横浜市瀬谷に勝ち運の神様を祀る相州瀬谷「若宮八幡宮」は鎮座している。戦国時代の室町時代末期永禄年間(1558~69)当郷の岩崎丹後守が勧請創建。瀬谷村の条に「八幡宮」とあり諏訪社・日枝社・左馬社とともに旧瀬谷村の鎮守であったとされる。祭神は誉田別命。昭和42年に背後を通る東名高速道路の建設で瀬谷町8363番地から現在地に遷座した。瀬谷柏尾道路(401号線)東名高速道路脇のバス停「八幡神社前」と神社背後にある「上瀬谷公園」の傍に「相州瀬谷 若宮八幡宮」の「社号標」が建てられ「鳥居」を潜った境内の左奥に「社殿」、右に神楽殿らしき建物がある。鳥居額は「八幡社」、拝殿額は「八幡宮」、境内の表記には「若草八幡宮」と記されている。また境内には古墳時代の円墳、直刀と勾玉が出土した「八幡上古墳跡」がある。社殿左側には境内社(上瀬谷稲荷、金亀坊稲荷)が祀られている。春には桜が見事に咲き誇り花見で賑わう神社である。(2106)






