ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

親の愛は無償の愛

2014年03月11日 | 親の自立
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赤ちゃんは、母親に抱かれ、思う存分に甘えることが必要です。
?母親に対する絶対的信頼感を構築します。
?母親が赤ちゃんの心の安全基地になると、次第、次第に親から離れていきます。
?その距離は、少しずつ延びて友達とも遊ぶことが出来るようになります。
?ともだちと遊んでいる間も、時々、母親を確認しています。
?不安になると母親の元(安全基地)に戻ります。
絶対的信頼感が構築されないと、子どもの心は不安定になります。

?近年の子どもが関係した悲しい出来事の背景にあるのは「母性に裏打ちされた信頼感」が育っていないからです。
?育たない背景には、親の育った養育環境が大きく影響します。?大切な時期に、親の愛を受けて育つことが大切です。

?今、必要とされているのは、「親を育て直す」ことではないでしょうか!!?育てられていない親、親になっていない親、そうならない施策を国は構築すべきです。?
親育てをおろそかにしてきた国や政治の「無策」が今日の悲惨な出来事を誘発しています。?ワークライフバランス、保育所待機児ゼロなどという愚策を煽るのではなく、?安心して産み育てることが可能な施策を、国や政治屋は考えなければいけない。

 子を産んでも、母になれない女性が増加し悲惨な子殺しをしています。
?犯人を責めるのではなく、そのようなことが起こりにくい国家を作らなければいけない。?
金銭的な豊かさではなく、 真に豊かな暮らしを実現することが必要です。
子どもは全て「神の子」である。?親が作ったものではない。?傲慢さを棄てて「愛」を持って生きよう。


人として生きて行く上で、一番大事なことは「愛」を持つことです。?養育される過程で「愛」をたくさん受けた子は「強く生きて行くことが出来ます。?
愛が不足して育った人は、困難を乗り越える力や自分を愛することが出来ません。?
他者を愛することも出来ません。
親は、わが子を「愛」で育んでください。?
「情」ではありません。?

愛があるからこそ「躾」も出来ます。?躾られていない子が、親になってもわが子に「躾」をするのは難しい。
?何故ならば「躾」が脳にインプットされていないからです。?
だからといって投げ出すのではなく、親自身がもう一度「躾」とは何かを考えてみてください。?

わが子の将来のために。?怒るのではなく、しつけをしてください。
子どもの成長に、必要なのは「愛」です。?他者を「寛容」することも「愛」です。
?子どもは「愛」で見守ってあげてください。?
子どもの行動の全てに「意味」があります。
?「噛みつく」投げる」「つきとばす」



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7 コメント

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初めてコメントさせて頂きます、MOMIJIと申します。 (MOMIJI)
2014-03-26 00:40:05
初めてコメントさせて頂きます、MOMIJIと申します。
こちらのブログを、私のブログで記事にして紹介させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
無農薬自然農法の野菜作りを紹介しているブログです。よろしければ、添付のURLをご覧くださいませ。
ひげ爺様が子育てについて書かれる内容が、野菜と土の声を聞きながらお世話をする自然農法と共通すると感じております。
唐突にこのようなお願いをして恐れ入りますが、ご検討頂けますと幸いです。
返信する
MOMOJIさんコメントありがとうございます。 (ひげ爺)
2014-03-26 08:12:14
MOMOJIさんコメントありがとうございます。
爺のブログの転載ありがとうございます。
野菜作りと子育て同じですね。
いい作り方をしたら野菜は腐らない。
人間もいい育ちをしたら悪人にはならない。

