相模原市で「桜の名所」といえばかつて釣り堀池「フィッシングパーク」であった跡地が「県立相模原公園」の一部として「せせらぎの園地区」が開園した。当園は市内でも桜の種類もバラエティーに富み桜の女王と言われる「ソメイヨシノ」をトップとして、「神代曙」、「陽光」、「コマツオトメ」、「大島桜」、「紅しだれ」など約100本を超える多種の桜が植栽されている。まさしく桜のための公園のようである。春爛漫、葉桜になっている種もあるが、ほぼ全種の桜が満開となってそれぞれの美しさを主張しあっているかのようである。幻想的な文字通り「桜の花園」を創り出している。この桜景色も今週いっぱい持つかどうか、いよいよ今年の桜も見納め、フィナーレを迎えようとしている。(2203)



