん振りよりは、きっといい思い出になるに違いない。
そして父の病院に車を走らせた。
父は今日は割りと元気で会話も成り立った。
寝たり起きたりだったが、「sakeだよ」と言うと「何しに来たんだ?」と言い、「もうすぐご飯だよ」と言うと「そうか」と言った。
そして半分は箸でご飯を掛け込んでいた。
相変わらずキン○マをさすっていた。
病院は連休モードのせいなのか、それとも何人かの老人が家に戻っているためなのか、いつもより静かで穏やかであった。時間はゆっくりしていた。
さて、暖房を止めようと会社に戻ると、nanuさんが鍵を掛けている所であった。
「うわっ!」と言うとnanuさんも驚いていた。
「何しに来たんですか?」と言うと、魚にエサをやりにきたのだと言う。
鍵を掛ける手を止めて、「それではどうぞ」と言うので、「私も魚のために来ただけです」と言う。
「暖房がついてたけど」と言うので、さっき水温が低かったんですよと言う。
「nanuさんも魚を気にしてくれたんですね」と言うと、「暇だから来ただけ」と言い「私も暇だったから」と言うと「よいお年を」とぶっきらぼうに言って去って行った。
nanuさんも心配でエンゼルを見に来てくれたとは。
ちょっとはいい人ではないか。
エンゼル達も良かったね!(^o^)
また近々暖房を入れに来るからね。
忘れもしない、前回の正月。
寒さのせいか、ネオンテトラやミッキーがバタバタ死んでいったのである。
なので2~3日に1度は様子を見るために来る事にしたのだ。
仕事納めの日、ZENさんが水槽を洗っていた。
洗い終えたのを見ても、中の水が泥っぽくよどんでるので「?」と尋ねてみると、「この汚れは循環の中の水が出てきたから」だそうで、しばらくするとよどみは下に落ちて行き、きれいな水に変わった。
「どうして、今までの石や水草(造花ならぬ造草)を入れてないんですか?」と尋ねると「白サンゴを入れてイメージチェンジするらしいよ」と言う話である。
「それで、今度はネオンテトラをたくさん買って入れるらしいから、エンゼルは死刑ね。」と言うので、「え!殺してしまうんですか?」と尋ねると、「入れたままだとネオンテトラが食べられちゃうでしょ。」と言う。
「えぇ~、最近エンゼル達は年取っておとなしくなりましたよ。」と言うけど、「今居る魚とはそうでも新しく入れたらまた攻撃するだろう。」と言う。
うちの会社の水槽、当初はインテリアの一部だったはずが、コケはガラスに砂利に生えるし、魚はぶくぶく太るし、食べ物のカスやフンが舞い水はにごり、仕方なく置いてます的な水槽になり果てていた。
つい先日も、にごった水の底を死んだエンゼルの上にプレコが乗っていて(食べているのだろう)、課長と二人でぼんやり「(社長がオシャレで買ってきたつもりでも)最後はこうなっちゃうんだよねー」「こうなってしまいますよねー」とぼんやり眺めていたのだった。
私は事務所のドアを開け、水槽に駆け寄ると、ライトをつけてエサをあげてみた。
やっぱり!
魚が食いついてこないのである。
水温はよ?と探すけど、温度計が無い。
どこやっちゃったんだよ、もう。
暖房を入れ、シクラメンにも水をやろうとお茶場に行くと、スポンジや石が排水口の網の上に落ちていて、それを拾い上げると、その下に温度計があった。
吸盤がダメっぽいので、ヒモで温度計をくくり、水槽に落としてみた。
徐々に魚もエサに食いつき始めた。(しばらくエサをやらないと忘れてしまうのだろうか。)
しばらくは暖房入れっぱなしで、父の病院に向う事にした。
あとわずかで死刑(?)になるエンゼル達を思うと、気の毒になった。
その用が済んだら終わり的な薄っぺらい命が、あたかも自分のように思われた。
せめて正月の間だけでもこうしてたまに暖房を入れて、元気にエサを食べてもらおう!
寒い所で知らん振りよりは、きっといい思い出になるに違いない。
そして父の病院に車を走らせた。
父は今日は割りと元気で会話も成り立った。
寝たり起きたりだったが、「sakeだよ」と言うと「何しに来たんだ?」と言い、「もうすぐご飯だよ」と言うと「そうか」と言った。
そして半分は箸でご飯を掛け込んでいた。
相変わらずキン○マをさすっていた。
病院は連休モードのせいなのか、それとも何人かの老人が家に戻っているためなのか、いつもより静かで穏やかであった。時間はゆっくりしていた。
さて、暖房を止めようと会社に戻ると、nanuさんが鍵を掛けている所であった。
「うわっ!」と言うとnanuさんも驚いていた。
「何しに来たんですか?」と言うと、魚にエサをやりにきたのだと言う。
鍵を掛ける手を止めて、「それではどうぞ」と言うので、「私も魚のために来ただけです」と言う。
「暖房がついてたけど」と言うので、さっき水温が低かったんですよと言う。
「nanuさんも魚を気にしてくれたんですね」と言うと、「暇だから来ただけ」と言い「私も暇だったから」と言うと「よいお年を」とぶっきらぼうに言って去って行った。
nanuさんも心配でエンゼルを見に来てくれたとは。
ちょっとはいい人ではないか。
エンゼル達も良かったね!(^o^)
また近々暖房を入れに来るからね。