お互い人生を楽しみましょう。
返信する
こんにちは。11ヶ月の子のことで悩んでいてここに... (やま)
2014-03-29 14:20:34
こんにちは。11ヶ月の子のことで悩んでいてここにたどり着きました。
現在栄養不足と脱水で体重が減少してしまい入院中です。今までずっと母乳のみで来ていてミルクは拒否、離乳食は本人の気が向いた時に数口、水分も同じように気が向いたら白湯や麦茶を飲んでいました。おっぱい大好きなんだなと順調に体重も増えていたので本人がおっぱいよりも食事の方に興味を示すまで気長に待てばいいと、かかりつけの先生にも言ってもらえていたし、私もそう思っていました。
ですが年明けに私の第二子妊娠がわかり、妊娠の週数が進むにつれて母乳の分泌が減ってしまって明らかにお腹がすいてるだろうというほどになっても離乳食を気が向いた時にしか口にしない、食べても少量なのは変わらず。ここ2週間くらいは以前よりおしっこや便の回数も減ってしまってました。
親が食べているものに興味を示すことが多くなり、こども用の味付けは嫌がったのでとにかく食べてもらわないとと大人のから直接あげてみたり、あげる人を変えてみたり授乳から時間をあける、授乳の合間やあと等思い付く限りやってみましたがダメで10ヶ月検診で何も異常は無いけど体重だけが6ヶ月検診時より約1㎏減っていることがわかり保健センターへ栄養指導してもらうように言われて翌日保健センターへ。
そこで経緯を説明すると普通お腹がすけば食べるのにおかしい、栄養不足と水分不足で食べる気力がないのかもしれないから今から総合病院に行くようにと言われ、総合病院で保健センターで言われたのと同じように言われて、さらに発達の遅れが気になる(ズリバイ、ハイハイ掴まり立ちが出来ないのですが、検診うけたかかりつけでは問題ないとのことでした)点滴をしながら経過観察、他に異常がないかの検査入院と言われて一昨日から入院しました。
点滴で脱水はなくなったものの、場所見知り人見知りの不安からか入院してから全く食べず飲まず。唯一口にしたのは私が食べていたパン一口です。二口目以降は口をあけませんでした。先生や看護師さんはおかしいねー困ったねと言うだけで、病院の方で頼んでくれた?食べさせ方等を見てくれるという専門の人は週明けの月曜に来てくれるそうですがそれで食べてくれるようになるのか、月曜までこのまま食べないでいるのかと不安です。
私の親としての自覚が足りなかった為ここまでなってしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
お腹がすいたのに大好きなおっぱいはどんどん出なくなり食べたくない食事やミルクを飲むように言われて気持ちがついていってないんだなと目に見えてわかって。ですがこのまま食べてないとこどもの体が持ちませんし、どうにか方法はないものかとコメントさせていただきました。
長文、分かりにくい文章かもしれませんが何かアドバイス頂ければと思います。よろしくお願いします。
返信する
やまさん (ひげ爺)
2014-03-31 15:57:02
やまさん
渡辺眞史先生に回答をお願いしました。
************
大変心配なことと思います。
今までかかりつけの先生の言われたように急がず待っていたことは間違いではないと思います。
赤ちゃんの中には1才過ぎまでほとんど母乳だけしか飲まず、離乳食を食べてくれないこともあります。
母乳をあげているには早い妊娠がわかり、お母さんもとまどったのではないでしょうか。
母乳をあげることに迷いが出ると赤ちゃんは母乳にこだわるようになり、離乳食を食べてくれなくなることがあります。
 離乳食を食べさせなければという気持ちが赤ちゃんに影響を与えたことも考えられます。
お母さんの気持ちが焦ったり、心配の気持ちが強いと、赤ちゃんもお母さんと同じ気持ちになり、元気が無くなったり、食欲がなくなったりします。
 今は入院して心配だと思いますが、体重が増えない病的な原因がないかよく検査をしていただき、また経過を見てもらってください。
病的なものがなければ一つ安心できます。入院中の赤ちゃんはお母さんが頼りです。
お母さんがぴったり寄り添い、安心感を与えてください。
 「唯一口にしたのは私が食べていたパン一口」が赤ちゃんの気持ちだと思います。
お母さんと一緒だから安心という気持ちをもってもらうことで赤ちゃんの様子に変化が出ると思います。
かかりつけの先生は母乳育児に理解のある先生と思います。

退院後は小さなことでもよく相談しながら、お母さんが納得してゆっくりとした気持ちで赤ちゃんに向き合えるようにしてください。


妊娠しても母乳の出が悪くなることはなく、成分にも変わりはありません。
切迫流産・早産で治療が必要な場合を除いて、母乳を続けることができます。
ゆっくり抱っこをして話しかけながらもう一度おっぱいを飲ませてください。
その上で離乳食を食べるように働きかけをします。
 食べてくれないからといって食べさせなくて良いのではなく、少しずつ食べるように働きかけをします。
お母さんが食べているものと同じ物から、子どもが食べられるようにしてあげるます。味は同じで薄めたりはしません。
 お母さんたちが食べているときに一緒に食べると食べてくれることが多くなります。

お父さんが膝の上に抱っこをし、食べている中から自分の箸でとってあげると食べてくれることがあります。
1回でいっぱい食べさせるのではなく、少しずついろいろあげるようにします。
間もなく1才ですから遊び食いも必要です。手づかみで食べ物をとり口に入れる練習をします。
 はじめはほとんど食べないで投げたりしますが、赤ちゃんの発達に大切なことですから我慢して見守ります。ほとんど食べなくても問題ありません。
 母乳は続けても良いですが、場合によっては吸い口のついたコップでミルクを与えても良いと思います。
今まで十分母乳育児を続けてきましたから、今の状況を考えると必ずしも母乳にこだわる必要は無く、上手にミルクに手助けをしてもらうことも良いと思います。
 もし母乳を止めなければいけないときには、その理由を赤ちゃんに繰り返し話しかけてください。
 赤ちゃんはお母さんの目を通してお母さんの気持ちを理解してくれます。第2子の赤ちゃんが生まれたら、我慢してくれたご褒美にまたおっぱいを飲ませてあげてください。
渡辺眞史先生 山形県立中央病院小児科 
************
気持ちを楽にして楽しく子育てと妊娠生活を過ごしてくださいね。
ひげ爺
返信する
やまさん (きりん)
2014-04-03 23:21:47
やまさん
数年前の私ととてもよく似ていて思わずコメントしました.
同じ頃に離乳食は全く食べず(完全母乳),つかまり立ちもせず,そして第二子の妊娠がわかりました.無事に乗り越え,今があります.陰ながら応援しています.
返信する
初めてコメントさせていただきます。 (ビールズ)
2014-04-06 02:44:28
初めてコメントさせていただきます。
妊娠中から、悩んだり、迷ったときにはいつも覗かせてもらい、心の支えとさせてもらっています。

