
子どもの中には、先天的にハンディキャップを持って生まれてくる子がいます。
親は最初は自分を責めます。
特に母親は強く、強く責めます。
生んだ喜びどころではなく、ひたすら涙を流し。生んだ事を後悔します。
活動を通して多くのハンディキャップを授かった赤ちゃんとふれあっています。
いつも元気をもらいます。
赤ちゃんは、自分のハンディキャップをハンデとは思っていません。
小さく生まれた子はその子なりに。
病気の子もまたその子なりに。
体にハンディキャップを持った子はその子なりに。
それぞれが自分にあった成長をしていきます。
親にとって、最初の半年は、とても辛い時期です。
しかし、時間の経過と、いい支援者に、恵まれると霧が晴れるように、少しずつ前が見え、後悔から前向きになれます。
そこで重要なのは、ハンデは「特技」という考えに、至れるかどうかです。
親が親として自立できるかが重要です。
時として、家族や、医療従事者がその足を引っ張ります。
多くの場合、医師は自分の持っている狭い知識の中で判断しようとします。
子どもの心と体を中心に考えるのではなく医療の都合に合わさせようとします。
この世に、一人として同じハンデを、もったヒトはいません。
一人一人全く違います。
同じ症状でも一律にはいきません。
子どもの心を理解出来ない医師がいる。
これらの医師は、平均的な体に戻すことを、目的に医療行為を行います。
欠けていれば、他のもので補う。
それらには、医療ビジネスも根底にある。
その子の持てる能力を引き出そうとはしません。
自分の判断で赤ちゃんの心と体に傷をつけても、平気な顔をしています。
ハンデを克服するためには残った、違う機能を引き出すことが大切。
失われて生まれてきた子どもは、親や医師が偏見を持って見ず、子どもの克服する能力(生きていく力)も、
先天的に備わってきます。
子どもの能力を診ることができない。そのような医師にであったら・・・・・・。・・・そう思うと悲しくなります。
親は、いい医師かどうかを見る力が必要です。
情報を読み解く力が必要です。
医師の押しつけを鵜呑みにしてはいけません。
病院や医師が有名だから権威があるから、そんな理由で選んだらひどい目にあいます。
良心を持った施設や医師を選んでください。
大学での医学教育は病気を見るのではなく、ヒトを見る知識と能力を教えなければいけない。
器械や検査に頼った医療は間違っている。
医学教育の改革が必要である。
ハンデを持った子どもは親を強くします。
親を強くするためにその親に、遣わされて来たのだと思います。