ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

子に依存

2017年07月20日 | 子どもの成長

 

お母さんにべったりついて離れないという悩みの相談をよく受けます。

お母さんが優しく居心地がいいのです。いつも安心していることができます。

また、寂しくなればいつでも大好きなおっぱいをもらうことができます。

しかし、多くの場合に共通しているのは「親が子から離れない」のです。
親の態度を反映しています。鏡の裏表になっています。 

自分のことを棚に上げて「いつまでベタベタしてるの」「あっちにいって友達と遊んでおいで」などと、つき放すような態度をされたら、子どもをとまどわせ、不安にさることはないのではないでしょうか。

これではますます離れなくなり、親をイライラさせます。

 親から離れて遊べるようにしたいと思うならば、突放すような態度で無理にやらせようとすると必ず失敗します。

突き放すことをせずに、お母さんは心の「安全基地」だと認識できるようにすることが重要です。

 お母さんの声や姿が見える所で遊べるように見守ってあげてください。

興味を持つようなオモチャで、遊ばせてあげてください。

最初のうちは、少し遊んではすぐに戻ってきます。そして距離を少しづつ伸ばしていきます。

 子どもがそうした状態で遊びに興味が持てる様なら、お母さんから離れて遊べるようになってくることでしょう。

 遅い子では3歳くらいまでかかる子もいますが、じっくりと焦らず自ら離れることができるまで見守ってあげてください。

 必ず、巣立っていきます。個人差があります。
親が変われば子は変わります。 

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