
このところ「うちの子は手がかからない」とい声を耳にします。?
手のかからない子とはどういう子なのでしょうか。
?第一子で手のかからない子は少ないように思います。
新生児期に、人工乳などで3時間おきの機械的に栄養を与えられたり、泣いても手をかけてもらえない。
?授乳だけではなく、紙おむつは布のおむつより交換の回数が少なくなり、ミルクも母乳より回数が少なくなる。?赤ちゃんとのふれ合いが少なくなると、声をかけたりされることがなくなり、?いくら泣いてもお母さんが欲求を満たしてくれないと、赤ちゃんは次第に、自らの欲求をしなくなって行くことがあります。?
これが「手がかからない子」と言われます。
?手がかからないのではなく「手をかけてもらえない」のである。?
このようなお母さんは、「暗い顔」をしているのではないだろうか。
それが赤ちゃんにもわかり、赤ちゃんも暗くなるのである。
赤ちゃんが泣いたり、笑顔で笑ったり、喃語をしゃべるのは、お母さんへのサインです。
?赤ちゃんの欲求を満たしてあげることで、赤ちゃんの感情も育ちます。
テレビはベビーシッターではありません。?
お母さんの生の声が、赤ちゃんの心を安定させるのです。
?笑顔で赤ちゃんの瞳をみながら話しかけてあげてください。
?赤ちゃんは、あなたの瞳の中に映る「自分の姿」を観て安心します。
サイレントベビー(おとなしい赤ちゃん)は幼児期だけの問題だけにとどまりません。
?情緒が未成熟のまま育ちますと、他人とのコミュニケーションがとることができない子どもに育ちます。
?幼稚園などで集団と調和できなかったり、登園拒否になることがあります。
?成大人になってからも、自己中心的で問題行動を起こすようになります。
これは、親子にとって、家庭の悲劇的な状況につながっていきます。
その場だけではなく、子どもの将来を持て子育てをしてください。