きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

生きてることが辛いなら

2008-08-02 | 巷の話題
森山直太朗の「生きてることが辛いなら」の歌詞が話題になっている。

生きてることが辛いなら小さく死ねばいい/親や恋人は悲しむが3日経てば元通り
(原文どおりではない、たしかこんな感じ)
一部にそんな内容の歌詞があって、そこが問題になっているらしい。
 
そこだけを取り上げるとそうなるのだが、歌詞を全部読むと「死ねばいい」と語る歌ではないのがよく分かる。(彼のHPから歌詞は読める)
その一部を取り上げて大人やPTAみたいなのが(どうせそんな所だろう)ギャーギャー言うのは如何なものだろうか。

私はこの歌、出るのが楽しみなんだけど。

「生きてのが辛いならくたばる楽しみとっておけ」

あぁ、たしかにそうだな、と思いなおした。
 

最近、ほんとにうるさい。
モンスターペアレンツなんて言葉まで出てきたが、モンスターなのは過保護な親だけなのだろうか。

昔はこんなではなかった。絶対にこうではなかったはずだ。
昔の詩集を開けば、この程度の歌詞は平気であるのではないかな。

もしかしたら、これを聞いて「小さく死んでしまおうか」と思う者もいないとは限らない。でも、そう言う人はもともと何を刺激されてもそうなってしまう者なんだと思う。
それなら、太宰治なんてどうなのよ。
もしかしたら読んで同じように死のうと考えた人もいるかもしれないけれど、勇気付けられた人間はそれよりずっと多いはずだ。

そう言うものをどんどんダメだと阻害して行ったら、あとはロボットマニュアルみたいな作品しか残らない。
こう言う思想を徐々に束縛していくさまが、戦時前によく似ていると言う人も居る。

少なくてもマスコミは、神経質なギャーギャーに惑わされない毅然とした態度をとってほしい。
何たらを擁護したい訳でもないのだが、批判の投書だかメールとかが何通届いたとか、それでも間違ってないと思うなら堂々としてればいい。それですぐに思うがままにするから、ますますモンスター何たらがいい気になっていくのだ。

人は人!
自分は自分!!

私がこう言うほんの小さなブログの片隅でブーブー文句を言うのと、投書だかを送って他人の人事問題にまで首を突っ込むのとは、はるかに次元が違うと思ってる。

どうして他人まで自分の思い通りにならないと気がすまないのか。
本当に悪いことなら警察がとっ捕まえに来る。それでも、彼らはそいつが不幸にならないと気が済まない。だから投書をする。自分は正義感でいい気分。
私はそのモンスター根性が気に入らないから、逆にかばいたくなってくるのだ。

正義感をふりかざしていい気分でいる辺りが、気に入らないんだ。


私は残りの人生は「消化試合」ではないかと最近考えている。
そんなわけで、くたばる楽しみを素直にとっておこうと思う。


2 コメント

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最近 (くみ)
2008-08-02 15:42:24
多いよね。クレーマーとか言ってるけど。
なんだか言ったもん勝ちみたいな所あるし、無茶なクレームでも平気で押し通す人なんかも居たりして。
あと気になるのがマスコミ。たった一度の失言でもう二度と復帰できないくらいまで叩きのめすってどうなんだろう。
確かに失言の内容はまずいと思うし表に出る人は発する言葉に充分注意しなきゃいけないとは思うけどね。
ちょっと本題からズレたね・・失礼。

業界の冊子は家ではなくて会社で定期購読してたの。倒産情報とか載ってたよ。
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>くみさん (sake)
2008-08-02 22:04:02
そうなんですよね。マスコミの「叩きのめす」って感じ、それがとても不安になるんです。

高校野球の事件も、賛否両論があるみたいですね。
なんかそれもマスコミが見下ろしながら、庶民はどういう反応をするのか試しているような感がしなくもない。
そういうのがズルイと思うんです。

うちの会社も建築関係の雑誌を一つくらい読めたらいいのにと思います。
少なくてもくみさんは、2週間前にその情報を知っていたってことですからね。。。
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