ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

猿の子育て

2013年10月15日 | 出産・育児
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爺が感動した猿の子育てです。
数年前の話しです。

この猿は先天性の両手両足の欠損のある猿でした。
?手足だけではなく、骨格にも異常がみられ、出産は無理だろうと言われていたそうです。
?しかし、無事に出産。?初めての赤ちゃんを上手に育てています。
?赤ちゃんは、母親にしがみ付く能力を持って生まれます。?だから、リボンちゃんが手を添えなくても大丈夫なのです。?ただし、それは赤ちゃんが健常であればです。
?母親にしがみつくことが出来なければ育ちません。?
猿は24時間抱かれているのです。?母子一体です。?抱くことが出来ないので小猿が抱きつくことが出来なければ、?生きて行くことができないのです。

手首から下が全くない状態です。
?このリボンが6月に出産して母猿となりました。?
万が一のトラブルに見舞われた時、自分で子どもをひっぱりだす手の指がないリボンにとって?出産は命がけだったということです。? ?普通母猿は生後1週間もすれば山からセンターへ降りてきて、地面に子猿を下すそうですが、?リボンは2週間しても大事そうに子猿を胸に抱き、自分から離そうとしません。?センターの方も「こんなに慈愛に満ちた母猿の姿を目にしたことはない」と語られていました。? ?一般に母猿は四つん這いで、子猿が母猿にしがみついて山から降りてきますが、?リボンは障害のある両手で、しっかりと子猿を落とさないように抱え込んで2足歩行で山から降りてきます。?両手首から下がないことで四つん這いになるとバランスが取りにくいくいことから、?母となったリボンなりに編み出した歩行方法なのだろうかと思うと目頭が熱くなりました。

猿の社会では、自分が出産した子猿以外は世話しないというルールがあるそうです。?母猿が育児放棄した子猿は、他の猿に歩み寄っても母乳はもらえず衰弱していきます。

借用した写真を撮影されたもっち~さんの温かく慈愛に満ちたブログをご紹介させていただきます。?とても素晴らしい視点で猿と人間の社会を見つめておられます。?皆さんの子育ての道標になります。?ぜひ見てください。?ひげ爺おすすめのブログです。?もっち~のお部屋
素晴らしいブログですぜひ見て下さい。?
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