ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

我が子の泣き声わかりますか

2015年02月24日 | 育児不安

赤ちゃんの泣き声を聞き分けられますか?

お母さんは、それぞれの成育環境の中で、赤ちゃんの泣き声を聞く訓練がされてきていました。

しかし、昨今の核家族化や少子化でその訓練が失われている。

それが、子育てを困難なものにしている。

 

昔の親は、敢えて「赤ちゃんの泣き声」を聞き分ける必要などなく、ごく自然に「赤ちゃんの欲求」「呼びかけに」反応していた。

ところが、最近は「泣き声がわからない」というお母さんの悩みをよく聞きます。

その度に、僕は、我が国の子育て環境の悪化を憂いてしまいます。

 

赤ちゃんは、「お腹がすいた」「眠たいよ」「お尻が気持ち悪い」「痛い」「遊んでよ」「こっちみて」などでサインを出してくれます。

 

最初はわからなくても自然に、聞き分けられるようになります。

しかし、個人差があります。

育った家族環境が大きく作用します。

 

乳幼児期に、保育園で保育された赤ちゃんは、親になったときに感じとる「力」が脆弱なように思います。

いくらサインを出してもかまってくれないなどで、感情を出しにくくなるなどの影響があるように思います。

また、我が身の保育園での辛い体験が甦り、育児不安に陥れます。

 

出来るだけ「保育園」に通園するのを遅らせてください。我が子の将来のために。

その意味で、保育園の増設には「絶対反対」です。

保育園に預けなくても子育て出来る環境を国は作るべきです。

そのための手当を増設するなどすれば可能です。

税金の使い方を間違っています。

 

大切な我が子の養育を「アウトソーシング」せずに自らの手で育ててあげてください。

親がそのことによって「育ち」ます。

僕は、子育てはなく「親育て」だと思っています。

子どもは、自らの内に「育つ力」を持っています。

親には「親として育つ力」が欠落しています。

我が子がそれを補ってくれるのです。子どもが親を一人前にしてくれます。

 

横道にそれてしまいました。

 子育ての「極意」は、泣き声を出す前に我が子の欲求を満たしてあげることである。

泣かす子育ては、本来は良くない。

 体から出てくるシグナルを見分けることが重要です。 

私は、赤ちゃんの出すサインを感じることは、上記に述べたようにとても重要だと思っています。

赤ちゃんの出す「欲求」をいち早く「感受」するためには、母子の間に心の絆ができあがることです。

そのためには「抱く」母子が「肌を触れあう」ことで培われます。

 手を我が子にあてることは「手当」です。

病気やけがを治すのは「手当」です。

我が子への「タッチ」「抱く」「肌の触れあい」は手当です。

皮膚は、第二の脳といわれています。


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2 コメント

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Unknown (haku)
2015-02-26 15:36:49
まさにですね。。。。
先日 ニホンザルの群れの中で二日間過ごして
今ここに書かれてることを 通説に感じました

群れの中にただただ 無言で 座っていると 小猿の出すサインや 鳴き方の違いに気がつかされます

人間も同じですね
返信する
hakuさん (ひげ爺)
2015-02-26 17:49:10
類人猿と同じですね。
会話がなくても赤ちゃんの欲求を理解して
子育てをしています。
マニュアルのない合いの子育てですね。
赤ちゃんは24時間、母親にしがみついています。
人間も同じようにしなければいけませんね。
返信する

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