(ドウダンツツジ)
子育て力?皆さんの中に「子育て力」は備わっていますか??
そのように問われると皆さん自信を持って「備わっている」と答えられますか??
多くの方が、即座に答えることが出来ないのではないでしょうか。
?人によって子育て力の尺度も様々です。
現在20代、30代の親には「子育て力」が低下しています。?
ややもすると「希薄」な方が多いのではないでしょうか。?
そのような方は「マニュアル」「育児書」「玉石混淆の情報」に頼った子育てをして悩みを深めているのです。?まさに「負の連鎖」です。
?今、ワークライフバランスなどと言っていますが、母が幼児を預けて就労することが「美化」されていますが、国や自治体は「預けられた子」の将来や次世代のことを真剣に考えているのでしょうか?爺は全く考えていないと思っています。
?国や自治体は無策です。
?保育所を作ればいいといっていますが、それは働かせて「納税」させるためです。
?生活が苦しくとも少なくとも2才までは「母」が育てて欲しい。?それが無理なら家庭的で少人数を預かる場を作って欲しい。
子育て力をアップするためには、親から養育されることが必要です。
?子は将来、親の子育てをなぞるのです。
?なぞり方を知らない、受け継いでいない親は、子育てマニュアルを参考にするしかないのです。
?そもそも子育ては千差万別、一人一人全く違います。?
その子にあったマニュアルはこの世にはないのです。?
子育て力を高めるためには、我が子の出すシグナルを感じ取り対処することです。
ちょっと陰謀論めいた話で恐縮ですが(^^;、ひと昔ウーマンリヴというのが話題になりましたね。
アメリカの某財団がお金を出してブームにしたという話ですが、ひとつはおっしゃる通り納税させるため、もう1つは早くから家庭(親)からひき離し、学校や教師によって「洗脳」するという意図だったそうです。陰謀論とはいえ、実際に起こっていることが現実なので、恐ろしい話です。
余談はおいといて。
ひげ爺様が何度もおっしゃっている「親の子育てをなぞる」について、ずっと色々と考えてました。自分が親から受けた子育てについて。。
私の親は団塊世代(ひげ爺様と同じ)です。いわゆる「スポック育児法」がもてはやされた時代です(ひげ爺様が最もご存知だと思いますが)。今の20、30代のママさんはその時代に「育てられた」世代のはずです。ミルクの方が栄養があると本気で信じられていました。多くのママさんは混合、あるいはミルクで育てられたと思います。さすがに新生児から別室で鍵をかけて寝かせるような極端な事は実践されてないにせよ、今よりも「放任」されて育ってきたのではないでしょうか?抱き癖がつくというのはまさに、今のママさんの義母or実母の口癖でしょう。
産院は別室が当たり前だったと思います。カンガルーケアなんて言葉も存在しませんでした。
核家族化が急速に進んだ時代・・今まで共同体で子育てしていたのが急に育児が母親一人の肩にのしかかってきた時代です。長い歴史で見ても戦後の核家族化の方が特殊な育児環境なのかもしれません。(そもそも昔は女性も畑仕事等「就労していた」方が一般的だったでしょうが)
そんな急激な環境の変化でとまどう母親たちという背景があったからこそスポック理論が誕生したのではないでしょうか?(単なる憶測です。ひげ爺様にお聞きしたいです)
そのような時代背景で育てられた人達が今現役ママさんなわけです。子育てをなぞると言われると困ってしまう人が多いのではないでしょうか?そして同じような核家族化社会の中で、同じ孤独な環境のまま、今度は180℃一転!「子育ては楽をしてはいけない」というプレッシャーに苦しむ人は多いです。自然分娩ができなかった、母乳が出なかった・・等がコンプレックスになり、それ以降の育児に自信をなくした友人が実際にいます。育児を楽しようとしている人より、自分に厳しくし過ぎて育児不安に陥っている人の方が深刻な気がします。
「○○しなければいけない」「○○してはいけない」・・そうじゃなくて自分の感性で(それが正しいとか間違っているとかに拘らず)、自信を持って育児すればいいと思います。
といっても、出産はちょうど一年前になりますが。
ひげ爺様の文章の中に、心に響く言葉もあり、また、そういうのが理想なのか~と一歩引いて感じる子育て論もあり(あくまで自分の感じ方ですが)、そういうのも含めてこちらのサイトを心の支えにしております。
一度感謝と感想のコメントを書きたいと思っておりました。
今回、風見鶏さんのコメントを拝見し、思わずキーを叩きました次第です。
理想のお産・・・
私は緊急の帝王切開でした。
一晩陣痛と付き合ったのですが、陣痛が強くなってから陣痛のたび、我が子の心拍が下がってしまったためです。
