高校の時に体育の授業でラグビーがあったりしたせいで、野球の次くらいにラグビーは好きな球技です(見るだけなら、野球と同じか、それ以上かもしれません)。とはいえ、実際にグランドで観戦する機会はほとんどなく、テレビ観戦がメインですが、それもよほどのビッグゲームでないと放映されません。
今日は、その数少ないビッグマッチの一つの早慶戦が開催されました。残念ながら、私は仕事で見られませんでしたが、慶應が10年ぶりに早稲田に勝利したそうです。この10年ほどは清宮氏などに率いられた早稲田の黄金時代でもあり、補強で劣る慶應は苦戦を強いられていましたが、久しぶりに一矢を報いたということですね。ニュースのわずかな映像しか見ていませんが、伝統の魂のタックルがさく裂していました。
しかし、それ以上に今年の対抗戦を面白くしているのは、強豪明治の復活です。重戦車と呼ばれるフォワードを伝統とする明治ですが、最近は低迷が続き、伝統の早明戦の時に少し存在感をアピールする程度の存在になりかけていました。
それが、今季は昨年王者の帝京と慶應を撃破し、ここまで6勝無敗です。早慶がそれぞれ5勝1敗なので、伝統の早明戦を明治が制すると、本当に久しぶりの対抗戦制覇となります。ここ数年は、明治の意地を見せるだけの早明戦になっていましたが、今年は本当に久しぶりの天王山となりそうです。
そして、この戦いの結果次第では、早慶明の3チームに優勝の可能性があるということで、やはり伝統の3校の実力が拮抗すると、面白くなりますね。対抗戦はクライマックスですが、その後は大学選手権が控えています。その後の社会人との対戦はやや力の差がありすぎますが、大学選手権までは、一粒で二度おいしいのが、大学ラグビーです。この辺は、プロ野球のクライマックスシリーズとはやや違うと思います。
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