相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。今当園は桜も終わり代わってクレマチス、ネモフィラ、チューリップ,ハンカチノキ、藤の花が咲き始めている。ハンカチノキのそばに日本原産の「ヤブデマリ」の園芸品種である一本の「オオデマリ」(大手鞠)が植栽されている。大きく鞠のようにまとまってつくことから「オオデマリ」(大手鞠)と名づけられた。原種は花序の周辺にだけ装飾花をつけるが、品種改良によって花序の花すべてが装飾花となった。花期は「アジサイ」と同じ初夏であるが今年は幾分早いようである。「アジサイ」のような白い装飾花、ボール状に似た花を多数咲かせる。今はまだ咲き始めの段階でライムグリーンの花色で蕾も今にもはじけそうで少しだけ花らしくなってきた。これから徐々に白色に変化し「アナベル」のような花塊となってくれる。(2204)



