相模原南区麻溝台に四季の花で彩られる「相模原麻溝公園」は今、樹林広場やアスレチック広場や芝生広場側のアジサイ順路、アジサイが七変化の名の通り美しく咲き乱れクライマックスを迎えている。アナベルアジサイの脇役として「花の谷」の一角の花壇に数本であるがピンク、黄色、赤色、白色の「スカシユリ」(透百合かヘメロカリスとも思われる)が優雅な花びらをしとやかに広げ可憐な花姿を披露中である。「ユリ」にはヤマユリ、テッポウユリ、カノコユリ、スカシユリの4つの亜属がある。直立した茎に披針形の葉は互生につきやや肉厚でつやつやしている。花被片は6枚、花被片の付け根が細く、僅かに隙間が見えることからこの和名が付けられたようである。歩く姿はユリの花と女性の美しさに喩えられる。花言葉の「飾らぬ美」、「神秘的な美」、「元気」、「歓喜」などのようにどこか神秘的な花である。(2106)






