八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

一戦ごとに…サッカーW杯2次予選アフガン戦!

2015年09月08日 23時52分10秒 | スポーツ

2次予選初戦のシンガポール戦はイライラの極致でした(「消化不良…焦りは禁物(W杯2次予選シンガ戦!)」)。引いて守る相手に対して、しゃにむに攻めるばかりで、一体どうしたんだ?!という試合でした。

 

続く2戦目のカンボジア戦も、将棋でいう穴熊のように引きこもった戦い方をする相手の戦いでした。3対0で勝ちはしたものの、ほとんどの時間を攻めに費やし、30数本のシュートを放ちながらのこの点差は、正直なところ、物足りないものでした。成果は、引き分けに終わった初戦に比べ勝ったということくらいでした。実力差は明らかでしたが、それでもこれだけ引いて守られると、これくらいの点差にしかならないというのが、今の日本の実力なのでしょう。

 

そして、今日のアウェーでのアフガン戦です(母国は危険ということでイラン・テヘランで客数を制限しての開催でした)。引いてはいるものの、前2戦ほどのどん引きではなく、香川・岡崎など主力選手のコンディションも前試合よりも明らかによく、開始早々に香川が華麗な切り返しからミドルで先制点をあげると、本田の泥臭い折り返しから森重がゴールし、2得点で前半を終えると、後半早々にもこぼれ球を香川が押し込み、次に完全な崩しから岡崎が流し込み、続いて本田のシュートのこぼれたところを岡崎らしい滑り込みながら泥臭くゴールし、最後は宇佐見が完全に崩したところを本田が決めて6点での完勝でした。

 

先日日本が苦戦したカンボジアには1対0で勝っているそうですが、正直なところ、攻められる局面はほとんどなく、見ていて負ける気がまったくしない感じでした。

 

それが、チームの連携がとれてきたためか、相手の戦略の弱さなのかは分かりません。素人目には、シンガポールやカンボジアほど、守りに徹する意識が徹底されていなかったような印象は受けました。同時に、日本チームも、しゃにむに攻めただけのシンガ戦やカンボジア戦よりも連携がとれてきたように思います。

 

成熟というにはまだ早いと思いますが、ハリルホジッチ監督という刺激的な監督のもとで、最初チームが過剰反応したものが、だんだん免疫ができてなじんできたという感じでないでしょうか。

 

初戦のシンガ戦を考えると、何はともあれですが、課題もあります。森重以外は、2得点をあげた香川、岡崎、1得点の本田と、今までの主力選手です。それはそれで良いのですが、先発した原口元気も良い動きをしていましたし、後半、宇佐見、武藤、遠藤航と、若手選手の投入はありましたが、本当はこうした若手選手が結果を出していくことが、本番のW杯を見据える上では大事ですね。

 

とりあえず、格下シンガポールに引き分けスタートしたため、今は結果が必要ですが、これから戦う過程で、少しずつ新戦力を投入していってほしいですね。ガンバレ、ニッポン!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする