夏合宿は素晴らしいグランドと運良く涼しい天候に恵まれ、一日で終えるのがもったいない感じでした。暑い中頑張るのもいい経験ですが、やっぱり練習するには涼しい方がいいですよね。
また、恒例の親子試合も楽しいのですが、折角いい環境でいつも以上に時間があるので、部員一人ひとりの課題を修正したり、いい点を伸ばしたりするのに時間を使うのもいいのではないかと思いました。
特に合宿2日目に入った北八王子エースとの新人戦の結果を見ると、余計そう思いました。体調が万全でなかったことや、こちらの自滅ということもありますが、やはりベースとなる「基本」の差が歴然としていたと思います。散ドラは小所帯ですし、試合と練習で2ヶ所に分かれての活動は現実的ではありません。しかし、3月になると毎週試合という感じですからまとまって練習する時間はなかなかとれません。ですから、合宿や冬場にしっかり基本を身に付け、課題を修正する練習をしたいものです。
北八戦を前に「散ドラ諸君がベストの試合をすれば、勝つチャンスもある」と書きましたが、残念ながら先日はベストの試合が出来ませんでした。今のところ散ドラ諸君のベストの試合は、何十試合に一回出来るかどうかという確率でしょう。つまり、それが「基本」の差です。きちんとしたプレーを当たり前のように出来ること。これが基本が出来ているということです。先日の試合でも、あれ程死四球がなく、エラーもなく、際どい当りも捕球出来て、攻撃でも何度か迎えたチャンスに一本が出ていれば、4、5点勝負のいい試合が出来た可能性があります。しかし、それはあくまで可能性であって、今の散ドラ諸君がそれを現実にするには、相当の気合を入れてボールに食らいついていく姿勢が必要です。こうした気持ちももちろん大切ですが、気持ちだけはいつもベストの試合をするのは難しいものです。やはり、野球の技術を高めるしかありません。これから半年しっかり「基本」を叩きこみ、来年は絶対北八王子エースに勝とう!ガンバレ!散田ドラゴンズ!!