相模原市南区下溝にある県立相模原公園の一部「せせらぎの園地区」で桜の撮影をしていると上空にすごいスピードで過ぎ去っていくが機体にかすかに「ATLA~」の文字が見える「軍用機」(かもしれない)が飛来してきた。するとしばらくしてもう一機、機体の後部に赤い「日の丸」らしきものが見える。主翼に2基ずつ計4基を搭載した4発機。もしかしたら日本の防衛関係(自衛隊)の「練習機」か「輸送機」或は「旅客機」かと思われる。海上自衛隊の哨戒機「P-1」にもにているが。軍用機には「戦闘機」、警戒機、輸送機、攻撃機、爆撃機、偵察機、支援機、練習機などがあるが、この分野には疎く知識の持ち合わせもなく残念ながら分らない。もしかしたらここから近い「厚木基地」から飛んできたのかもしれない。これも一期一会、チャンス到来とシャッターを押してみた。(2203)
海老名市国分北3丁目という小高い丘(高台)に自然を楽しむ公園として造られた風致公園「清水寺公園」はある。園内の広さは10000㎡超え。園内は桜の名所に相応しく約200本の桜が植栽されている。おりしも桜は満開は過ぎようとしているが公園全体が桜色に染まって美しい。当園の一画には室町時代創建、清水寺の本尊を祀る「龍峰寺」と海老名の鎮守「弥生神社」が鎮座している。当園の目玉はなんといっても最長全長75メートルの「ローラ―滑り台」が人気である。滑り台はローラーステンレス製の静音タイプで公園東側の高低差約18メートルの斜面を利用して造られている。龍峰寺の参道両サイドの「桜」が回廊を創っている。その満開の桜の間を滑り抜ける爽快感は他の公園では経験できないアトラクション(遊具)の一つとなっている。毎年「桜まつり」が開催されているが今年はコロナ感染拡大防止で中止された。高台にあることから海老名市街を見渡せる眺望の良さである。(2204)
相模原市南区新磯野に1600世帯というマンモス住宅(マンション)「相武台グリーンパーク」ができて既に40年が経過している。グリン―パク内中央には商店街、細長い公園の周りにはメタセコイア、梅、河津桜、「ソメイヨシノ」が四季を彩り地元では名所である。駐車場周りには大雨時の雨水を溜め込む「雨水池」がある。その「雨水池」の周りを囲むように30本ほどの「ソメイヨシノ」が植栽されている。雨水が干上がったと時半分はグランドとして、あと半分は池となり冬場に数羽の「カモ」、時には「シロサギ」、「アオサギ」が飛来してくる。いまピーク、クライマックス期を迎え、美しさを披露してくれているのが「ソメイヨシノ桜」である。池に向かって「ソメイヨシノ」の枝がしだれる様に咲くさまは、まるで「ミニ千鳥ヶ淵」のようでもある。(2203)
台東区上野(公園)に寛永8年(1631)に建立の天台宗「東叡山寛永寺」の伽藍の一つ「清水観音堂」が鎮座している。寛永2年(1625)天海大僧正が二代将軍「徳川秀忠公」寄進の上野の山に「平安京」と「比叡山」の関係に倣って開山した。「比叡山」が京都御所の鬼門を守るという思想を江戸にも導入し江戸城の鬼門の守りとした。そして比叡山や京都の有名寺院になぞらえた堂舎を次々と建立した中の一つが「清水観音堂」で「京都の清水寺」を見立てたお堂である。「清水観音堂」には京都の「清水寺」安置と同じ「千手観世音菩薩像」が奉納されている。初めは上野公園内の「擂鉢山」に清水寺と同じ舞台作りで建てられたが元禄初期に今の噴水広場の地に「寛永寺総本堂」の「根本中堂」建設により元禄7年(1694)に現在地に移築された。「上野の山」に現存する創建年時の明確な最古の建造物で国指定重要文化財に指定されている。観音堂の前境内に配された「月の松」は江戸時代の浮世絵師歌川広重の「名所江戸百景」において「上野清水堂不忍ノ池」、そして「上野山内月の松」として描かれおり皆が必ず「不忍池」方向を眺める名所となっている。(2203)