ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

NHKのあきれた回答に怒り!!

2008年09月21日 | おしゃぶりの弊害
NHKから回答がきました。
その回答の無責任な対応と考え方にあきれるばかりです。
自分たちの正当性のみを主張するのみで、赤ちゃんの健康を全く顧みない回答です。
ますます怒りがこみ上げてきました。
* *************
特定非営利活動法人たまごママネット
理事長 新井一令 様
この度は、NHKの放送に関しまして貴重なご指摘をいただき、ありがとうございます。
以下「みんなのうた」の制作担当部署より、ご質問へ回答させていただきます。
◇ 「みんなのうた・べいびーろっく」について
「おしゃぶり」に関しまして、様々な議論、ご意見があることは認識しております。
今回ご指摘の「べいびーろっく」は、あくまで架空の設定ですが「早く一人立ちしたい」という赤ちゃんの気持ちをテーマにしたものです。母子健康手帳の文言にも「おしゃぶりは早めに卒業しましょう」とありますが、今回の作品でも、主人公の赤ちゃんが「成長途上」にあり、「やがて卒業するもの」ということを表現する要素として「おしゃぶり」「おむつ」「トイレ」などが登場しています。また特に「おしゃぶりの長期使用」を想起させる表現はない、という点を鑑み、総合的に「作品の映像表現、キャラクターデザインの一つの要素」として許容されると判断いたしました。

厚生労働省の児童家庭局母子保健課によりますと、ご指摘の母子健康手帳の改正はあくまで、おしゃぶりの「長期使用への注意喚起」であり。「使用の禁止」を示唆するものではない、とのことでした。
その理由として、母子健康手帳の改正を検討する際、医療関係者から様々な意見の中に「おしゃぶり使用は赤ちゃんの情緒の安定につながる」「赤ちゃんがよく眠れる」という効果に関する報告があったことをあげています。
また専門の研究機関からも「この件は長年にわたって様々な議論、研究がされており結論は出ていない。今回の母子健康手帳も長期使用に関しての注意喚起であるので、現時点で「おしゃぶり」の使用自体を中止する必要はなく、必要に応じて医師に相談すれば良い」との見解が示されています。以上の理由により、今後も予定通り、放送を実施する所存でございます。

今回は貴重なご指摘をいただき、誠にありがとうございました。
今後も放送における表現に関しましては、慎重に検討を行い、最新の注意を払っていく所存でございます。
  平成20年9月17日
 NHKみんなのうた
     **************
全くもって身勝手で自己の正当性を主張する欺瞞に満ちた回答である。
おしゃぶりのデメリットについて全く触れていないことに驚くばかりである。

「べいびーろっく」は、あくまで架空の設定ですが「早く一人立ちしたい」という赤ちゃんの気持ちをテーマにしたものです。」赤ちゃんが早く独り立ちしたいと、本気で思っているのだろうか?そうだとしたらこのキャラクター

「主人公の赤ちゃんが「成長途上」にあり、「やがて卒業するもの」ということを表現する要素として「おしゃぶり」「おむつ」「トイレ」などが登場しています。」赤ちゃんが成長途上でありやがて「卒業するもの」とあるが何を卒業するのだろうか???

再度その見解を質します。

それにしても、安易な回答である。
次の質問状では、デメリットやテーマについて突っ込んだ再質問をします。
こうご期待。
MBSの方がまだましだ。放送本数を減らしたようである。

安易なおしゃぶりの使用は、赤ちゃんの時から依存症を誘発することになり、月齢が上がってくると、外すときに本当に苦労します。
泣くのは「親子」です。それを助長するNHKは赦せない



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは、たまごママネットからやってきました。 (Unknown)
2008-09-21 04:41:49
こんにちは、たまごママネットからやってきました。
もうすぐドイツの助産院で出産する予定です。
新井さんのこのブログもときどき読んでいますよ。


昨日、助産院で新生児の扱い方教室(これから初めて赤ちゃんに接するどきどきの妊婦とそのパートナーのためのセミナー)に参加しました。


オムツのこと、母乳のこと、抱っこの仕方など、いろいろ教えてもらえました。


それから必要なベビー用品と、絶対に買う必要のないベビー用品についても。(オイル、パウダー、使い捨てお尻拭き、哺乳瓶用の保温器などなど)


こちらの布オムツはいろんなバリエーションがあって面白いですよ。私はコットンニットでできたフンドシ型のものを毛糸のパンツみたいなカバーと組み合わせて使う予定です。


毛糸のカバーには羊毛の脂肪がついているので、おしっこがついても鹸化反応が起きて臭くなりません。羊毛の脂肪の効果がなくなるまでは、ウンチがつかないかぎり、洗わなくてもいいのです。もし洗ったら、再び羊毛の脂肪をつけるそうです。究極のエコだなあと思いました。潔癖症のお母さんだと、抵抗があるかもしれませんね。


