相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

イチョウ並木が美しい「青梅街道」!!

2020-12-02 18:15:54 | 公園・庭園
「青梅街道」は新宿から青梅を経て甲府の東で甲州街道と合流する道で慶長11年(1606)江戸城修築の城壁用に武州多摩郡の上成木村・北小曽木村(現青梅市)産出の石灰を運ぶ道として「大久保石見守長安」により開かれたと伝わる。石灰搬送などの産業道路、御嶽山への参詣、甲州裏街道として旅人が行き交う街道であった。この青梅街道は内藤新宿の追分付近(新宿四丁目交差点)で甲州街道から分かれ中野、田無、小川、箱根ヶ崎、青梅、氷川、丹波、小原(山梨市)の各宿場を経て、甲府の東(酒折)で再び「甲州街道」に合流する。別称「甲州裏街道」とも呼ぶ。距離は約167km。阿佐ヶ谷南から練馬区貫井を結ぶ中杉通りは「杉並区役所」から「阿佐ヶ谷北」まではケヤキ並木で、区役所前の青梅街道沿いや荻窪の青梅街道沿いは「イチョウ並木」となっている。このイチョウ並木は途中、JR線路を跨ぐ天沼橋の中央から荻窪駅前を経て環八と交差する四面道交差点まで約1kはトウカエデ(唐楓)の並木が続く。中野区の鍋屋横丁交差点から練馬区と境を接する善福寺三丁目歩道橋迄の約6.5k続く。今まさしく真っ黄色に黄葉し、少し落葉し始めているが美しいイチョウ並木~銀杏並木~イチョウ回廊と化している。はるばる杉並へ足を運んだ甲斐があり素晴らしい光景と出逢った。おまけに「月」まで顔を出してくれた。(2011)
 
 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今川範高の祈願所「玉光山薬王院」の紅葉!!

2020-12-02 13:58:09 | 寺院
杉並区桃井2丁目に今川範高の祈願所である曹洞宗寺院「玉光山薬王院」はある。開創(伝)は元禄時代以前、開山は海光和尚。本尊は薬師如来像。当院は開山当初より今川氏の保護をうけ、元禄13年(1700)に今川範高から土地を寄進され、享保4年(1719)に至って今川氏の祈願所となった。次いで延享4年(1747)頃に今川氏の菩提寺「観泉寺」の末寺となった。明治維新の際に観泉寺に合併末寺となり以後同寺の境外仏堂とされた。新編武蔵風土記稿には江戸時代の薬王院について「地頭除七段、小名寺分にあり、玉光山と号す、前寺の末、客殿七間に四間半南向、本尊は坐像の薬師にて長さ八寸五分」と記されている。明治15年、境内の一隅に「不動明王」を祀った不動堂が設けられた。本尊は寄木造りの坐像で近在の人々は「お不動様」と呼ばれ篤き信仰を集めた。3年後、信徒により成田山成開講がつくられ、近年まで行者の道場として栄えていたといわれる。青梅街道、荻窪警察手前に鎮座、門を抜けると正面に「本堂」、手前に寛文9年(1669)念仏講中によって奉納された「地蔵菩薩」、寛政5年(1793)銘の「庚申塔」がある。境内は紅葉の絨毯が敷き詰められている。明治8年4月に薬師堂には桃園学校第二番分校がおかれ、杉並近代教育の歴史の一ヶ所として意義がある。(2011)
 
 
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京のオアシス「日比谷公園」の紅葉終焉美!!

2020-12-02 10:24:17 | 公園・庭園
東京都千代田区に幕末迄は松平肥前守などの屋敷地、明治時代に大日本帝国陸軍近衛師団練兵場となり、大正2年(1903)6月に都市公園として開園した日本初の洋風近代公園「日比谷公園」はある。東京を代表する「緑の拠点」、「東京のシンボル的公園」であり開園100年を迎えている。面積16.1万㎡の園内にはイチョウ、梅、楠、スズカケノキ、ハナミズキ、松、ユリノキ、ツワブキ モミジなど高木3100本、低木10100本の多くの樹木が植栽されている。施設として市政会館、「日比谷公会堂」、大小の「野外音楽堂」、日比谷図書文化館、緑と水の市民カレッジ、日比谷グリーンサロン、フェリーチェガーデン日比谷、テニスコート、児童遊園、「松本楼」などがある。また園内には第一花壇、第二花壇、かもめの広場、「鶴の噴水池」「心字池」、大噴水、「ハナミズキ林」、草地広場、「松本楼」傍の首かけイチョウと一年中鮮やかな四季折々の花で彩られビジネスマン&メン、来園者の憩いの場として人気の公園である。晩秋から初冬を思わせる園内はすべての木々たちによる紅葉の共演、競演で最も美しく華やかで幻想的な世界となっている。(2011)
 
 
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武蔵観音四十八霊場の「鶏足山養運寺」の紅葉!!

2020-12-02 09:39:00 | 寺院
町田市本町田に八王子極楽寺を本山とする浄土宗寺院「鶏足山養運寺」は鎮座している。永禄10年(1567)光蓮社伝譽上人が開創。本尊は阿弥陀如来である。町田駅の北方向、旧鎌倉街道に面した丘陵地にあり、石段を上った高台に重厚な造りの「山門」が構えられ、その先正面に新しい入り母屋造りの「本堂」がある。右に「庫裏」、境内には町田市の名木100選の「ムクロジの木」、傍に「鐘楼」、「六地蔵」がある。本堂左には武蔵観音四十八霊場の五番札所として観音菩薩を祀る「観音堂」がある。訪れた日は、特に鐘楼、参道周辺の紅葉も少し色褪せ落葉しはじめ冬の景色に変わろうとしている。(2011)
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする