八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

そろそろ10年、20年になります…健康にまつわる話

2018年07月19日 23時23分35秒 | Jog&Walk,Health

禁煙10年 

最近はあまり意識することがなかったのですが、先日改正健康増進法が成立したニュースを見て、この9月で禁煙して10年になることを思い出しました(「禁煙のきっかけ」「卒煙、1周年記念!」)。

 

健康診断データ20年

そして、それより10年前の20年前から健康診断の結果をデータとして残しています。その頃から健康に気を遣っていたということではないのですが、当時人事部に所属していて事務局をした、年輩の社員向けの「ライププランセミナー」の健康の講義の中で、「健康診断の結果はあくまでもその時の結果に過ぎない。大事なのは、時系列で見ていくこと」という話があったため、「じゃあ記録に残しておくか」と単純に思っただけです。

 

コレステロールに注意?

当時は33歳で何となく始めただけでしたが、身体にいろいろ支障が出てくる50代になると、なかなか貴重なデータだと思います。で、ここでも何度も書いていますが、10年くらい前からずっとコレステロールがひっかかっています。しかし、自分なりにいろいろ調べた結果、気にしないことにしました( 「健康とは何だ?」 「コレステロールは大切だ!」「田中秀一著『「コレステロール常識」ウソ・ホント』」)。 

 

健康診断結果で、コレステロール関連項目が基準値から外れると機械的に「食事と運動不足に注意しましょう」というコメントが印字されてきますが、食事もそんなに大食いでもなければ、散ドラを退団するまでは運動しすぎというくらい運動していました。どう考えても納得が出来ません。それに「動脈硬化になるかたコレステロールが悪い」とは言われますが、それを納得できるように論理的に説明してくれる本は読んだことがありません。大抵は「コレステロールはこうして下げる」というようなハウツー本があるだけです。

 

一方、コレステロールが高いことは悪くないという本は何冊もあり、いずれも納得できるものです。

 

田中秀一(2005)『「コレステロール常識」ウソ・ホント』講談社

浜六郎(2006)『コレステロールに薬はいらない!』角川書店

浜崎智仁(2011)『コレステロール値が高いほうがずっと長生きできる』講談社

新見正則(2013)『長生きしたけりゃデブがいい』SBクリエイティブ

板倉弘重(2018)『ズボラでもラクラク!飲んでも食べても中性脂肪コレステロールがみるみる下がる』三笠書房

 

最後の著書は、コレステロールを下げた方がいいという立場の本ですが、それでも「高血圧、高血糖、メタボなどの危険因子がなければ、コレステロール値がある程度高くても問題ない」と言っています。その他の書籍にも書かれていますが、さまざまなデータをきちんと調べればそういう結論になるのだと思います。

 

それでも動脈硬化学会が頑なにコレステロール悪者説を主張するのは、商売あがったりになるからです。しかし、医者にかかるだけならまだしも、恐ろしいのは処方される薬です。私も健康診断結果で呼び出しを受け、産業医に問診された時にすぐさま薬を処方されそうになりました(「今年も健康診断で…」)。しかし、このスタチン剤と言われる薬は、確かにコレステロール値を下げるのですが、コレステロールを直接下げるのではなく、その前段階のメバロン酸という物質の生成を阻害するのだそうです。そして、このメバロン酸は免疫力に非常に重要な物質であるため、スタチン剤を処方されると、結果的にガンになる人が増える可能性があるということです。その他にも、うつ病が増えたりと、スタチン剤での治療にはマイナス面の影響が多々あります。対して、治療の大義名分である心疾患は欧米に比べて、日本はかなり低く、それを考えても、どちらを優先するかは明らかな気がします。

 

人に強制するつもりはありませんが、コレステロールが高いからすぐ薬を飲めと言われたら、ちょっと考えた方がいいと思います。

 

最近始めました!糖質制限!

そんなこんなは、これまで何度か書いてきたことですが、最近新たに始めたことがあります。以前読んだ本に関することですが、その時は特に実行しようとは思わなかったのですが、その続編が出ているのを見て、改めて読んでやってみようかと思った次第です。その本がこちらです。

 

夏井睦(2013)『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』光文社

夏井睦(2017)『炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】植物vsヒトの全人類史』光文社

 

そうです、始めたのは糖質制限です。最近は炭水化物ダイエットがブームですが、もちろん、私の場合はダイエット目的ではありません。もちろん、ダイエット効果もあるのですが、それ以外に以下のような効果をあげています。

 

・高血圧、高脂血症が治った。

・昼食後の昼寝をしなくなった。

・二日酔いしなくなった。

・朝の寝覚めが良くなった。

 

などです。そして、賛同して始めた人の中には、花粉症が軽くなった、肌や髪のつやが良くなった、なんて人もいました。

 

夕食のみ主食を抜くのが、「プチ糖質制限」、朝食と夕食の主食を抜くのが「スタンダード糖質制限」、三食とも主食を抜くのが「スーパー糖質制限」というのだそうです。私が始めたのは、スタンダード糖質制限ですが、昼も「ご飯少なめ」で頼んで、半分くらい残す感じなので、だいぶ糖質カットをしています。ビールもやめればいいのですが、それは出来ないので、糖質70%オフの発砲酒に替えました

 

主食を抜いただけだと、摂取する総エネルギーが減ってしまうので、抜いた分だけたんぱく質や脂質を増やさないといけませんが、それだけ注意すれば、何も問題なさそうだという納得感があります。

 

一つには、人間の祖先が誕生してから何万年も炭水化物(糖質)など食べずに暮らしていたのだから、炭水化物など要らないという単純な理由です。また、糖質を摂ると膵臓からインシュリンが出て糖質を分解することから、インシュリンは血糖を下げるホルモンと言われていますが、普通はバックアップするシステムがあるはずなのに、他に血糖を下げるホルモンはないため、血糖を下げるのは副産物だと言います(逆に血糖をあげるホルモンは、5種類あるそうです)。 つまり、古来人間は血糖不足になることはあり得ても、血糖過剰になることはあり得ず、そのように人間は設計されていないということです。

 

まだ10日間くらいなので、明らかにこう変わったと言えるようなことはありませんが、確かに寝覚めは良くなっているような実感があります。今後の進捗については、またご報告したいと思います。

 

ちなみに、前述した『コレステロール値が高いほうがずっと長生きできる』の著者は、この著書の中で、「低炭水化物食」についても推奨しています。これも私が納得する一つの材料ですね。

 


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