相模原市下溝に平成4年開催の「第9回全国都市緑化かながわフェア」後、四季を通じて花や緑の発信地として市民の憩いの場となっている「県立相模原公園」はある。当園は今、ハナミズキやチューリップ、ネモフィラが見頃を迎えている中、「ツツジ」も仲間に加わろうと園内の駐車場、芝生広場の前に散策路沿いに赤、白、ピンクが咲き始めている。まだ開花の初期段階でゴールデンウィーク前後には葉を覆い隠すほど美しく咲く満開を迎えそうな状況である。「ツツジ」はツツジ科 / ツツジ属の花木である。ツツジは公園や街路、個人のお家の庭木・生垣に重宝がられている。花の特徴として花弁には斑点状の模様は蜜標「ガイドマーク」で蜜を求める昆虫に蜜のありかを示している模様である。当園はポピュラーな種類のミヤマ、キリシマ、オオヤマがメインのようである。花名は連なって咲くツヅキ咲き、花の形の筒咲きが由来のようで見る人の足を引き止める花の美しさから漢名で「たたずむ」の意味の「躑躅」(てきちょく)という。ツツジの花言葉 は節度とか慎み。花色よって「愛の喜び」、「初恋」、「恋の喜び」の花言葉がある。(2204)