現在、二歳になった長男と四ヶ月になる長女がおります。
長男は母乳で育てたいと思い、八ヶ月まで完母でした。離乳食が進むにつれ母乳の量は少なくなりましたが長男がおっぱいを欲しがったのもあり、いつでも与えてきました。
長女を妊娠した時も、爺のブログを見ていたので、安心しておっぱいを欲しがるだけ触れさせてきました。
長女を産んだ後も、二人に与えたい??と決めていたのに…
長女の出産のため、5日の入院中の間、初めての長男と離れて過ごし、長男も初めておっぱいと離れて過ごしました、それがきっかけでおっぱいがなくても寝られるようになりました。
日中は、長女が離れた隙におっぱいを欲しがったので、与えていたのですが、頻回に欲しがることと、育児の疲れからくるイライラと寝不足など…苦痛に耐えられず、イライラして長男に八つ当たりする前に、と私の身勝手な都合から、夜に我慢できるなら…と昼間も、「おっぱい終わったね」と言いきかせ、無理矢理おっぱいを我慢させてしまいました。
それがいけなかったのか、長女が産まれたときからヤキモチや長女に対して手を挙げたりします。
現在は、長女におっぱいをやっていても、「ひなこ、お腹ペコペコだねえ」と言ったりしますが、隙があれば、長女を叩いたりするのは変わりません。遊びの最中に家族の顔を叩いたり、興奮した時に噛み付いたりします。
二歳児特有の時期なのかなぁと思ったりしましたが、長女に痣が残るほどのちからのため、病院を受診した際に、医師から、愛情が足りておらず、長男のストレスからくる反動ではないか?と言われてしまいました。長女が産まれてから、なるべく長男を優先してきたつもりですが、おっぱいのことは長男の心の傷となりストレスを与えてしまったと今さら後悔しています。
長女を守りつつ、なるべく長男に目を向けていますが、その後も長女に対して、家族に対しても手を挙げる事はやめません。その都度、口で言い聞かせてはいますが、変わりません。
さらには、お友達にも手を挙げるようになりました。
どうしたら、長男のストレスを減らしてあげることができるのでしょうか。
爺にお叱りを受けることを承知でコメントさせていただきました。
ご指導ください。よろしくお願い致します。
返信する
ビールズさんコメントありがとうございます。 (ひげ爺)
2014-04-06 22:46:51
ビールズさんコメントありがとうございます。
何処までお答えできるかいささか自信がありません。
お兄ちゃんが2歳とのこと大変ですね。
「魔の2歳」ですね。
いろいろことを覚えて心が成長する時期です。
ある意味では言い成長をしているのではないでしょうか。
お兄ちゃんの母乳のことを悔いても仕方がありません。
老い兄ちゃんの心に傷を与えてしまったことを悔いているなら
長男を優先してあげてください。
今の時期にタップリの「愛」をあ建ててあげてください。
お兄ちゃんの心を治す薬は「愛」です。
スキンシップやハグをたくさんしてあげてください。
しばらくの間は暴力が続くかもしれません。
暴力をふるいそうになったら「ハグ」してあげてください。
やさしく「抱きしめ」てあげてください。
「愛」に飢えているのです。
あなたは平等に、お子さんを愛しているように思っているかもしれません。
しかし、お兄ちゃんへの愛が不足していると思います。
暴力をふるったときに「口で言い聞かせる」と言っていますが
それは「怒り」になっていませんか。
口よりも「ハグ」です。無言で抱いてあげればいいのです。
お兄ちゃんは「悪い」ことをしていることは理解しています。
その上であなたを困らせるためにやっているのです。
今、あなたがお兄ちゃんに「たっぷり」の愛をあげないと
大きくなってから問題行動を起こすことになる可能性が高い。
3歳までの「無常の愛」をたっぷり与えられたこ子はいい子に育ちます。
お兄ちゃんにストレスを与えているのは親です。
たくさんの愛を与えるしか方法はありません。
赤ちゃんは待ってくれますがお兄ちゃんは待てません。
何事もお兄ちゃんを優先してください。
無常の愛で包み込んでください。
あなたが変われば子どもは変わる。
あなたが変わるしかない。
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