我が家の6は、四年生だった昨年はたまに外野で試合に出してもらっていました。下級生チームの試合では、サードやピッチャーをやらせてもらいました。たまにショートもやりましたが、前後左右に目を配らなければならないショートは、6には少々難しかったらしく、あまりいい動きではありませんでした。その点サードは、強い打球やボテボテゴロもありますが、基本的には捕って投げるだけなので、それなりにこなしていたように思います。
このままサードをやるのかなあと思っていたら、今シーズンの開幕から、ファーストを任されました。サードとファーストでは、投げる側と捕る側と立場がまったく逆になります。練習でもあまり経験していなかったので、最初はだいぶ戸惑ったようです。一塁ベースにつかなければと意識しすぎて、一二塁間のボールを捕りに行かなかったり、難しいワンバウンドの送球をベースについたまま捕ろうとしてポロしたり、後逸したりと、初戦は散々な出来でした。二戦目のビートルズ戦でチームは初勝利しましたが、6はだいぶ危なっかしくハラハラしました。
それ以降はだいぶ納得のいくプレーが出来るようになりましたが、まだまだこれからもミスはするでしょう。しかし、本人が自分の足りないことを自覚し、それを克服しようとし、手ごたえを感じると自信になりますし、やる気も生まれます。初めて経験することに不安はつきものですし、最初からうまくいくわけではありませんが、やってみることで新たな成長や発見があると思います。ほかのみんなも是非いろんなことにチャレンジしてほしいと思います。
先日の松が谷ジャガーズAとの練習試合では、各自いろいろと違うポジションを経験しました。いろんなポジションを経験して、自分の可能性を広げてみてください。