相模原市南区麻溝にクレマチスやアジサイなど四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。今、花の谷の一画の花壇に匍匐性で地面を這うようにまるで金平糖の様なピンクや白色の1㎝ほどの小さな丸い花をびっしりと咲かせている。公園や個人のお庭や路地でよく見かける花で名前を調べていくと「ヒメツルソバ」(旧属名はポリゴナム)であることが分かった。この花はヒマラヤ原産でタデ科イヌタデ属(ペルシカリア属)の多年草でグランドカバーとしても人気がある花である。そもそも花名にソバが付くのはどうやら「ソバの花」によく似た小花を多く咲かせることか付けられたようである。葉は緑色でV字形の茶色い模様が入り秋になると紅葉してくれるなんとも可愛らしい花である。(2012)




