9月2日でドラゴンズの研修リーグ春季大会は幕を降ろしました。4勝12敗という結果はさておき、この半年間を管理人なりに振り返ってみたいと思います。
まず、研修リーグの開幕戦となった城山キッズ戦は、管理人にとっては非常につらい試合となりました。せがれが初めて起用されたファーストでエラーを連発ですから…。しかし、今年のチームで昨年の不動のレギュラーはコウヘイだけですから、うちのせがれに限らず、今年の序盤戦は試合慣れするのに精いっぱいでエラーも多かったですね。戦力ダウンしたチーム相手に早々に2勝をあげる幸運に恵まれましたが、プレー内容はかなりとんでもないものが多かったと思います。それから少しずつ試合に慣れてくると、プレーも落ち着きエラーも少なくなりましたし、とんでもないエラーもしなくなりました。
代わりに問題となってきたのが、「打てない症候群」です。野球は「守り」が基本で、打撃は水ものというのが常識です。しかし、散ドラ諸君は、速い球は打てない、遅い球も打てないで、結構引き締まった試合なのになかなか勝利をモノにできなかったのは、この打てなさすぎにあります。前半戦を通してコンスタントに打ったのはコウヘイだけで、序盤好調に打っていたカズト、コウスケも終盤は当りが止まりました。他の選手は打つ時もありますが、打たない時の方が多く、勝利を手にしたのも、相手の自滅によるところ(四球・エラー)が多かったように思います。強豪チームを見ていると、全員ではありませんが、中軸もしくは上位打線が確実にミートをしていました。散ドラはこうした確実性がありませんでした。
打撃面での課題もみんな同じではなく、いくつかのパターンに分けられると思います。まずは、
1.力はあるのに投手に応じてタイミングが合わせられないパターン。コウスケやマーがそんな感じです。最近の練習を見ていると、カズトがボールを打ちにいっていますね。
次に、2.タイミングはとれていても力不足、スピード不足のパターン。コウキ、カズマ、リクなどがこのパターンかなと思います。カズマは最近練習・試合でライト方面にいい当たりが多いですが、意識的に流しているというより、スピード不足かなと思います。いつもセンター方面に打てればいいのにね。
最後は3.ヒザ・腰が使えていないパターン。ユウヒ、シュウヘイ、リクトなどがこのパターンですかね。コウタのように始めたばかりの部員は仕方ないけど、ユウヒ・シュヘイ・リクトは腕の力はあるのだから、もっとヒザ・腰を使えばいいバッティングが出来るよ。みんな素振りをしていると思うけど、やみくもに振り回すのではなく、それぞれの課題を意識して素振りをしよう!
あと、散ドラの課題は外野守備ですね。管理人も外野一筋だったので、外野守備については、自分の視線の延長線上にグラブを構えてボールを捕るなどはアドバイス出来るのですが、もっとも重要なフライの目測は自分でもどうやって身につけたのか分らないし、アドバイスも出来ないんですよね。経験で感覚を磨き、ボールの下に素早く入ることが大事としか言えません。ノックだけでなく、キャッチボールなどで前後左右にいろんな球を投げてもらって、ボールへの反応を数多く経験するしかないのかなあと思います。
監督・コーチ、父の皆さんもいろいろ思うところがあるでしょうが、個々の部員の課題をつぶし、是非とも実りの秋としましょう。選手諸君は自分の課題を克服するために、しっかり自主練習もするように。土日以外も自分でしっかり練習した選手は確実に上達するよ。これは間違いありません。上達スピードは人により違いますが、うまくなるのに練習以外の近道はありません。ガンバレ!ドラゴンズ!!