相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

こんこんと湧き出る「座間の湧水」

2020-12-18 18:01:25 | 湧水
座間市内を南北に座間丘陵が走っていることから多くの「湧水点」がある。西に中津原段丘面、下に田名原段丘面、更にその西には相模川のつくる沖積低地が広がる。湧水は通常「崖下タイプ」「谷頭タイプ」に分けられるという。座間の湧水も中津原段丘崖線下より湧き出るもの、台地面の谷奥=谷頭より湧き出るものに大別される。市内には相模川湧水、「番神水湧水」、鈴鹿の泉湧水、「龍源院湧水」、心岩寺湧水、神井戸湧水、根下南湧水、大下湧水、いっぺい窪湧水、芹沢川護岸から湧き出す湧水、第三水源湧水、第三水源脇の湧水、目久尻川護岸から湧き出す湧水、入りの谷戸上湧水、谷戸山公園内の湧水と15か所も点在する。今日は番神水湧水と龍源院の湧水を辿った。「番神水公園」は入谷「円教寺」先の段丘下にある祠「番神堂」の裏手から今も夏季には660t、冬季には27tの水が湧き出している。「龍源院湧水」は境内の崖下より湧き出ており古代から飲料水や稲作・水車の動力源として使われていた。夏季には日量942t、冬季には225t湧き出ている。(2012)
 
  
 
 
 





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武相観音霊場31番札所の「聲音山観心寺」

2020-12-18 11:27:25 | 寺院
相模原市南区当麻に「遊行寺」を本山とする時宗(当麻派)寺院「聲音山観心寺」は鎮座してる。伝えによると康安年中(1361~1362)、南朝の北面の武士「遠藤兵衛尉景宗」が相模川で観音様菩薩像を得て一堂を建て安置したのが興りとされている。別伝では近くにある「無量光寺」で出家し1361(康安元)年に開山、また天正年中(1573~1592)に彼の子孫が当麻山より観心という僧を招いて侍僧としたことにれより「観心院」と言ったとある。本尊は正観世音菩薩。現在は無檀寺院で本寺の「無量光寺」が兼務している。相模原茅ヶ崎線(46号)の原当麻駅近くに鎮座し赤いトタン屋根の「本堂」が構えられている。境内には石碑、戦没者碑、九地蔵が建てられている。当寺は武相観音霊場の第三十一番札所である。御開帳は卯年の春とされる。(2012)
 
 
 
 
 





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「相模原麻溝公園」の「ロウバイ」をクローズアップ!!

2020-12-18 09:50:32 | 公園・庭園
12月師走らしい寒々とした真冬到来、日本海側は大雪となっている。相模原市南区麻溝に四季折々の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。この時季さすがに撮るべき花も少なく唯一「花の谷」の一角に数本植栽されている「ロウバイ」(素心蝋梅)が、まだ数百輪琥珀色の光沢のある花びらを輝かせるように大きく広げ、フルーティな甘い香りを漂わせ始めて3~4分咲きとなってきたいた。この「ロウバイ」は冬に咲くことから「ウィンター・スウィート」とも呼ばれる。見れば見るほど本当に蝋細工のような花は光沢を帯び琥珀色をしている。ただ花名に梅がついているが梅ではなくロウバイ科の落葉低木である。当園にも「淡い黄色」「濃い黄色」の二種類がある。甘い芳香のある黄色い花が下向きあるいは横向きに咲き、内側の花被片が暗紫色をして外側が黄色である。花弁は透明感があり蝋質を思わせる。花の少ないこの季節(蝋月=12月)に「ロウバイ」は本当に希少花である。(2012)
 
 
 
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