相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

極楽寺境内で早くも「秋の七草」の一つ「ハギ」の花が!!

2021-06-23 16:25:49 | 
鎌倉市極楽寺に江ノ電の駅名となった鎌倉唯一の真言律宗寺院「霊鷲山極楽寺」は鎮座している。創建は約760年前の正元元年(1259)。鎌倉時代に忍性が開基、執権北条重時が開山。本尊は釈迦如来。中世には子院49ヶ院を有する鎌倉有数の大寺院であった。当寺も本数はさほどないがアジサイが見頃を迎えている。「本堂」前の植え込みの一画に紫色で小ぶりの花びらが可愛らしい「萩=ハギ」が開花し始めていた。萩にはヤマハギ、ミヤギノハギ、ニシキハギ、メドハギとあるが当寺の萩は多分ミヤギノハギだと思われる。ハギはマメ科の植物で「蝶形花」という左右相称のなんとも可愛らしい花びらの形をしている。鑑賞を楽しむ秋の七草の一つで万葉集から選ばれた秋を代表する植物のひとつとなっている。「萩」の開花はだいたい7月に入ってからであるが今年は梅、桜、アジサイとすべての花の開花が早いようで萩も10日ほど早いようである。(2106)
 
 
 
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相模国の延喜式内社十三社の内の一社「深見神社」

2021-06-23 09:55:08 | 神社
大和市深見に延喜式内社で千五百年を超える由緒ある「深見神社」は鎮座する。江戸時代の「新編相模国風土記稿」には別名で「鹿島社(鹿島さま)」と記されている。また延長5年(927)の「延喜式神名帳」に「相模国の延喜式内社十三社」の内の一社(小社)と記載されている。創建は不詳であるが、総国風土記によれば雄略天皇22年(478年)の創祀と伝えられ1500年を超える由緒ある古社で朝廷をはじめ、歴代國司より奉幣の事が記してあり、更に醍醐天皇の御代に制定された延喜式神明帳に相模國十三座の社と定められ官社として扱われて國幣を奉られたとある。渋谷荘の鎌倉武士・渋谷重国、源頼朝、太田道灌、小田原北条家、武田信玄と名だたる武将らの信仰を集めた。主祭神は淤加美神(又は闇龗神)、武甕槌神、建御名方神。大和駅と瀬谷駅のほぼ中間の踏切を渡ると先ず「一の鳥居」が構えられ参道を進むと左手に神域が広がっている。市の指定重要文化財の社号標(石碑)に「相模国十三座之内深見神社」と刻まれている。正面に昭和16年(1941)に再建、神明造様式「本殿」がある。右に社務所がある。「本殿」左側に御倉稲荷神社、靖國社が祀られている。その横に樹齢4~500年、樹高43mの「なんじゃもんじゃの木」(ハルニレ)の御神木が聳えている。(2106)
 
 
 
 
 

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鎌倉極楽寺に縁結び&あじさいの寺「成就院」

2021-06-23 07:55:27 | 寺院
江ノ電「極楽寺駅」に降り立つと駅前の土手斜面は青い「アジサイ」が咲き乱れていた。極楽寺から極楽寺切り通しを進んだところに「縁結びの寺」「 あじさい寺」の真言宗寺院「成就院=普明山法立寺」は鎮座している。創建は承永元年(1219)。本尊は不動明王である。この地は弘法大師が100日間に亘って「極空蔵菩薩」を祀る修業地でもある。参道の108の石段の両サイドには「般若心経」の文字数と同じ262株の「あじさい」が植栽され鮮やかな青、白、赤、ピンク、水色と彩り豊かな「あじさい回廊」として「明月院」とともに鎌倉のあじさい名所に数えられていた。創建800年記念の参道改修工事が行われ今まで我々を楽しませてくれた「あじさい」は東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県南三陸町の「大雄寺」へ復興支援活動の一環として送ら一昨年出来上がった参道、本堂前にアジサイは以前ほどの本数はないが間隔を置いて再植栽された百本近いアジサイが蘇った。今年は如何と訪れると程よく見頃を迎えていた。(2106)
 
 
 
 
 


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