ようやく今朝は、台風一過のさわやかな陽気となりましたが、台風12号は何と長々と日本列島に雨を降らせたのかと思います。
東京は強風域の端っこの方なので、ずっと雨が降ったわけではありませんが、8月31日(水)から9月5日(月)くらいまで雨が降ったり止んだりしました。
この間、紀伊半島ではずっと猛烈な雨が降り続いたことになります。年間の雨量の2/3くらい(それでも東京の年間降水量以上)が降ったのですから、尋常じゃありません。河川の氾濫に始まり、地層深く抉って土砂崩れを起こす「深層崩壊」が起き、多くの家屋を飲みこみ、山深い谷間を埋めて「土砂ダム」となって、各地で集落を孤立化させています。
寸断された道路、浸水したり、流された家屋を見ていると、東北大震災の津波被害を思い起こさせます。大震災からもうすぐ半年ですが、同じ年の中でこうした大災害が襲うというのも、何とも不運な巡り合わせです。
今回大きな被害を受けた十津川村は、過去にも大きな災害に受け、多くの人々が北海道に渡り、新十津川村を作ったという歴史があります。貞観地震と東日本大震災ではありませんが、歴史は繰り返すものです。その繰り返す歴史に学び、同じ過ちを犯さないように備える知恵を出すことが必要ですね。
今日のジョグ
4.9km 26分55秒
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