ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

お産の問題 知事に要望書(続編)

2007年09月01日 | 周産期医療
小生は今回出した県知事への要望書は、医療者を責める物でも患者を責めるものでもありません。

医師が働き安い環境整備をしなければいけないこと、過酷な労働環境を改善して、やりがいのある働く場をつくるためには予算が必要であること、予算をつけなければ医師は来ない。

さらには、今回の患者のような行動を取らないためにも妊娠や子育ての教育が必要であること、そのために啓蒙活動をしてれるようにお願いしたのです。

魔女狩りで、マスコミを責めたり、医師や病院を責めたり患者を責めたり、なすり合いをしても全くの時間の浪費です。時間つぶしにはいいかもしれませんが。

全ての根元は国の医療施策にあるのだと思います。
国を変えなければ我が国の医療も医療消費者もかわりません。

今回の事件は彼女が問題点を明るみにしてくれたので、感謝をしています。

妊娠の兆候があれば受診し、お産に備える。これらの事を授業で教えなければなりませんね。
中学校、高校の男女に教えて行かなければならないと思っています。
それこそ「命」の授業です。

あの患者にも、きっとそれなりに理由があったのだと思います。
受診しなかった事を責めても仕方がありません。
多くの医師や市民、そしてマスコミが過剰に反応しているように思えてなりません。
マスコミも本質を見る力が低下しています。
いわば記者の能力が低下しているのです。
また彼らを非難しても仕方がありません。

病院を責めても医師を責めても意味がありません。救急隊員を責めても仕方がありません。
再発防止のために何をなすべきか皆が叡智を出し合うことこそ今すべきです。
匿名で言い合っても意味がありません。

失われた御霊が告げたかったことを考え行動して欲しいと願っています。

再発防止や医療の発展、国民の健康が護られるようにしましょう。

我が国の周産期医療の発展のために共に行動使用ではありませんか。
国を変えるのは国会議員や官僚ではありません。
私たち国民です。

小生は言うだけではなく、のみの一歩でも前に進めるため自分に出来ることをしています。
みんなで日本の医療を変えましょう。国を変えましょう。

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