小田原市栄町、小田原駅直結東口にに新たな「暮らしにぎわい拠点」、「未来の宿場町 小田原づくり」創造のコンセプトのもとホテルや商業施設、公共施設などで構成される広域交流施設=大型複合ビル「ミナカ(minaka)小田原」が今月4日(金)に新たなオダワラの未来への発声のもとグランドオープンした。「みなか」は「真ん中(中心)」という意味の古語で、万葉集に日本一の霊峰・富士山を示す意味としても使われている。「未来の小田原で多くの人が出合い、行き交い、にぎわう中心(みなか)として愛されるように」の願いが込められている。また万葉集から引用されて「令和」の新時代の始まりに小田原の新時代の幕開けを象徴する施設への期待が込められて「ミナカ小田原」となった。「ミナカ小田原」の施設規模は敷地面積が約6千㎡、延床面積は3.2千㎡、店舗面積は1,3千㎡、階数は地上14階、地下1階のミナカ「タワー東棟」と地上4階建ての「木造棟」からなる公・民の複合施設。事業施工者は小田原市栄町に本社を置く「万葉倶楽部(株)」である。黒茶色に近い木造棟はまさしく「宿場町」をイメージした和風の造りとなっており今までの駅前の雰囲気ががらりと一変した。歴史ある小田原にふさわしい建物であり小田原の顔となった。1階が城下町市場、2階が小田原新城下町、金次郎広場、3階がFOODS STADIUM、小田原ちょうちん横丁、4階はミナカ小田原コンベンションホール。小田原地元のテナントがメインとして入居した。5階から9階は銀行、保育、病院、クリニック、労働基準局、ハローワーク。10階ら13階は「ホテル天成園」の客室、14階がレストラン「スカイダイニング」と「展望足湯庭園」である。江戸時代の雰囲気と新高層ビルの融合と調和で一気に小田原の名所と一つとなった。(2012)








