今日は考えさせていただくことの出来る深いコメントをいただきました。
ご本人の了解を得て紹介させていただきます。
下のコメントを読んで涙がでました。うれし涙です。
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私は実母から15年近く虐待を受け育ちました。
母親に褒められたくて笑ってほしくてずっと自分を押し殺し優等生を演じてきました。
でもそんな私を母親は大人に媚びを売るいやしい子どもだ 汚いと睨み付けました。
寒い日 父親が夜勤のときには裸で庭に放り出されふたつきゴミ箱の中で朝までいたこともありました。
それでも母親が好きで笑ってほしくて頑張りました。
母親の好きな花を摘んで渡せば踏まれ汚いと殴られ母の日にエプロンをプレゼントしたら
また物でつる気かとハサミで切られ投げつけられました。
次は 次こそは笑ってくれると期待してまた裏切られ…
そんな私が母親になれるのか 愛情を知らない私が我が子を愛せるのか不安でした。
ずっと迷いながらの子育てでしたが先日息子とスーパーに行ったとき松葉づえをついたおじいさんに出会いました。
息子は気になるようでじっと見ていたらおじいさんが触るかと言ってくれ息子は「これなあに?棒?」と聞いたら「松葉づえだよ。おじいさんは足が病気だからこれがないと歩けないんだ」と息子が「じゃあこれはおじいさんの足だね」と言い「松葉づえさん がんばってね」と松葉づえを撫で撫でし「おじいさん 気をつけてね まあくん(息子の名前)がもってあげる」とスーパーの袋を持ちました。
おじいさん 泣いていました 私に「じろじろ見たりからかう子どもも多いのに奥さんは優しい子どもに育てているね 知らない私にまで優しさをくれるこの子は天使だ 奥さんも優しく強い人なんだね」と言ってくれました。
私は母親でいいのか 息子にちゃんと愛情を与えているか ずっと不安でした。
ひげ爺さん、違うんですね。
私を救ってくれるのはいつも我が子。
息子には私も愛情をたくさんもらい人にもあげられる子どもです。
我が子が答えだと思いました。
まだ母乳を飲んでいますが飲みながら色々な話をしてくれます。
息子との大切な時間です。
おじいさんのことも「足が病気で可哀想だね でもまあくんがお医者さんになって足治してあげるんだ おじいさん困ってるもんね まあくん車屋さんはやめてお医者さんになるよ」と。
ひげ爺さん 子どもの成長ってこんなに嬉しいものなんですね 。
すごく幸せです
子どもはどんな母親でもいてくれたら嬉しいものです。
虐待する ひどい言葉しか言わない母親でもやはり大好きな母親にかわりはないのですよね。
裏切られ傷つけられ泣いてもやはり嫌いになれないのです。
大人になっても抱きしめてほしかった 褒めらたかった 痛かったよと思い憎んでも心からではなく反抗期の子どものように本音は母親が好きでたまらないんですよね。
事情を知っている友達は私ならそんな母親とは縁を切ると言いますが、母親は可哀想な寂しい人で母親なりにがんばっていたのだと子どもながらに感じていました。
小さくても子どもはわかっています。
母親が本当は私を抱きしめたくて 誉めたくて仕方ないのに、うまくできないことを腹立たしく思っていることを、影で泣く母親を私は何度も見ました。
私が叩かれたら母親は笑えるのかとも思いましたがそれは違うと今なら思います。
私のでよかったら 誰かの力になれるなら嬉しいです。
ずっとずっと悩んできました。
実母に虐待され義母とも疎遠な私は育児書に振り回されていました。
我が子には私みたいな思いはさせたくないと必死でした。
結果育児書に振り回され息子が育児書通りにいかないとイライラしました。
そんなときひげ爺さんのブログに出会いました。
母乳からはじまり育児書ではなく息子が答えをもっていることを知りました。
息子は私を母親にし私にたくさんの愛をくれます。
母ちゃん大好き 母ちゃんありがとうね 母ちゃんよくがんばってるね。
息子に褒められ感謝され褒められようやく私は母親と家族になれた気がしました。
これからも私のように悩む母親の味方でいてください。
うちの母親も子育て中ひげ爺さんに出会っていたら救われていただろうと残念でなりません。
母親は虐待をいまだに悔いています 私に謝りおまえには本当に悪いことをしたなと何度も言います。
母親もまた辛く苦しかったのだと同じ母親になりよくわかります。
虐待は母親も子どももずっと背負ったまま生きていかなくてはなりません。
私が許せても母親は自分を許せないのでしょう。
いつかひげ爺さんに会いに行きたいです。
息子とともに会えるのを楽しみにしています。
そして出来れば母親もいっしょに行けたらと思います。
長文になりましたがこれからもよろしくお願いします。
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ありがとうございます。
爺も勉強させていただきました。
今日のこのメッセージが皆さんに響きますよう願っています。