ちなみに赤ちゃんの肌着も、ウール素材(もしくはウールとシルクの混紡)のものだと、二週間は洗わなくていいそうです。一サイズにつき一枚か二枚で充分だと言われました。


更に、ドイツでは産湯の習慣がなくなって、へその緒が乾くまでは、赤ちゃんをお風呂に入れないのだとか。(へその緒は消毒せずに、自然乾燥させます) 赤ちゃんが羊水から肌を守るために皮膚の表面につけていた脂肪を取らないほうがいいそうです。その後もお風呂も週一回で、石鹸やシャンプーは使わずに、水だけで洗います。


ところで、新井さんがおすすめしているストリングス、日本では自分で好きな布を買って作るのが流行っているみたいですね。


ドイツでは5メートル程の長さの布で巻くのが主流です。巻き方は月齢によっていろいろあり、おんぶすることもできます。


ところで、素材に使っている布ですが、ちょっと特殊な織り方をしてあります。普通の布は縦、横、バイアス方向の順に伸びやすくなっていますが、これだと赤ちゃんを抱いたときに変な方向に布が伸びて股関節や背骨によくないそうです。だからちゃんとした布を使わないといけないと、以前、お店の人に言われたのですが、昨日のセミナーでも助産婦さんが同じことを言われました。


実際に布を見せてもらいましたが、折り目が斜めに走ったような(ジーンズみたいな綾織ではないです)、不思議な織り方でした。


巻き布は股関節の形をきちんとサポートするし、母親との密着度もあるので、生後6ヶ月くらいまでの赤ちゃんには理想的だそうです。


ベービービョーンというメーカーの抱っこ紐は、生後すぐに使えることを売りにしていますが、赤ちゃんにどんな姿勢をとらせたらいいのかを知らないと、知らないうちに危険な抱き方をしてしまう恐れがあるので、あまりおすすめできないそうです。


これは、日本で人気の(?)ストリングスにも当てはまるんじゃないかなあ、と思いました。特に手作りのストリングスなんて、布が変な方向に伸びて、新生児には危ないのではないでしょうか?


あと、新井さんも股関節のことを書いておられますが、ちゃんとした巻き方の指導をしてあげた方がいいのではないでしょうか。


たまごママネットはまだ登録していませんが、何かあったときに日本のお医者さんにも質問できると思うと、とても心強いです。


私は母乳で育てたいので、母乳関係の相談は全て読ませていただきました。母方の遺伝だと母乳が出にくい体質かもしれないと心配していたのですが、なんとかなりそうだと、元気が出てきました。

昨日のセミナーの助産婦さんも、たまごママネットで相談にのっておられたお医者さんと同じようなことを言っておられました。授乳の前後に体重を計る必要はないそうです。


では、長くなりましたのでこの辺で切り上げます。


ドイツの助産院や出産制度に興味がおありでしたら、質問におこたえできますよ。


どうぞ、お元気で。
返信する
コメントありがとうございました。 (ひげ爺)
2008-09-21 11:03:58
コメントありがとうございました。
ドイツでいいお産をしてください。
応援しています。
スリングもいいですが、最近は我が国伝統のおんぶひもがいいのかなとも思っています。
家事などをするときには、前に抱っこすると危険だからです。
おんぶひもですと後ろですから家事をするのには便利です。

お書き頂きました。メーカーのホームページは削除させていただきました。
僕のブログでは、物品のメーカーの紹介はしません。

あしからずご了承ください。
返信する
おっと、失礼。 (Unknown)
2008-09-21 20:03:58
おっと、失礼。
特定のメーカーの宣伝のつもりじゃなかったのです。
いろんな抱き方を紹介しているので参考になるかなと思っただけです。


おんぶひもって、おんぶにしか使えないんですよね?
布だったら一枚で、おんぶにも、抱っこにも使えるので、私は布にするであろうと思います。まわりに、実際に布を使っているお母さんたちがたくさんいるし、壕に入れば、ってやつです。


中南米やインドでは昔から布を使っているみたいです。ドイツで布が使われるのは、中南米のやり方を真似たのがはじまりだとか。


知り合いのインド人の妊婦さんは、だっこ布のみで過ごす予定で、ベビーカーは買わないそうです。抱っこやおんぶができないくらいに重くなったら、もう子どもは歩けるようになっているとか。インドではみんなそうやって子どもを育てるそうです。


日本も昔は、農作業をしながら一日中赤ちゃんを抱っこ、あるいはおんぶしていましたよね。赤ちゃんにとっては、一人で寝かされているより、ずっと母親の肌に密着していた方がよさそうですね。


ちなみにインド人の友達は自宅出産をする予定です。
私は病院のシステムが嫌いなので助産院にしましたが、陣痛に耐えながら移動することを考えたら、自宅もよさそうだなあと、まだ迷っているところです。


出産が近くなったら助産婦さんが自宅を見にきてくれるので、そのときにもういちど、どちらで出産するか相談して決めようと思います。


では、これから水泳に行ってきます。さようなら、お元気で。
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