ピンチは人を成長させると言いましたが、なかなか簡単なことではありません。正直なところ、管理人にもどうしたらいいのか、さっぱり分かりません。だったら、いっそのこと自分たちでいろいろ考えてみたらどうでしょう。
これを難しい言葉で言うと「主体性」と言います。主体性とは、「自分の行動は自分で決めたこと」だと考えることです。監督・コーチ、お父さんたちもいろいろと言いますが、それを「聞いて受け入れたのは自分だ」と思うことです。そうすると、いい結果も悪い結果も、納得して受け入れることができます。こうした気持ち(主体性)がないと、結果が出ないと誰かのせいにしたり、良い結果が出ても誰かのおかげで自分の力ではないと自信につながらなかったりするのです。前管理人さんのこれまでの試合速報を見ていても、試合前に自分たちで話し合って臨んだときは、良い結果が出ているように思います。みんな自分たちのために野球をやっているのだから、勝っても負けても自分たちが納得できるように、自分たちで考えてみたらどうでしょうか。
管理人から一つ言えることは(これはアドバイスであって、こうしなさいということではありません)、みんなはチャレンジャーだということです。小学生にとって一年の差は非常に大きいものです。新4年生まで入らないとチームを組めない新チームが、パワーの面で圧倒的に不利な状況であるのは事実です。「だから、負けたって仕方ないじゃん」ということではなくて、逆に負けることを恐れずチャレンジしていくことができると思うのです。チャレンジする姿勢をどのように表すかは、みんなで考えてほしいけど、例えば、打席で気合を入れる声を出すとか、守りに入る時に何かするとか、何でもいいと思います。そうして体や声に表すことで、気持ちも変わってきます。チャレンジャーとして堂々と戦ってください!