相模原市南区が南区の魅力発信の一環で毎年一回行われている南区をテーマとして撮影者自身がこれが南区のとっておきの一枚とした作品の募集が行われた。先月13日締切られ、事前の審査も終り今日(12/12)より相模大野プラザ市民ロビー2階において「南区第9回 私のイチ押し写真展」が初日を迎えた。募集テーマは余り知られていない「あなたのとっておきのスポット」、「区内の残したい街並み」、「四季折々の自然やイベント」などで撮影者がこれが「イチ押し写真」という一枚を応募するものである。相模太夫も2点を応募。会場へ入場すると地区別パーテーション毎にそれぞれパネルに入れられた「102 点」の応募写真が展示されていた。写真のジャンルは花、鳥、空、建物、人物が主であった。既に「イチ押し写真大賞」にはグリーンタワーとチューリップの構図が素晴らしい「花の谷」が決まっていた。その他に各地区(麻溝、新磯、大野中、大野南、相武台、相模台、東林)ごとの「優秀賞」も決まっていた。あとは来場者投票と昨年から始めたインスタグラム投票によって「いいね!」の数が最も多かった写真に賞が決まる。この写真展は12/23まで開催されるが、今年はコロナの問題もあり審査員の講評と各賞の表彰は中止となった。(2012)
相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。この時季さすがに花は少ないが花の谷では「ロウバイ」が開花し始め、花壇ではミニ箒草、コキアのような「カルーナ」が可愛らしい小ぶりの蕾を花茎にいっぱいつけ披露中である。この花はシベリア、ヨーロッパ、北アフリカに分布する常緑性低木。冷涼な気候を好む植物で6月~9月の夏咲きと12月~3月の冬咲きの2タイプがある。夏の暑さは苦手とし暖地や温暖地では冬咲き品種が多い。ミニ箒草のようでもあるが美しい花を咲かせることから観賞用として世界で広く栽培されている。欧州ではグランドカバーに植えられている定番の植物のようである。花期には茎の上部に総状花序を出し花径5㎜程度の小さな花を多数咲かせる。花弁のように見える部分は萼片で本来の花弁はガクの中にある。よく見ないとわからないところに魅力があるのだろう。花色はピンク、白、紫、複色もある。(2012)
昨年(2019)9月に惜しまれつゝ30年近い歴史に幕を下ろし閉店した「伊勢丹相模原店跡地」に何ができるのか気になっていた矢先、先月末に大手の野村不動産が45階建ての「タワーマンション(高層施設)」の建設を計画していることを相模原市が公表した。仮称は「相模大野4丁目計画」。その概要はは170mの「高層棟」(地下3階・地上45階)と15mの「低層棟」(地下3階・地上2階)の2棟から構成される。高層棟は大部分が共同住宅で一部商業施設、地域貢献施設となり、低層棟は商業施設、地域貢献施設(保育所を想定)、駐車場となる。尚、敷地面積は敷地面積約10,187㎡、新建物の延べ面積は約85,000㎡。現在、旧伊勢丹は工事用のブルーシートで覆われ取り壊し作業中で2021年11月に着工、2025年5月に竣工し入居開始予定である。完成の暁には相模原市内で一番高い建築物、建造物となる。5年後の完成・竣工が楽しみである。(2012)
現在取り壊し中
現在取り壊し中
小田原本町に旧小田原宿の鎮守「松原神社」は鎮座している。創建&勧請は近衛天皇久安元年(1145~1150)。祭神は日本武尊、素戔嗚命、宇迦之魂命。後北条氏の尊崇厚く社領1万石を拝領、天文年間(1532-1554)には山王原村松原の海中より出現した金佛「十一面観音」を本地仏として祀ったことから「鶴の森明神」、「松原大明神」と呼ばれ、江戸期には小田原19宿の代表格の「総鎮守」であった。明治2年神仏分離の際に「松原神社」と神号を改め、明治6年には足柄県の「県社」に列せられた。かつて東海道と甲州道が交差する交流の中心地に鎮座している。町名も当社の門前を表す「宮小路」といわれその通りのすぐ傍に「一の鳥居」、間には「神池」、右に「手水舎」、石段先右手に「吉兆の亀」がある。「二の鳥居」、「三の鳥居」の抜けた正面に美麗な「拝殿」がある。境内社として「住吉神社」、「 鹿島神社」、「手置神社」、「 稲荷神社」、「 八幡神社」がある。(2012)