相模原市下溝に四季の花の絶えない「県立相模原公園」のクスノキゲートを入った「みんなの花壇」奥の「芝生広場」から「イベント広場」側に瑠璃唐草の「ネモフィラ」がようやく咲き始めたようである。ただ昨年、一昨年よりはエリアが10分の1と狭くなっているのが残念である。「ネモフィラ」はムラサキ科のネモフィラ属の植物で、一本一本は本当に小さな愛らしい花であるが、満開となって咲き揃い密集するとまるで青い絨毯を敷き詰めたようでもあり、深海か宇宙を泳いでいるようでもある。美しすぎる幻想的な淡いブルーの花景、森の妖精たちが創り出す「ネモフィラの集合美」が少しずつ出来上がっている。(2204)



