日中の試合だったため、最後の方をワンセグで見ただけですが、WBC準決勝で日本は敗退し、三連覇の夢が断たれました。
残念ですが、開幕前はずいぶん心配されたジャパンが台湾との激闘を制して準決勝まで駒を進めたのは立派でした。前回準優勝の韓国も、本家本元アメリカも準決勝に進めなかったのですから。
それに、3連覇などすると、今後ますますプレッシャーがきつくなるので、1回休んだくらいでちょうど良かったのではないかと思います。
しかし、課題もなしとは言えません。過去2大会、スモールベースボールを標榜し、盤石の投手力と小技を効かせた打線で勝ちあがりましたが、今回は自慢の投手陣が先取点を取られることが多かったですし、小技も効いたり効かなかったりでした。
激闘の台湾戦では、意表を突く鳥谷のスチールがチームを救いましたが、今日は追い上げるチャンスだった8回、一死二三塁から「走れれば走って良い」という中途半端な指示で、井端がスタートを止めたのに内川が二塁手前まで走ってアウトとなりました。これが今日のポイントとなりました。
選手たちは開幕前に大変な疲労感だと思いますが、これを糧にまた一回り大きくなってほしいですね。