今日の花は
ハマナス 花言葉
あなたの魅力にひかれます。美しい悲しみ、旅の楽しさ
ハマナスはバラ科の落葉低木。原産地は東アジアの温帯、亜熱帯。本州北部、北海道の海岸砂地に群生。季節は4~6月。花の色は、紅、紅紫、白。
とても良い匂いがします。爺の大好きな花です。
花が終わると実がなります。
***********
お勧めの本を紹介させていただきます。
素晴らしい本です。ぜひ購読されるといいですよ。
爺もこの本で学ばせていただいています。
****************
母と子の絆ーその出発点をさぐる
宮本健作著
中公新書=998
第12章 眠り、泣き、微笑む乳幼児156p~157より
通常の赤ちゃんの微笑みは生後1週で現れるが、口辺のみに限局し、目を閉じて浅い睡眠に入ったときに与えた音に対して見られる。
この場合、音刺激として、ガラガラのおもちゃ、母親の高い調子の声などがよいとされている。
第2週になると、微笑みは口元から顔全体に広がり、第3週では目を開いているとき、やさしく何度か話かけてやると微笑むことがある。
さらに第4週に入ると、赤ちゃんはお母さんの目をじっと見つめてにっこり笑うようになる(ウォルフ、1963)
この「母と子の見つめあい」(眼と眼の交わり)はeye to eye contactといって、とくに赤ちゃんが乳房に手を添えながら懸命におっぱいを飲んでいるときに顕著に見られる。
この瞬間は母子間の相互作用を深め、<母子の絆>を形成し、それを強めるうえで非常に意義深い。
このとき、赤ちゃんはまばたきもせず、見つめている持続時間はお母さんが驚くほど長いから、母親は目をそらさないでやさしいまなざしで子どもの目をじっと見つめることが大切である。
生後3ヶ月ごろになると乳児は人を見るとニコッとほほえむ。このとき母親は、子どもが笑った笑ったと単に喜ぶばかりでなく、必ず子どもの目を見てにっこり微笑み返していただきたい。このような微笑みのやりとりが母子間のすばらしいコミュニケーションとなり、知的発達にも役立つ。
このころの子どもは「自分が笑うと、母親も微笑み返してくれる。声を出せば、母親が自分の方を向いて、ことばをかけてくれる」ということを学習し、母親を「特定の人」と認識して好きになる。子どもはおもちゃを振り回して無心に遊んでいるときにも、ときどき母親の方をチラッと見て母親の様子をうかがうような行動を示すことがある。このとき、母親は子どもに関心を示してやること、愛称を呼びかけ(聴覚刺激)、近づいて顔の表情を見せる(視覚刺激)頭を撫でて頬ずりする(触覚刺激)など、何らかの応答を示すことが望ましい。たとえば、母親と視線が合ったりすると、子どもの四肢の動作が急に活発になって声をあげてよこぶことがある。上述のような母親のしぐさの一つ一つが子どもにとって報酬効果をもつので、子どもの脳と身体の成長発達にとって極めて重要である。」
としている多くのことがこの文章の中にあります。
************
皆さん、出来れば妊娠中に読まれることをお勧めします。
母子の絆の大切さをご理解いただけたでしょうか。