八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

ガンバレ!新チーム!

2007年03月06日 13時46分41秒 | 散ドラ諸君への喝!

6年生が卒団し、いよいよ平成19年度の新チームが始動します。しかし、カズキの転校の話に続き、もともと少ない新6年生のタイキも転校することになり、早くもドラゴンズにピンチが訪れているように見えます。たしかにピンチですが、ピンチは悪いことばかりではありません。戦国時代の武将山中鹿之助が「我に七難八苦を与えたまえ」と言ったいいますが、ピンチは人を鍛えてくれるのです。とはいえ人間は横着な生き物ですから、自分から苦しい思いをしたい人などそうはいません。管理人だってそうです。出来たら楽をしたいものです。だからこそ、自分が望んではいないのにたまたま訪れたピンチは、またとないチャンス(機会)とも言えるのです。

 

ドラゴンズ諸君も、かつての巨人が長嶋・王・堀内・森・柴田・高田・土井などの名選手を擁して9連覇(9年連続日本一)という偉業を達成したのは知っていると思うけど、同じ年代の選手で黄金時代を築くということは、同じ頃に衰えてくるということです。案の定、10連覇を逃して引退した長嶋選手が監督となった最初の年、巨人は史上初の最下位という屈辱を味わいました。そこで巨人は、張本勲を獲得するなど大型補強しすぐに優勝に返り咲きましたが、ベテランの王・張本が下り坂になると、すぐにまた低迷するようになりました。そこで長嶋監督は、当時無名に近い若手を徹底的に鍛えたのです。この「地獄の伊東キャンプ」は今や伝説となっていますが、この時鍛えられた若手の西本・篠塚・中畑・松本・山倉・江川などが、その後の藤田巨人の黄金時代を作ったのです。巨人のピンチは好き好んで作ったわけではありませんが、こうしたピンチを、強いチームを作るためのチャンスに変えたのです。

 

ピンチをチャンスに変えるというのは、口で言うほど簡単なことではありません。散ドラが巨人のようにまた強いチームになれる保証もありません。だけど、少ない上級生が苦労してチームを引っ張ること、下級生が上級生をカバーしようと精一杯ガンバルことで、それぞれが得られるものがきっとあると、管理人は思います。そうした何かを得るためにも、本当に一人ひとりががんばってほしいと思います。それが、その後の自信にきっとなると思います。

 
ガンバレ!ドラゴンズ! ガンバレ!新チーム!

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