八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

大谷 & 高山 !

2015年09月28日 22時04分35秒 | プロ野球・高校野球

大きな谷に高い山って、何か象徴的な感じです。

 

大谷翔平、高卒3年目で15勝!

大谷翔平が高卒3年目で15勝をマークしました。ダルビッシュ有以来ということで、田中将大投手をも越えたということですね。マー君も1年目から勝ってはいましたが、3年目の時点での安定感や威圧感では、大谷翔平の方が上を行っていますね。

 

高卒でメジャー挑戦を表明していた大谷を日本ハムが強行指名して現在に至りますが、ここまで順調にきてさぞメジャーへの意欲が高まっていると思いきや、その逆で、高校の時よりもメジャーは少し遠くになっているそうです。

 

高校時代は自分の立ち位置を知らないが故に「メジャー」と気軽に言えたものが、日本プロ球界で順調にきているとはいえ、自分の立ち位置が分かるにつれ、「メジャー」がより現実に近づき、逆に距離感を感じているのだと思います。空想に近い「夢」から、現実の「目標」になりつつあるのでしょう。

 

期待された二刀流の方は、投手成績があがるにつれ、打撃の方は落ち着いてきましたね。これはこれで楽しみでしたが、自然な流れとして、どちらかに比重がかかってくるのは仕方がないですね。今や日本球界の「宝」ですが、脂が乗り切った時期に世界の最高峰で戦う「大きな谷」を見てみたいですね。

 

高山俊、48年前の記録に並ぶ!

2011年に甲子園で優勝した日大三高の5番高山俊(明大)が、先輩の高田繁(元巨人)の六大学最多安打記録に10本差まで迫っていると書きましたが(「東京六大学野球開幕!」「野球の秋!」)、立大戦3試合で7本打って3本差まで迫り、先週末の早大戦で1安打、2安打と打って、高田繁の記録に並びました。

 

記録は抜かれるためにあると言いますが、六大学野球90年の歴史で48年破られていなかった記録に追い付いたのです(そして、更新も確実です)。調子の波の少ない安定感とともに、4年間通して働けたという身体の丈夫さがカギでしょうね。

 

甲子園で優勝した時、エース吉永、4番吉永、主将で3番畔上、5番高山の4人は、プロにも行けると思いましたが、それぞれ早大、慶大、法大、明大へと進学しました。日大三高がその10年前に全国制覇し、プロに複数送り込みながら、多くが大成しなかったため、小倉監督が大学進学を勧めていてるという記事を目にしました。

 

結果的に、1年から活躍した吉永は故障でぱっとせず、畔上・横尾もそこそこ活躍しているもののプロレベルではありません。その中で、高山のみが、プロ候補として残っています。誰がどう見てもプロに行くべき選手は、最初からプロに行った方がいいと思います。大学や社会人という遠回りが、マイナスに働くことがあると思うからです。江川卓や斎藤佑樹は、その最たる例だと思います。その点、2011年の日大三高の優勝メンバーの場合は、大学野球というリトマス試験紙にかけたのは正解だったのかもしれませんね。

 

高山選手の記録更新と、さらなる野球選手としての成長を期待です。本当に血がつながっていなくて残念です

 

 

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