お母さん、お父さん、我が子を他の子と比べていませんか?
発育・発達の個人差は当然です。
子どもは、親のミニチュアではありません。
子どもは親に比べて、新陳代謝が活発で環境の変化を受けやすく、感染もしやすくなっています。
しかし、子どもは回復力がとても強いのが特長です。
「発育」身体の形態的な成長をいいます。
「発達」は機能面の成熟の過程をいいます。
発育も発達も個人差があります。
とかく親は、育児書や子育てマニュアルの平均値やまわりの子どもと比べて、不安になりがちです。
またそれを助長する自治体の一部の不勉強な保健師がいるのも事実です。
子どもの健やかで健康な発育と発達をしていくためには、親が不安を持たず温かく見守ることが大切です。
競争社会やマニュアルで育った親は、知らず知らずに「育児競争」になってしまいます。
完璧を求めても平均値を求めても、子ども一人一人によって違います。
親が完璧を求め過ぎて不安感をつのらせていたら、子ども不安になり、心豊かに成長出来せん。
他の子と比べて、成長や発達が早いか、遅いかを比べるよりも、その子のペースで、おおらかに温かく、長い目で、あせらず見守ってあげてください。
親の目で見て、感じて、心配になったら医師に相談してくださいね。