私も医療従事者なので必要な処置と頭でわかっていても、産後、我が子の無事な誕生の喜びの間に、ふと、普通分娩できなかった・・・と悲しくなることがありました。
陣痛の時は「いい陣痛だ、我が子のやってくる足音だ」と痛いながらも嬉しく感じたのに、結局、手術になってしまって。
でも、とあるところでこのような文章を目にしました。
「帝王切開で出産した人は、”良いお産”の代わりに子どもの命を守ったのだ」という文章です。
私はこの文章に救われました。
どうしても母乳が出なかったり、事情でミルクをあげなきゃいけなかったり早期に保育園に入れなくちゃいけなかったり・・・
本当は母乳をあげたい、本当はずっと一緒にいてあげたい、でもできないって方がいたら、
「自分の理想通りにはできなかった、でも代わりに我が子の命(や生活)を守ったのだ」と思って楽になってもらえたら良いなと思います。
このようなことを風見鶏さんもおっしゃりたいのかな、と感じました。
ひげ爺様のブログは、決して理想通りにできない母親を責めているのではないと思っています。
何が最良なのか、それを新米母たちに教えて下さっているのだと思います。
道標のようなものなのではないでしょうか。
ひげ爺様のおっしゃっていることと同じく、私もたくさん我が子を愛して、授かったことや一緒に過ごせることに感謝しながら子育てしていこうと思っています。
そして、自分を産んで育ててくれた母に対しても今まで以上に感謝の気持ちを持つようになりました。
なんだか場違いなコメントでしたら申し訳ありません。
これからも貴重なご意見ご指導楽しみにしています。
最初の美しい自然の花や景色の写真も大変楽しく拝見しています。
最後に、ひげ爺様、いつか私の住んでいる広島にもいらしてください。
お会いして、たくさんお話を聞きたいです。
nekoroboさんが私が書きたかった結論を書いてくださりうれしく思います。
>自分を産んで育ててくれた母に対しても今まで以上に感謝の気持ちを持つようになりました
子育て力ってこれがすべてではないでしょうか?
もちろん出産前から実母には感謝してましたが、実際に出産や育児を通じて、本当の意味で感謝と尊敬の気持ちを持っております。
前述のとおり、私達はひげ爺様の言われる理想の育児環境で育ったわけではありません。でも自分の親より受けた子育てを一切否定したくありません。その当時の価値観で精一杯育児に臨んでくれたわけですもんね。他のママさんも同じ気持ちだと思います。何故母乳で育ててくれなかった?何故産院で別室にした?自分の母にそんな気持ちを持つママさんはおそらくいないでしょう。自分の親に感謝の気持ちを持っていれば、それは愛情となって自分の子どもに伝わるはずです。
子育て力に関してですが、実践してこそ身につくものだと思います。昭和初期の頃10人も子どもを産んで育てた曾祖母世代の人であっても、第1子の時は新米ママ、今の私達よりひと周り若い新米ママであったと思います。そういう意味で産前教育を自治体やら産院に期待するより、育児を経験した先輩ママ(実際に育児をした女性という意味です。建前論やマニュアルでは通用しません)に生きた体験談を聞き、共有できる仲間を持つことが大切だと思います。
生んでくれた母に感謝する気持ちはとても大切ですね。
爺も生んでくれた母に感謝しています。
母が産んでくれたからこそ今日があるのです。
このような活動ができるのもこの世に生を受けたからです。
風見鶏さんの「「自分の親に感謝の気持ちを持っていれば・・・子どもに伝わる」その通りですね。nekoroboさん、お読みいただき感謝いたします。
皆さんのコメントを励みに書き続けていきます。
風見鶏さんのコメントの「自分の親に感謝の気持ちを持っていれば、それは愛情となって自分の子どもに伝わるはずです。」という言葉にはっとさせられました。
わたしは未だに親と良い関係を築けていません。親を愛したいけれど、反発してしまう、許せない、アダルトチルドレンというものかもしれません。
苦しいなかで育ててくれたのだから感謝しなくちゃ、と頭では思っても、親に対し「謝ってほしい」という責める気持ちが優先してしまいます。
まずは自分と親の関係を良くする、自分自身を変えて行くことが、子育てをするうえで大事になるのでしょうか。模索してみたいと思います。
なお、コメントとしてふさわしくない場合、掲載いただかなくても結構です。
自分を責めないですね。
親との関係の改善はとてもとても根気が要ることです。
自分を変えることはとても大切ですが、先ずわが子を慈しんでください。
無償の愛で包んであげてください。
それが一番近道かもしれません。
あなたと同じように親子の関係で苦しんでいる方がたくさんいます。
あなたで世代間連鎖を絶ちきりましょう。
焦らずゆっくりいきましょう。