今日はなでしこジャパンの五輪予選4戦目でした。ちょうど仕事が終わるくらいに試合も終わるタイミングだったので、最後の20分くらい、PCの前に置いた携帯のワンセグで試合を盗み見していました。
皆さんご承知の通り、0対0から終了間際になでしこジャパンが先制し、あとは逃げ切るだけとなりましたが、なんと3分のロスタイムもあと1分となったところで、何と北朝鮮に得点を許してしまいました…。
結果は、引き分けです。勝ち負けなしの引き分けですから、両チームとも勝ち点1で、同じ状況ですが、終わった時は、日本チームは文字通り「肩を落とし」、北朝鮮は抱き合って喜んでいました。同じ結果にもかかわらず、見る方向が違うと、こうも違って見えるといういい例ですね。
なでしこジャパンは試合終了間際に先制し、勝ち点3をゲットしたと思っていたところ、勝ち点1になってしまい、心理的には「-2」です。対する北朝鮮は、勝ち点0を覚悟していたところ、勝ち点1を得て、心理的には「+1」です。同じ勝ち点1がこうも違って見えますし、選手たちに与えるダメージも違います。
その後、中国がオーストラリアに敗れたため、最終戦を待たずになでしこジャパンは五輪出場を決めましたが、本大会を前にいい教訓を得たと考えるべきでしょうね。つまり、最後まで気持ちを切らさず勝ち切ることや、心理的な得点ではなく、現実の得点を見られる冷静な態度などです。
いずれにせよ、五輪には世界チャンピオンとして臨むことになりますから、端から厳しい戦いを余儀なくされます。強豪の欧米チームはもちろんのこと、同じアジア人種でフィジカルに勝る北朝鮮、韓国も厳しいのは今大会を見てもよく分かります。細心の準備をして、大胆に戦ってほしいですね。
W杯では国民の多くが勇気をもらいました。そして、なでしこジャパンは国民栄誉賞をもらいました。しかし、そんなことを重荷に感じる必要はありません。彼女たちは、日本のために戦っているのではなく、自分たちのために戦っているのです。自分たちが後悔しない結果を出すために、しっかり準備をしてほしいですね。
今日のジョグ
5.2km 31分08秒
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