1週間ほど前、突然右ヒザに痛みを感じ、選手生命の危機という言葉が一瞬頭をよぎりました(オイオイ、あんたは選手じゃないって!)。ここのところ、散ドラ活動にも参加できていないし、他に思い当たることもなく、こうした痛みを感じることが初めてなので、本当にヤバイと思いました。幸い2~3日で痛みはなくなりましたが、今でもちょっと力を入れるのがコワイ感じです。故障した選手の気持ちが初めて分かりました。
管理人が中学の時に野球をやっていたことは前に前に書きましたが、中学の頃の管理人はどんなに練習しても50kg以上に体重が増えず、バッティングでは苦労しました。パワー不足で引っ張っていい当たりを打てず、いい当たりはすべてライト前なので、なかなかヒットになりませんでした。高校に入ってもすぐには体重は増えず、1年生の1学期で野球部は断念しましたが、その後少しずつ体重が増えて卒業する頃には漸く60kgくらいになりました。大学に入学して、軟式野球のサークル(草野球みたいなもの)に入りましたが、中学の時には引っ張って打てなかったのが嘘のように、ポンポンと左中間などにボールが飛んでいき、10kgの差は大きいなあと実感しました(会社に入ってまた体重が減り、ここ15年ほど55~56kgなので、また非力になっていると思いますが…)。
こんな管理人ですが、不思議と体は丈夫で、肩・ヒジ・ヒザ・足首・腰など、野球選手に重要な場所を痛めたことは一度もありません。骨折はもちろん、ねん挫もしたことはありません。生まれた時もガリガリでかわいくない赤ん坊だったらしいですが、3,000g以上あって骨ばっていたということですから、生まれつき骨は丈夫なのでしょう。母親のお腹にいる時に、母親はやたらと魚が食べたかったとのことで煮干しばかり食べていたそうですから、そのおかげなのだと思います。ですから散ドラに参加するようになり、最初は三本目くらいから息が上がっていたダッシュも、慣れてきた今では五本でも平気で全力で走れます。しかし、いくら骨が丈夫でも40年以上使っているわけですし、工藤や桑田のように毎日トレーニングとケアをしているわけでもなく、そろそろ齢を考えなければいけないんだなあと、当たり前のことを思い知らされました。
ということで、管理人はこの齢になって気づきましたが、一度故障をすると、思い切ったプレーをするのが怖くなりますし、同じ場所の故障が癖になりやすくなります。みんなが嫌いなセットも、普段しない動きで体全体をバランスよく鍛えるためです。野球が出来るのも、丈夫な体があればこそです。ケガをしない丈夫な体を作ってください。管理人はケガをしないように、ほどほどに練習します。