準決勝第一試合は、20対18でニュージーランドが辛勝しました。日本シリーズと同じ2点差ですが、PK一本でひっくり返る点差ですから、野球以上の僅差です。
しかし、こちらも点差以上の実力差があったように感じました。
南アフリカの得点がすべてPKなのに対し、ニュージーランドはトライが2つありました。
突破力、展開力があるニュージーランドに対して、南アフリカが身体をはった守備で防戦、攻めではゲインが少なくても愚直に連続攻撃を仕掛け、ニュージーランドの反則を誘い、PKを重ねました。
スクラムでも南アフリカが優位に立ちましたし、モールも効いていました。しかし、ラインアウトではたびたびニュージーランドにボールを奪われましたし、守備で一つでも大きなミスがあると、得点につながってしまうのが、このレベルの戦いです。
南アフリカが「大善戦」した印象でした。そして、その南アフリカに勝った日本もすごいですね。この日の南アフリカのディフェンスも良かったですが、身体の大きさを活かしたタックルというか抱え込むような感じで、低く入って踵をつかんで倒し、すぐに起き上がる日本のディフェンスの方がキレが良いと感じました。これはまさに日本の武器ですね。
正直なところ、ニュージーランドが大差をつけるのではないかと思っていました。大差がついたら、すぐに寝ようと思っていましたが、思いのほかの接戦で、最後まで見てしまいました。午前2時前に床につきましたが、なかなか寝付けず、眠いです。
今日の練習で、ケガをしないようにしないと!
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