夕刊に荒川博氏についての連載記事が掲載されていました。言わずと知れた王さんの恩師です。王さんとの関係は伝説的すぎて、どこまで本当かと思うほどですが、あの二人だからこそ成し遂げられたことなのでしょう。気まじめで生一本な王さんと、教えることが三度の飯よりも好きな情熱の人荒川博という巡り合わせが奇跡的な出会いだったのでしょう(王さんが中学2年の時に偶然出会い、早実への道筋をつけたことが既に奇跡です)。王さんが指導者となってから、将来性を見込んだ駒田に同じ指導をしようとして失敗したそうですが、そうそう奇跡的な出会いは転がってないということですね。
その荒川博氏ですが、79歳にしてまだまだ教える情熱は衰えず、「荒川博野球塾」を開き、弟子をとって指導しているそうです。本人談なので、どこまで本当か分かりませんが、柔らかいフォームで150kmを軽々と打つ小学4先生とか、早実の3、4番を楽々打てそうな中学3年生などがいるそうです。荒川氏は、教えて選手が出来ないと怒る指導者の気が知れないと言います。荒川氏は、3年間でプロの技をすべて教えるそうですが、出来るまで何万回でも言うそうです…!!まさに情熱の人です。
私は怒りはしませんが、何度か言って出来ないとだんだんこっちの方が弱気になってきます。こっちの考えを押しつけてはいけないんじゃないかと。もちろん、高校生の時から選手兼コートで、根っからの理論家の荒川氏とは比較する話ではないのですが、もっとも根本的な違いは、この情熱の違いなのだと思います。教える技術はもちろんプロの技ではありませんが、出来るようになるまで根気よく言い続けること、これは見習いたいと思いました。
今日のジョグ
体も、気持ちも重く、だらだらと義務的なジョグ。のらない時は休んだ方がいいとは言うものの、なかなかそれが出来ず。
5km 30分29秒
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